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「Krush.147」3.25(土)後楽園 近藤魁成が7カ月ぶりの再起戦でヴィトー・トファネリと対戦「タフなトファネリ選手を倒して殻を破るところを見せる」

 2月3日(金)都内にて、3月25日(土)東京・後楽園ホール「Krush.147」のカード発表会見が行われた。

 近藤魁成が約7カぶりに復帰を果たし、ブラジルのヴィトー・トファネリとスーパー・ライト級ワンマッチで対戦することが決まった。

 昨年ウェルター級からスーパー・ライト級に階級を落とした魁成だが、8月のK-1福岡大会では元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人に敗北。今回はそれ以来の試合となる。対するトファネリは2020年からK-1・Krushに参戦。持ち前のタフさを活かしたファイトスタイルで野杁正明、林健太、佐々木大蔵、鈴木勇人といったトップ選手たちと鎬を削ってきた。

「トファネリ選手みたいな(タフな)選手って、僕が苦手だと思われていると思うので、そういうところの殻を破るところを見せるために、今回気合いが入っているので頑張ります」と意気込みを述べた魁成。苦手克服のためにもK-1での試合後はフィジカルとスタミナの強化に取り組んできたという。

 また、今大会では兄の拳成が約2年ぶりに復帰戦を行なうことも決定。2019年8月K-1大阪大会以来、2度目の兄弟揃い踏みが実現する。この大会では魁成が勝利して、拳成は負けてしまったが、「今回は2人で勝ちたいなと思っています」と、兄弟揃っての勝利を目指す。現在、スーパー・ライト級は第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメントを開催中で、4月28「Krush.148」で新王者が決まる。魁成もその状況は当然把握している。

「これに勝って、すぐ挑戦できるとは考えていない。当ててもらった相手を倒していって、挑戦者に相応しくなったら挑戦できると思うので、それに向けてここは勝たなきゃなと思っています」と、様々な負けられない理由を背負って、トファネリ戦のリングに立つ。
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