大会情報

  • 日程 2018年11月21日(水)
  • 会場 後楽園ホール
  • 観衆

    1600人

  • 開催日時概要

    17:00開場/17:10プレリミナリーファイト開始/18:00本戦開始

    大会概要

    対戦カード

    プレリミナリーファイト第1試合/Krushバンタム級/3分3R


    桑田 裕太 Kuwata Yuta

    プレリミナリーファイト第1試合/Krushバンタム級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        30:30/29:30/29:30
    • ×
    x

    藤田 和希 Fujita Kazuki

     1R、桑田がジャブから右ローで先制。その後も桑田は先手を取り、右ロー、右ミドルと放っていく。やや後手となるデビュー戦の藤田。左インロー、ジャブ、左フックと返す藤田だが、やはり桑田の手数が多く、右ローを藤田に蹴っていく。

     2Rも桑田がジャブとローで先手を取る。藤田もワンツーからローを繋いで前に出ていくが、桑田は退かずローを返す。パンチからローと、互いに堅実なスタイルを見せる両者。藤田はラウンド終盤、桑田のローの蹴り終わりに右ストレートをヒットする。

     3R、藤田は前に出てジャブ、右ストレート、フックをヒットさせる。しかし桑田も負けじと前に出て、パンチから繋いだローを当てる。藤田は前蹴りで距離を取り、右フックを振るうが桑田にかわされ当たらない。ラウンド中盤になると、桑田の右ローが効いてきて藤田は脚を気にし始める。しかし藤田も右スイングフックをヒット。桑田が右ハイを当てれば藤田はパンチを振るって前に出て試合終了となる。

     判定は30-30、30-29(藤田)、30-29(藤田)の2-0で藤田。僅差の勝負を制し、デビュー戦で勝利を飾った。

    プレリミナリーファイト第2試合/Krushライト級/3分3R


    佐野 純平 Sano Junpei

    プレリミナリーファイト第2試合/Krushライト級/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 1-1
        29:30/30:29/29:29
    • ×
    x

    塚本 拓真 Tsukamoto Takuma

     1R、184㎝と長身の塚本が右ロー、脚への右ヒザと放って先手を取る。なかなか間合いを詰められずにいた塚本だが左ジャブを当てる。塚本は右ロー主体の攻め。佐野も右ローを返し、右ストレートを振るってヒット。これに塚本も打ち下ろしの右ストレートを返し、両者パンチを当て合う。塚本はラウンド終盤も右ロー・右ヒザを佐野に集中し、動きを止める。だが佐野も右ストレートを当てて初回を終える。

     2R、塚本はリーチを活かしてボディへのヒザ、前蹴りをヒット。佐野も右ローを返すが、塚本は離れた距離と近距離を使い分け、離れた位置では左ミドル、近づくとヒザを突き上げる。佐野はこれに対し右ローで反撃を試み、次第に塚本に効かせていく。塚本も右ローを当てるが、佐野はこれを浴びても下がらない。

     3R、塚本は再びリーチを利したヒザと前蹴り。しかし佐野はこれで退かず、右ローを塚本に蹴り込む。接近してヒザを狙う塚本を佐野はジャブを当てて下がらせ、右ローを連係。塚本は脚が効いてきたか、佐野を下がらせられなくなる。しかしボディにヒザを突き上げ、これで佐野をストップする。ここで掴んでのヒザも放ってしまいレフェリーから注意を受ける塚本。佐野はヒザを恐れず近距離から右ショートフックを振るって試合を終える。

     判定は30-29(塚本)、29-28(佐野)、29-29で三者三様のドロー。決着つかずに終わった。

    プレリミナリーファイト第3試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R


    吉田 英司 Yoshida Eiji

    プレリミナリーファイト第3試合/Krushスーパー・ウェルター級/3分3R

    • ●
    • KO
      • 3R 1分51秒
    • ×
    x

    雄人 Taketo

     1R、雄人は前蹴り、左インロー、左ミドルと蹴りで先制して前に出る。186㎝と長身の吉田はジャブと右ストレートを返して応戦する。左インロー・右ローと脚から切り崩して接近せんとする雄人。吉田はジャブ・ストレートのパンチと右ロー。雄人はしかしこれに煩わされず、前蹴りをボディに入れ、右ローへと繋いでいく。

     2R、雄人は吉田のリーチあるジャブ・ストレートをかわし、右ローを当てる。吉田のパンチを被弾しても雄人はひるまず前に出て、左フックと右ストレートで襲う。距離を詰めんとする吉田だが、雄人は前蹴りでこれを押さえ、左インローもコツコツと当てる。接近はやや止められる吉田だが、ならばと雄人に右ローを当てる。

     3R、吉田はジャブ・ストレート・右アッパーとパンチのコンビネーションをヒット。雄人もこれに右クロスを返す。身長差を活かし前に出てくる吉田。ここで右ローを打ち込むと雄人は2Rからの蓄積でダウン。立ち上がる雄人だが吉田は逃さず、さらに右ローを追加して雄人を再度沈めてKOした。

    第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R


    ソルデティグレ・ヨースケ Sol-de-tigre Yosuke

    第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        29:30/28:30/28:30
    • ×
    x

    冨沢 貴人 Tomisawa Takahito

     10年前のKrush旗揚げ戦の第1試合を務めたヨースケが約8年ぶりに復帰。10周年記念大会でも第1試合を務め、冨沢を迎え撃った。1R、ヨースケは開始直後から右のパンチを伸ばして冨沢に向かっていく。最初は押されていた冨沢だが、右ストレート、右アッパーを繰り出し押し返す。ヨースケは左フック、右ストレートと放って圧力を掛ける。冨沢はこれにヒザ蹴りで応戦。しかしヨースケが右フックをヒットする。冨沢はジャブを突いてヨースケとの距離を保とうとする。だが、それを突き破りヨースケは距離を詰める。

     2Rもヨースケは変わらず前に出て圧力を掛ける。冨沢もこれを押し返して応戦する。ヨースケが前蹴りを飛ばし、その蹴り終わりに冨沢はジャブをヒット。バランスを崩したヨースケであったが、これをレフェリーにダウンと取られてしまう。しかし立ち上がったヨースケは、これで火がついたように反撃へ転じ、右クロス、右フックと冨沢に打ち込んでいく。右アッパーも繰り出すヨースケだが、冨沢もこれに退かず自分の距離を作ってジャブ、右アッパーと当て返す。右クロス、左フックも当てる冨沢。

     3R、このラウンドも前に出てくるヨースケ。冨沢はヨースケの動きに慣れてきたか、横に回って巧みにさばき、ヨースケにジャブを入れる。ヨースケをプッシングして下がらせ、ロープに追い込みジャブとボディへのヒザを入れる冨沢。前に出ようとするヨースケだが、冨沢に対し圧力を利かせられなくなっている。ヨースケの前進を横にかわし、逆にジャブ・ボディへのヒザで攻める冨沢。ラウンド最後はヨースケを下がらせて試合を終える。

     判定は30-29、30-28、30-28の3-0で冨沢。8年ぶりに復帰したヨースケを初参戦の冨沢が降した。

    ■試合後の冨沢貴人選手のコメント
    「(試合を振り返って?)本当疲れて。相手の選手は気持ちが強くて、何回もこっちが折れそうになりました(対戦相手の印象は?)やっぱり気持ちですね、絶対にあきらめない姿勢。そういう男らしいところを自分も学んでいかないとなって思いました。(今後の目標は?)とりあえず3分間、戦い切って疲れたのでスタミナをつけて。あと、攻撃にメリハリをつけて、武尊選手のように勝てる選手になりたいです。(ファンへメッセージを)Krushという舞台に立ててうれしいです。これからもがんばるので応援よろしくお願いします」

    第2試合/Krushクルーザー級/3分3R・延長1R


    植村 真弥 Uemura Shinya

    第2試合/Krushクルーザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 3-0
        10:9/10:9/10:9
    • ×
    x

    俊雄 Toshio

     前回ヘビー級で戦った両者がクルーザー級(90kg)に階級を落として激突した。1R、オーソドックスの植村に対し、俊雄はサウスポーで対峙する。上背で勝る俊雄は前に出てプレッシャーを掛けていくが、植村はこれに右ハイキック。蹴りを飛ばしてストップする。俊雄はインローを飛ばし、左ボディストレート、左ミドルと植村に打ち込む。左の攻撃を巧みに使い、植村は俊雄の進入を阻む。

     2R、ガードを高くして前に出る植村だが、俊雄は右ジャブを入れ、右に回って左ミドル、前蹴りを植村に入れる。リーチ差を活かし、うまく植村との距離を取っている俊雄。しかし植村は遮二無二前へ出ると、左右のフックをフルスイングして連続でヒット。俊雄は顔を紅潮させるが、これを耐えて倒れない。

     3R、距離を取って蹴りたい俊雄だが、植村はそれをさせじと接近して右アッパー、左フックに力をこめる。そして近い間合いから右フックを俊雄にヒット。俊雄はこれにダメージを受け後ずさりする。そして俊雄が打ち返してくると、植村はハイキックを放ち、さらにパンチで追撃。俊雄は鼻血が見られるが前に出てショートパンチの連打で迫る。だが植村はブロックとステップでかわしダメージを受けない。判定は30-28、29-29、29-29で植村に1票入るもドロー、延長戦に突入となる。

     延長R、植村は左右フックを振るい、開始から前に出る。そして右ハイをガードの上からでも打ち込み、さらに左右フックで俊雄を攻める。俊雄はガードで植村の攻撃を耐え、ラウンド中盤から反撃に転じようとするが、植村のガードに阻まれダメージを与えられない。俊雄はラウンド終盤左右パンチで打ち合いを挑むが、ここはパンチを得意とする植村が左右フックを駆使して優勢で終える。判定は3者10-9で植村。2年前の対戦では敗れた植村がリベンジを果たした。

    ■試合後の植村真弥選手のコメント
    「(試合を振り返って?)ホッとしました、勝ててよかったです。(対戦相手の印象は?)大きいから怖いですね、なんとか勝つことができました。(今後の目標は?)下の階級にいきます(笑)。(ファンにメッセージを)僕のファンになってほしいですね」

    第3試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    伊藤 健人 Ito Kento

    第3試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28:29/28:29/28:29
    • ×
    x

    般若HASHIMOTO Hannya Hashimoto

     Krush初参戦の般若。スーパー・フェザー級に階級を上げた伊藤が迎え撃った。1R、オーソドックスの伊藤に対し、「気持ちが武器」と語る般若はサウスポーで開始から前に出る。伊藤はこの勢いに飲まれず、前蹴り・右ミドル・右ローと蹴りを当てて試合のリズムを作る。しかしここで般若が左ストレートをヒット。これに虚を突かれたか、伊藤はダウンを喫する。立ち上がった伊藤に般若は試合を決めんと間合いを詰めて右フック・左ショートストレート、アッパーと放つ。だが伊藤はガードこそ堅固にして退くことなく、右ヒザを飛ばす。

     2R、伊藤は攻め方を変えず、右インローを放って当て、般若の進入をストップ。般若は左ローを飛ばすが、伊藤はカットし右ローを返してさらにヒット。般若を懐に入らせない。伊藤は右ローをインとアウトで打ち分け、さらにそこから右ミドル・右ストレートも当てる。じわりじわりと般若を追い詰めていく。しかし般若もボディから入って右フックを伊藤に当てる。

     3R、般若は開始から一気に間合いを詰めるとボディから顔面に左右のフックを回転させて伊藤を襲う。伊藤はこのパンチに追われて蹴りを放てない。左フックを受け足がヨロめく伊藤。だが距離の設定を戻すと再び右ミドルを放って般若に当てる。しかしさらに攻めようとすると、般若は右に回ってフックを振って反撃する。右ロー・右ミドルで攻める伊藤だが、般若は足が止まらずこの攻撃を正面で受けない。跳びヒザも放つ伊藤だが、クリーンヒットを上げられずに終了のゴングとなる。判定は29-28、29-28、29-28の3-0で般若。Krush初出場初白星を飾った。

    ■試合後の般若HASHIMOTO選手のコメント
    「(試合を振り返って?)タフで楽じゃない試合だと思ってました。ちょっとKOにこだわりたかったんですけどね。カウンターを狙ってたんですけど。とりあえず4連敗中だったんで、本当に引退しようかと思っていたので、サポートしてくれた人たちに感謝してます(対戦相手の印象は?)思ったとおりに強かったです。(今後の目標は?)Krushで幸先がいいので、いけるところまで突っ走ってやろうかなと思います。(ファンにメッセージを)応援が力になるので、これからもよろしくお願いいたします」

    第4試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R


    中野 滉太 Nakano Kota

    第4試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 0分44秒
    • ×
    x

    竹内 悠希 Takeuchi Yuki

     ともに前戦で敗れ、スーパー・ライト級に階級を上げて再出発する両者が激突。1R、ともにオーソドックスでジャブとミドルを出し合う。ここで中野はバックスピンキック。綺麗な弧を描くが、これは竹内がブロックしてダメージを見せない。中野はジャブを飛ばし再びバックスピンキック。これは竹内が当てさせないが、中野が右ストレートを当ててダウンを奪う。その後は互いにクリーンヒットは得られず1R終了となる。

     2R、左ボディフックをめり込ませた中野は、跳びヒザのように飛び込むとそこから左フックを振るって当てダウンを奪取。立ち上がった竹内に今度は右フックを強振し、なぎ倒すようにしてKOした。

    ■試合後の中野滉太選手のコメント
    「(試合を振り返って?)内容的には固かったと思うんですけど、倒すっていう有言実行ができたのでよかったです。(対戦相手の印象は?)蹴りが重かったのかなと思いますが、うまく対処できてよかったです(今後の目標は?)スーパー・ライト級(65kg)に階級上げて、一発目でKOできて通用するってことが証明できたかと思います。(ファンにメッセージを)これからも精進してがんばっていきます」

    第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R


    三輪 裕樹 Miwa Yuki

    第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 1R 2分10秒
    • ×
    x

    栗秋 祥梧 Kuriaki Shogo

     注目のKrush初参戦の栗秋を三輪が迎え撃った一戦。1R、三輪は鋭く速い右ローを浴びせていく。栗秋は前蹴りを放って入れ、三輪の出方を様子見する。栗秋は三輪の前蹴りをさばき、三輪の右ローをブロックし、左ボディ、右ストレート、跳びヒザと攻撃を返す。そして右ストレートから左フックを繋ぐとこれで三輪を打ち抜き、衝撃のKO勝ちを果たした。勝利した栗秋はトップロープに上り、武尊を彷彿させるバク宙を見せた。

    ■試合後の栗秋祥梧選手のコメント
    「(試合を振り返って?)無事にKOできたんですけど、作戦として狙ってた技じゃないので。まだまだ復習点があるので、もっともっと力をつけてがんばろうと思います(対戦相手の印象は?)計量のときに怖い顔してたんですけど。でも、試合していてパンチが当たるので問題ないなと思いました。(今後の目標は?)K-1とKrushを盛り上げたいという気持ちもあるんですけど、まずはレベルスを引っ張っていけるように。(ファンにメッセージを)まだまだ強くなって帰ってきますので、よろしくお願いします」

     第5試合後、第2代Krushスーパー・ライト級王者・寺崎直樹の引退セレモニーが行われた。テーマ曲に乗りスーツ姿で入場した寺崎はリングに入ると四方に礼。現役生活を支えた関係者から花束を贈られる。そして試合を繰り広げた戦友、チームメイト、家族からも花束を贈られた。寺崎の挨拶は以下の通り。

    「10周年という記念すべき大会に引退式の声を掛けて頂いた宮田プロデューサー、素敵なセレモニーを開いて関係者のみなさま感謝いたします。何を言うか考えていたんですけど、今日夢先生の授業をしてきて話すことを忘れてしまいました。なのですが、最後にこうしてリングの上からみなさんの顔を見られるのが最後かと思うと寂しい気持ちはあるんですけど、戦友リーグ戦で戦った仲間たちが今日集まってくれと言ったらみんな快くOKしてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。

     もともと2012年、印象深い試合がリーグ戦で、会社を辞めてリーグ戦一本でチャンピオン目標にしたんですけど結果5試合1回も勝てず、どん底まで行きました。辞めようと思ったんですけど、花たばをくれたスポンサー、ファンのみなさま、家族がいてくれたから前を向いて諦めずに戦って、チャンピオンになることができました。チャンピオンという夢を目標に戦って、その夢を果たせたのは僕の人生の宝です。

     ほんと感謝の気持ちでいっぱいなんですが、僕は39歳、ここでリングを折ります。ですが、まだまだ人生の折り返し地点、ここで培ったチャレンジする精神をもとに戦っていきたいと思いますので、陰ながらでも守って頂けたらと思います。

     今そこにいる武尊選手をはじめとしたすごい選手たちにメッセージはないんですけど、そこまで行けない選手たちに言いたいのは、僕は最後も負けて全然いい選手じゃなかったんですけど、負けたくない気持ちだけで戦ってチャンピオンになれたので、今日負けてしまった人でも諦めずずっと続けてほしいかなと思います。諦めずに続ければチャンスがいつか来るので、忘れずに続けていってほしいと思います。

     あとお客様に、最近選手がチケットをキャンセルされたっていうのが問題になっているので、選手たちは命を懸けて何かを感じてもらいたくて戦っているので、選手の気持ちになってキャンセルとかやめてほしいと思います。 

     寺崎直樹は今日をもって引退を宣言します。今まで温かく見守って頂きありがとうございました」

     そしてKrush10周年を記念し、KrushとK-1の両方でベルトを巻いた5選手がリングに上がり、挨拶を行った。

    卜部弘嵩
    「Krush10周年、おめでとうございます。今K-1のタイトルでいっぱいなんで、それが終わったらまたよろしくお願いします」

    野杁正明
    「Krushはデビュー2戦目から立たせてもらって、盛り上がっているし、僕の中で日本で一番熱いリングです。これから20周年、30周年と続くよう選手たちは頑張っていくので、これから先も会場に足を運んで選手と一緒に盛り上げてください」

    久保優太
    「ほんとにKrushには感謝しかなくて、普段僕はお騒がせしまくってる男なんですけど、それでも出させてもらっているので、感謝しかないというか、他の団体だったら3回ぐらい首になってるかなって感じです。旧K-1が無くなって、リングが無くなってしまった時もKrushuでたくさん試合をさせてもらって感謝しかりません。これからも盛り上がってくれたら嬉しいと思います。今後ともよろしくお願いします」

    武居由樹
    「僕はKrushのリングに憧れて4年前デビューさせて頂きましたが、僕がそうだったように子どもたちが憧れるようなリングにしていきたいです。最近はKrushのリングで戦っていませんが、いつでもオファーお待ちしております」

    武尊
    「Krush10周年おめでとうございます。僕の中でKrushはデビュー戦も、ベルトを巻いたのも初めてで、ファイトスタイル、僕の壊すスタイルを作り上げてくれたところですごく感謝しています。10周年でこれからも続くんですけど、僕が格闘技全体を引っ張って、僕もKrush大好きなんで、いつかまたこのリングで試合させてください」

    第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R


    明戸 仁志 Aketo Hitoshi

    第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        29:30/29:29/28:30
    • ×
    x

    “バズーカ”巧樹 “Bazooka” Koki

     これまで減量苦があった明戸は階級を上げ再スタート。前回Krushで黒星を喫したバズーカもタイ修業を経て再スタートの一戦となる。

     1R、ともにオーソドックスからバズーカは前蹴り、右ローと綺麗なフォームで蹴りを入れていく。明戸はそれをさばいて接近し強打を振るう。しかしバズーカはよく見えておりブロックして当てさせない。タイ修業を行ってきたバズーカはムエタイ式のアップライトの構えであまりパンチを出さず、蹴りを主体に展開する。

     2R、バズーカはやはりムエタイ式の構えで、前蹴り・ローを飛ばす。明戸は横蹴りを上下に飛ばし、バズーカへの接近を試みる。ジャブ・前蹴りを放つ明戸だが、バズーカはそこへ左フックを合わせる。だが明戸は打たれ強さを活かしてそのまま前進し、ボディ・顔面と左フックを打ち込む。

     3R、明戸はグッと間合いを詰めてボディから顔面へと左右フックを走らせる。バズーカは変わらず前蹴り・左ミドルで距離を取るが、明戸はそれに止められず左フックをヒット。バズーカは熱くならずボディへのヒザ、左ハイキックと蹴り主体の攻めを変えない。明戸の振るうパンチに合わせ、ヒザ・左ミドルと打ち込むバズーカ。明戸をじわりじわりと下がらせ、ロープを背にしたところで左フック・右フックと振るう。判定は30-29、29-29、30-28の2-0でバズーカ。蹴りを主体にした戦いで勝利した。

    ■試合後の“バズーカ”巧樹選手のコメント
    「(試合を振り返って?)全然ダメだったんで、あんまり言うことがないです。(対戦相手の印象は?)まあ……、とくにないです。(今後の目標は?)強くなって出直します、押忍!(ファンにメッセージを)ファンはいないんですけど、がんばって強くなるんでよろしくお願いします! 押忍!」

    セミファイナル(第7試合)/Krushウェルター級/3分3R・延長1R


    牧平 圭太 Makihira Keita

    セミファイナル(第7試合)/Krushウェルター級/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        28:27/28:27/28:27
    • ×
    x

    渡邊 俊樹 Watanabe Toshiki

     今年2月、牧平はKrush王座再戴冠を目指すも、当時の王者・塚越仁志に敗れた。引退も頭をよぎったが、再びベルトを目指し、今大会で再起した。対する渡邊はキャリア6戦ながら、師である山本優弥を破ったことのある相手・牧平に挑む。

     1R、牧平はサウスポースタイルから右の前蹴り、左ローを飛ばす。渡邊は牧平の蹴りを警戒しながら間合いを詰め、右ローを返す。しかし牧平は蹴りの間合いを作るとそれを崩さず、左ローを渡邊に浴びせる。やや効いた風の渡邊だったが、右フックを振るっていき逆にこれを渡邊に効かせる。そしてクリンチからのブレイクの後、再開すると渡邊は右フックを当て、牧平に尻もちをつかせダウンを奪う。

     2R、左ミドルから入る牧平だが、渡邊は右ストレート、右フックと牧平に向かう。牧平は左ローだけでなく右ローも加え、そしてストレート、ボディへのヒザと渡邊に見舞う。ダメージでやや動きが落ちてくる渡邊。そこへ牧平は左ハイを打ち込みダウンを奪う。立ち上がった渡邊に牧平は左ストレートをヒット。さらに左ハイも再度見舞う。動きが緩慢になっている渡邊に牧平は跳びヒザ、ストレート、左ローと攻撃を散らしながら襲い掛かる。

     3R、渡邊は右ストレートを振るっていくが、牧平は左ローを入れて効かせ、そこから左ミドル、前蹴りと渡邊を下がらせる。しかし渡邊も左フック、右ストレートとパンチを振るい、再度のダウンを狙う。牧平は渡邊のパンチを手で弾きながら左ミドル、左ロー、ヒザ蹴り。打たれ強さを見せる渡邊だが、体がフラつき、パンチに力が見られない。鼻血の見られる渡邊も闘志を落とさず、バックブロー、右フックと牧平に向かっていく。

     判定は28-27、28-27、28-27の3-0で牧平。ダウンを先取された展開であったが逆転で勝利した。

    ■試合後の牧平圭太選手のコメント
    「(試合を振り返って?)完封して、徹底的に勝ってっていう相手でしたけど、やっぱりまだまだ不器用で。一歩ずつ毎日成長していかないといけないなと、あらためて思いました。あとは山内佑太郎さんの技術を教えていただいていて、引き出しがあるのに出せないので、もっともっと練習して積み上げて一つずつ階段を上っていこうと思います。(対戦相手の印象は?)右を意識してたんですけど、やっぱりもらっちゃって。気持ちは山本優弥さんのハートを背負ってきたんだなと感じました。(今後の目標は?)復帰したっていうことは、もう一度Krushのベルトを巻くのが目標なんで、そこはブレずに。一歩ずつ階段を上って、チャンピオンにもう一度返り咲きたいと思います。(ファンにメッセージを)子どもたちに夢を与えられるファイターになりたちと思うので、これからも精進したいと思います」

    メインイベント(第8試合)/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


    山本 真弘 Yamamoto Masahiro

    メインイベント(第8試合)/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 1分59秒
    • ×
    x

    里見 柚己 Satomi Yuzuki

     Krush旗揚げ戦でセミファイナルに出場・勝利した山本と、来月21歳の誕生日を迎える新鋭・里見。35歳と20歳の世代対決が10周年大会のメインイベントとなった。

     1R、ともにサウスポーで互いに様子見のミドルを飛ばす。ロー・前蹴りから前に出んとする山本だが、里見はそこにミドルを放ってストップする。山本のわき腹をとらえる里見の右ミドル。そこから左フックを強振していく里見だが、山本はよく見えておりダッキングでかわす。だが里見も山本のパンチがよく見えておりクリーンヒットを許さない。

     2R、里見は左ハイ、左ローと左の蹴りを飛ばす。山本も左ローを返して入れる。山本は里見の蹴りとパンチをブロックしながら前に出る。里見は左ストレートを伸ばし山本はこれをブロックするが、足がもつれる。里見は続いて山本が踏み込んで右フックを振るってきたところを一瞬速く左ストレートで打ち抜く。山本はこれにダウンを喫し立ち上がることができず。里見が記念大会のメインを飾った。

    里見のマイク
    「今日は平日のお忙しい中、来て頂いて本当にありがとうございました。山本選手とこうやって現役の時に戦えることを光栄に思います。ありがとうございました。これからどんどんのし上がっていくので、若い世代が活躍しないと明るくならないのでしっかり盛り上げたいと思います。Krush10周年本当におめでとうございます。これからどんどん勝って盛り上げたいと思うのでよろしくお願いします。ありがとうございました」

    ■試合後の里見柚己選手のコメント
    「(試合を振り返って?)初めてのメインで、相手も山本真弘選手ということで、プレッシャーとかいろいろあったんですけど、得意の左でKOできたのでよかったと思います。(対戦相手の印象は?)スピードが早かったのか、反応がよくて。蹴りで攻撃する予定がかわされたりして、力んじゃって。やりづらいのがありましたね。(今後の目標は?)自分は二十歳なんですけど、今回はKrush10周年ということで。とても光栄な大会を最後KOで締めくくれたんですけど、全然満足はしてなくて。これからKrushはどんどん盛り上がっていくと思うので。その中で若い自分が一番盛り上げられたらいいと思ってます。

    (1R終わってインターバルで考えたことは?)右の蹴りでいく感じだったのが、ワンツーローでいこうかという話になって。蹴りで効かして腹にパンチを当てる作戦だったんですけど、あまりに蹴りが入らなすぎて。反省点が増えたので、しっかり修正して強くなります。(相手の動きは見えた?)そうですね、攻撃は見えましたね。でも、そこに合わせるのができなかったので。

    (二十歳をアピールすることについては?)若さもあるんですけど、同年代が強い選手ばっかりなんですよ。でも、みんな若さをアピールしてないので。自分はまだまだなんですけど、どんどん存在をアピールして、もっともっと強さをつけて。一番目立ちたいですね。(ファンにメッセージを)たくさんの応援ありがとうございます。まだまだ全然だと思っているので、また観にきてください。Krush10周年、おめでとうございます。ありがとうございました」