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スーパー・フェザー級王者レオナ・ペタス、新王者としての決意を語る「このベルトの価値を上げていくことが僕の使命。誰が対戦相手でも、このベルトを守っていく」

 9月12日(月)都内にて、昨日開催された「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」横浜アリーナ大会の一夜明け会見が行なわれた。

 同大会では武尊の返上により空位となったベルトを懸け、国内外の強豪8人が出揃った第5代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントを開催。レオナ・ペタスが激闘を制し、栄えある新王者となった。

 レオナは一回戦で、K-1 WORLD MAXで活躍したアルトゥール・キシェンコの弟子であるアヤブ・セギリと対戦。2RでKO勝利を飾ると、2回戦では武尊の盟友、大岩龍矢と激突。苦戦を強いられながらも、3Rに飛びヒザ蹴りで沈めて決勝の舞台へ。

 最終決戦の相手は、ライト級王者の弟・泰央に続きK-1王座獲得を目指す朝久裕貴。レオナは気迫の攻撃でペースを握らせず、判定結果3-0(30-29、30-29、30-29)で朝久を下し、涙の王座戴冠を果たした。

 レオナは一夜経ち、「3試合やったんで、身体がメチャクチャ痛くて。痛いなって思うたびに、ベルトを見たらがんばってよかった」と、あらためて喜びをかみしめた。

 今後の展望としては「相手がいない感じになってきちゃってるんで。ゆくゆくは階級も上げていきたい。そっちも視野に入れつつ、このベルトを持っていけたら」としライト級挑戦も視野に入れつつ「このベルトを持っているので、ベルトの価値を上げていくことが、僕の使命」とK-1スーパー・フェザー級王者としての矜持を示し、「対戦相手は誰でも、僕はこのベルトを守っていけばいい」と気を引き締めた。

レオナ・ペタス
「本当に昨日はたいへんでした(苦笑)。過去イチで大変だったと思います。でも、大変だったですけど、結果、ベルト獲れたんで、がんばってよかったなって思います。
(K-1のベルトと一夜を共にすごしてどんな気分?)まず3試合やったんで、身体がメチャクチャ痛くて。痛いなって思うたびに、ベルトを見たらがんばってよかったなって(笑)。これでベルトがなかったら、痛いだけで終わっちゃうんで、最悪な気分だなってなるんですけど、ベルトがあるんでがんばってよかったなって思います。

(twitterで名前がトレンド入りするくらいになったが、反響は?)けっこう、おめでとうの連絡が来ますね。でも、ちょっとまだ気持ちの整理が全然ついてないので、全部返してないですけど。そういう反響はけっこう、あったと思います。(どんなチャンピオンになっていきたい?)正直、一晩経って考えたんですけど、スーパー・フェザー級の選手って、日本人選手は全部やっちゃって。相手がいないっていう感じになってきているんで、ゆくゆくは階級を上げていきたいと思っています。去年と前回はライト級(62.5kg)を視野に入れてやってたんで。そっちも考えつつ、このベルトを持っていけたらなと思ってますね。

(試合後から今日ここまで、どんなことをして過ごした?)まずはいつも応援していただいてる、スポンサーしていただいてるサイクリーさんの打ち上げに呼んでいただいて。そのあとはまあ、友人と一緒に、ちょっと自然を感じたいなと思って、江ノ島のほうまで行って波の音を聞いてリラックスされて、家に返ってきたら5時くらいだったんで(笑)。そこから一夜明けあるから早く寝ないとって思って、それで寝て過ごしました。(試合後によく江ノ島に行きましたね)なんか自然をちょっと求めたいなと思って、波の音だなと思って(笑)。

(昨日、朝久選手がいたから体重を落としたと発言していたが、上の階級にも戦いたい相手がいる?)もし僕が上の階級に行ったら、またその階級の下からやっていきたいなと思っています。まずはKrushのチャンピオンの大沢(文也)選手。あれをブッ倒して、Krushのベルトくらいから獲りたいなと思ってます。ベルトはたくさん獲りたいので、5個くらい獲れたらうれしいですね(笑)。

(武尊選手が休養明けで、またやりたいとなったら?)僕としては40戦重ねたんですけど、一試合すべてが一回きりだと思ってるんで。僕の中で武尊選手との一戦は終わったことだし。もしやれって言われたらやりますが、その一回で僕は負けたと思った試合なんで、なかなかそんなに乗り気ではないなという感じではありますね。
(ライト級挑戦の方がやりたい?)新しいベルトがほしいなっていうところです。でも、やっぱりスーパー・フェザー級のベルトを持ってるんで、このベルトの価値を上げていくのが、僕の使命だと思ってます。(そうなると防衛戦を何度かやる必要があるが、相手は外国人選手?)まあ、Krush王者の中島千博選手とか、昨日トーナメントに出てた横山朋哉選手とかは、まだやったことがないですけど、その選手が僕とやるにふさわしいところまで上がってきたら(防衛戦の相手は)日本人選手にもなると思うし。ほかの外国人選手になるかもしれない。そこらへんは分からないですが、対戦相手は誰でも、僕はこのベルトを守っていけばいいかなと思ってます」
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