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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜 レオナ・ペタスがスーパー・フェザー級王座決定トーナメント優勝で「K-1最高!」、スーパー・ライト級王者・大和哲也が初防衛に成功

 9月11日(日)神奈川・横浜アリーナにて「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」が開催された。

 今大会では武尊が返上したベルトを巡る第5代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントが行われ、日本・海外の強豪8選手がワンデートーナントで激突した。

 トーナメント決勝に勝ち進んだのはレオナ・ペタスと朝久裕貴。レオナは一回戦でアルトゥール・キシェンコの愛弟子アヤブ・セギリをKOすると、準決勝では大岩龍矢を鮮やかな飛びヒザ蹴りでマットに沈めた。一方の朝久は一回戦でナックロップ・フェアテックス、準決勝で横山朋哉を秒殺KOしての決勝進出となった。決勝は1Rから激しい乱打戦となるも、徐々に距離感を掴んだレオナがジャブ・右ストレートを当てて判定勝利を収めた。

 悲願のK-1戴冠を果たしたレオナは涙ながらにジムメイトやトレーナーに感謝の言葉を述べ、亡き母にも王座戴冠を報告。またレオナは「武尊選手が頑張れと言ってくれたから頑張ることができました」と武尊にもメッセージを送り、最後は武尊と同様の「K-1最高!」の声を響かせた。

 K-1スーパー・ライト級王者・大和哲也は初防衛戦で挑戦者・佐々木大蔵と対戦。過去に大和に勝利している佐々木がコンパクトなパンチで有利に試合を進めるなか、3Rに大和が必殺の左フックを効かせてダウンを奪って判定勝利。佐々木へのリベンジを果たすと共に初防衛に成功した。

 王者・金子晃大と玖村将史のライバルストーリーが続くスーパー・バンタム級では金子がイギリスのジョーダン・スウィントンを1RでKO。玖村はムエタイ6冠王の“天才”ことコンペット・コンペット・シットサラワットスアと対戦し、ハイレベルな技術戦を繰り広げるも、判定1-2の僅差の判定負けとなった。

 スーパー・ウェルター級ではK-1初参戦となった“ムエタイの生ける伝説”ジョムトーン・ストライカージムがアビラル・ヒマラヤン・チーターに圧巻のKO勝利。「K-1での目標はスーパー・ウェルター級、ウェルター級。スーパー・ライト級で3階級制覇することだ」と壮大な野望を語った。一方、K-1スーパー・ウェルター級王者の和島大海はメレティス・カコウバヴァスにKO勝利し、6連勝(5KO)とした。

 そのほかのワンマッチでは新階級-75㎏の創設を目指す松倉信太郎と神保克哉が対戦。記者会見から激しい舌戦を繰り広げたライバル対決は、序盤から神保ペースで試合が進み、そのまま神保が勝利するかに思われたが、松倉が試合終了直前に起死回生のダウンを奪って延長に持ち込む。延長Rも激しい打ち合いとなったが、神保が松倉を殴り倒す劇的なKO決着となった。

 なお今大会ではフジテレビの伝説的コント番組「ワンナイR&R」から誕生した、ガレッジセール・ゴリ扮するゴリエが第8試合(不可思vs大野祐志郎)にスペシャルラウンドガールとして登場し、大会を盛り上げた。

☆全試合結果・写真・レポート
https://www.k-1.co.jp/result/16580/
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