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約1年2カ月ぶりの復帰戦でKO勝利!平山迅、試合翌日も朝からフィジカルトレーニング「そうじゃなかったらこの体は作れないです」

 7月31日(日)、都内にて前日に開催された「Krush.139」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 第8試合では平山迅と川﨑真一朗が三十代対決。両者は年齢だけでなく、約1年ぶりの復帰戦&連敗中の試合という共通点の多い試合となった。試合は激しい打ち合いから平山が3Rに川﨑をコーナーに詰めてパンチを連打。最後は右アッパーからの右ストレートで川﨑を沈め、1年2か月ぶりの復帰戦を豪快なKO勝利で飾った。

 一夜明け会見で平山は「不器用同士の男の試合を見せれたかな、と。年齢とか関係なく、これからもKrushらしい試合を見せていきたい」と目標を語った。

平山迅
「会場に来てくれたお客さん、画面越しに応援してくれたお客さん、本当にありがとうございました。昨日の試合に関しては不器用同士の男の試合を、Krushらしい試合を見せれたかなと思います。(1年2か月ぶりの試合。ブランクは感じたか?)正直なところ、試合の組み立ては感じましたね。ただリングに上がってみないと分からないというところもありましたし。1ラウンド、2ラウンド、固さじゃないですけど試合の感覚はまだ戻ってないかな、掴めてないところは正直ありましたね。

(試合後のコメントでは、怪我をして「年齢も年齢で」引退も頭をよぎったようですが、復帰してみて良かった?)もちろんそれはあります。逆に、むしろ怪我して良かったなと思ってますね。怪我した時、3日後ぐらいから切り替えて。何をせなあかんとか、自分が向き合っていくところを絞り出して。本当に怪我してプラスですよね。

(昨日の試合で進化した手応えは?)俺って、1ラウンドからゴリゴリ行くファイターだと思われてたんですよね。でもタイトルマッチの頃から組み立てを意識しすぎてたところがあって、ゴリゴリなファイトのスタートが遅いっていうところがあったんで。そこはちょっと見つめ直さなあかんところかなと。1ラウンドからね、Krushらしい試合を見せていきたい気持ちですよね。(最近のシルバーウルフ、KANA選手や菅原選手が活躍が目立つが。これから平山選手が男子も盛り上げる?)まあまあ盛り上げるっていうかシルバーウルフは若手選手の勢いがあるんでね。俺はそれに負けないようにやっていくって感じですよね。

(今日は朝7時からウエイトトレーニングしていたそうだが?)そうなんすよ。勝ったからとか今日は気分がいいからとかじゃなくて、俺は勝っても負けても次の日から出来る範囲のトレーニングをするんですよ。走れるんやったらロードワークするとか、今日は上半身のトレーニングをしてきたんですけど、やらないと気持ち悪い。ホンマ大事なことなんですよ。それが積み重ねなんですよ。俺、不器用なんでね。そうじゃなかったらこの体、作れないですね。

 よく言われるのが、俺、ファイターですよ。でもツイッターとかで『平山の体を見たい』『計量の時の体を楽しめ』って言われるんです。俺、フィジーク選手ちゃうぞ、と(笑)。(実際にフィジークに挑戦してみては?)あのね、自分が仕事してるジムにフィジークの選手おるんですよ。全然質が違います。分厚さとボリューム? ただ、絞りは負けませんよ(笑)。(シルバーウルフといえば魔裟斗さんが昔、飲もうが遊ぼうが、試合翌日も「必ず10キロ走る」と)僕、走るの嫌いなんですよ。短距離は速い自信はめちゃめちゃあるんですけど、10キロとか長いの無理なんで。5キロとか。そんなんはやってます。

(最後にメッセージを)自分はホンマに器用な選手じゃないんで。不器用なりにKrushらしい試合で、バチバチいくような試合を。年齢とか関係なく、こだわっていきたいと思うんで。これから、まだまだ平山という選手を注目してほしいなと。本当に応援ありがとうございました」
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