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“破壊獣”永坂吏羅、難敵・内田晶にKO勝利してタイトル挑戦をアピール!「課題の残る内容だったけど、KO勝ちで璃明武戦のアピールは出来たと思う」

 7月31日(日)、都内にて前日に開催された「Krush.139」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 セミファイナルでは永坂吏羅が内田晶と対戦。両者は3年前に対戦してドローに終わっており、この試合が決着戦となった。試合は永坂が持ち前のパワー&攻撃力で前に出ていくも、内田はシャープなパンチのカウンターと堅いディフェンスで応戦する展開に。

 試合は3R一進一退の攻防が続いたが、終了間際に永坂が右フックでダウンを奪い、続けざまに左フックで内田をKO。試合時間残り2秒という劇的なKO勝ちを収めた。これで4連続KO勝利となった永坂は、デビュー2戦目で敗れている現Krushスーパー・バンタム級王者・璃明武への挑戦をアピールした。

永坂吏羅
「まず応援ありがとうございました。内田選手すごい強くて、かなり手こずりました。(試合ではバッティングでの中断が二度ありましたが、なぜそうなったのか)何度か試合を見返したんですが、自分の入り方もありますし、内田選手が下を向くようなところも。そこはどうしても相性で仕方ないのかなって。自分もこれからしっかりと、ああいうバッティングが起こらないように。練習でも視野に入れてやっていきたいですね。

(試合の出来は何点?)10点満点中でいいですか? でもちょっとアレですけど、よく残り2秒で倒せたなって思うんで。内容として良くはなかったですけど8点はあげたいなって。(中村プロデューサーから「高くない?」と突っ込まれ)ちょっとそれはショックです(苦笑)。

(続いて中村Pは『永坂選手はタイプ的に内田選手にとっては自分の武器をぶつけやすいタイプだった。競った試合になる見ていた中で、最後の最後にまとめてよく倒し切ったと思う』とコメント。それを受けて)補足みたいになっちゃうんですけど、自分も相当キツイ試合になるかな、と覚悟してて。3年前に1回やってるんですけど、その時もめちゃくちゃやりにくくて。内田選手は生粋のカウンターファイターじゃないですか。で、自分はめっちゃフェイントをかけて、そこにカウンターを合わせるのが得意なんですよ。

 そのフェイントをずっと掛けていたのに、あっちはずっと自分を貫いてきてて。我慢できずに甘い入り方をしてくれるかなって細かいフェイントをずっと掛けてたんですけど、まったく動じることなく。自分の動きを貫いてたんで。内田選手も相当信念曲げずにやってきたんだなと思いました。

(難敵を倒して4連勝。アピールは完了した感じ?)そうであってほしいですね。自分的にはやり切った感じです。自分的にアピールは出来たかなって感じです。(現Krush王者の璃明武選手はプロ2戦目で判定負けした相手)そうです、はい。(今やれば問題はないですか?)そうですね。自分はウェイトとか好きでだいぶやり込んでて、体も大きくなっていって、減量も55kgまで、みんなキツイと思うんですけど自分もキツくて。でも階級を上げずにずっと55kgでやってきてるのは璃明武選手ともう1回やりたいから。あの負けがめちゃめちゃ悔しかったんで、階級を上げずに55kgでやってきたんで。璃明武選手とやりたいですね。今やったら絶対に勝てると自分は思ってます。

(解説の佐々木大蔵さんが「獣の強さ」と)そこまで意識して、ってわけではないんですけど、よくみんなに言っていただけることです。今回から“破壊獣”ってキャッチフレーズを付けていただいて、めっちゃ評判いいです(笑)。『獣みたい』っていい意味で言ってくれてるんで、大蔵さんのその言葉は嬉しいですね。

(最後にファンへのメッセージを)昨日は応援ありがとうございました。KOで勝つこと出来たんですけど、まだまだ課題の残るような試合内容だったんで。次に向けて、またすぐ練習を再開して、もっと派手にKO勝ちを続けていけるように精進していくので。これからも応援よろしくお願いします」
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