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「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜 スーパー・ライト級で激闘必至の一戦!不可思「もちろんKOで倒しに行くし、実力の違いを見せたい」vs大野祐志郎「僕が不可思くんを踏み台にして、持っているものをすべて持っていく」

 7月27日(水)都内にて、9月11日(日)に神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」の第2弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。

 スーパー・ライト級で不可思vs大野祐志郎の試合が決まった。不可思はスーパー・ライト級のベルトを目指し、他団体からK-1に参戦。20年3月には当時の王者・安保瑠輝也、21年3月には山崎秀晃と対戦し、K-1王者たちとしのぎを削って来た。

 一方んの大野は2021年にK-1 JAPAN GROUPに34歳で参戦を果たし、ここまで4戦3勝1敗の戦績を残している。敗戦は、現K-1王者・大和哲也戦のみで、中村拓己K-1プロデューサーは「絶対噛み合う試合になると思う」と好勝負を予想する。

 不可思は「今スーパー・ライト級が大混戦になってきていて、頭ひとつ抜けてベルトに近づけるよう考えています。今は本当に調子が良くて、試合の調子が良かった頃の感覚も戻ってきているので、自分がいけるという自信があります」との意気込みを語る。
 対する大野は昨年の横浜大会に会場に足を運び、ウェルター級王座決定トーナメントを観戦。それ以来、横浜アリーナ大会への参戦を思い描いていた。念願の横浜大会参戦で、相手はトップ戦線に君臨して来た”格上”不可思。「逆に僕が踏み台にしてやろうと思っています」との言葉通り、相手にとって不足はない。

 さらに「魔裟斗さんのYouTubeチャンエルで中村プロデューサーが、K-1は"剛"だという話をれていて、確かにK-1って"剛"やなと思った。また(今回の記者会見に向けて)『"THE K-1"というカードを発表します』とツイートされていて、そこに自分が選ばれている意味は一つしかないな、と。その役割をしっかり果たして、不可思君が持っているもの全てを奪いにK-1のリングに上がります」と思いを熱弁。K-1らしく殴り合う、熱いファイトを見せてくれそうだ。

 不可思も「(大野は)結構ガツガツ倒しにいくし、熱い試合をするタイプ、戦い方は好きなタイプの選手。中村プロデューサーも言っていましたが、僕とは噛み合うんじゃないかな」と熱戦を予告。「もちろんKOで倒しに行くし、実力の違いを見せたい」とキャリア差を見せつけるつもりだとした。

不可思
「今スーパー・ライト級が大混戦になってきていて、頭ひとつ抜けてベルトに近づけるよう考えています。今は本当に調子が良くて、試合の調子が良かった頃の感覚も戻ってきているので、自分がいけるという自信があります。(対戦相手の印象は?)結構ガツガツ倒しにいく、熱い試合をするタイプ、戦い方は好きなタイプの選手です。中村プロデューサーも言っていましたが、僕とは噛み合うんじゃないかなと思います。

(スーパー・ライト級の試合が並ぶ中どのような試合をしたいか?)もちろんKOで倒しに行くし、実力の違いを見せたいです。(感覚が戻りつつあるということだが、今までの不調とどのように関係がある?)安保選手とタイトルマッチをやったくらいから凄く考えるようになったんです。どうやったら、K-1のスタイルでいいものが作っていけるかを考えて。そうやって良くしようと思って考えれば考えるほどよく分からなくなって(スタイルが)崩れて、感覚が死んでいくところもありました。

 前回の試合は、キャリアで一番くらい調子が悪かったんです。体調が悪いわけじゃないけど、感覚が悪くて。それで試合が終わってから1カ月くらい競技の練習をしないでフィジカルトレーニングや身体を動かしていて、格闘技を離れたら逆に感覚が戻ってきて。それから、あまり考えないようにして、やっていたら調子がいい時の感覚が戻ってきました。(練習を)やっていて楽しいし、自信があるので、この試合は久しぶりに楽しみです」

大野祐志郎
「約10カ月ぶりに世界一のリングに帰って来ました。よこはまつりは、去年のウェルター級トーナメント、(安保)瑠輝也の応援で横浜アリーナに初めて行かせてもらった。試合が終わった後に『1年後のよこはまつりで絶対試合するぞ』と思えるくらい、凄く良い会場でした。試合当日になれば、心が躍って興奮するんだろうなと思っています。対戦相手の不可思君は、確実に格上の相手で、僕を食ってやろうかな、踏み台にしてやろうという図式が見えるけど、逆に僕が踏み台にしてやろうと思っています。防衛戦に同じ大会で挑む(大和)哲也君に、僕が挑む。それしか考えていません。

(対戦相手の印象は?)ジャブを突いて、ローを蹴って、距離合わせながら。相手の攻撃を貰いながらでも、手数のある攻撃で相手を追い込んで、試合を組み立てていくタフな選手という印象です。不可思君の試合を見て研究しているので、それを残りの日数でしっかり詰めていくだけです。
(スーパー・ライト級の試合が並ぶ中どのような試合をしたいか?)話外れますが、魔裟斗さんのYouTubeチャンエルで中村プロデューサーが、K-1は"剛"だという話をされていて、確かにK-1って"剛"やなと思った。また(今回の記者会見に向けて)『"THE K-1"というカードを発表します』とツイートされていて、そこに自分が選ばれている意味は一つしかないな、と。その役割をしっかり果たして、不可思君が持っているもの全てを奪いにK-1のリングに上がります」
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