「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>玖村修平、世界最強決定トーナメントの主役になる!「リベンジロードを達成して優勝する。今のK-1は玖村兄弟だろうという存在になりたい」
(ここで負けたら次はないと思っていた?)前回新美選手に負けてチャンピオンになれなかったんで、同じ相手に2回負けたら先はないと思っていたんで、進退をかけるつもりで挑みました。それが気持ちとして現れたのかなと思います」
玖村にとってKrushのベルトを巻いたことはゴールではなく新たなスタートで「今のK-1があるのはKrushがあったからと言っても過言ではないし、Krushのベルトを巻きたいと思って上京しました。将史は僕より先にKrushのベルトを巻いて、僕もKrushのベルトを巻くことができて新たなスタートラインに立てたと思います」と話す。
一回戦の対戦相手も過去に対戦が決まっていたジャオスアヤイで「いい意味でタイ人らいくない、K-1ルールに適した選手。パンチも蹴りも強くて、二段蹴りと飛びヒザ蹴りが得意なので、そこは警戒しています」と玖村。
「この試合はトーナメントの第1試合。打ち合いになると思うんで、1回戦から盛り上がる試合ができると思って楽しみです。一度試合が決まって対策してたのもあるんですけど、今の方が強くなったし、Krushチャンピオンになって自信もつきました。1回戦から決勝のつもりでに倒しにいって、ここで勝つことができたら勢いに乗ると思うので全力で挑みたい」と強豪ジャオスアヤイとの対戦に闘志を燃やす。
「僕は今年リベンジロードを目標に掲げていて、その第1弾として新美選手にリベンジすることが出来ました。次に軍司選手・椿原選手にリベンジしたいと思っていて、1日でそれを達成できるチャンスがきて。そういう意味でも自分のためのトーナメントだと思いました。(海外勢との対戦は?)みんな強いんで外国人選手が上がってくる可能性もあるし、どの選手も対策もしています。フェザー級はずっと戦国時代と言われていますが(このトーナメントで)誰が一番強いかが1日で証明されると思います。僕がトーナメントで優勝して、この階級のトップに行きたいです」
また弟・将史は「THE MATCH 2022」で勝利を収めて、9月のK-1横浜アリーナ大会への出場も決定。玖村兄弟として大一番が続く形になる。玖村は「前回僕もKrushチャンピオンになって、立場的に並んだと思っていたら、将史も『THE MATCH 2022』で強豪を倒して、また差をつけられたと思いました。僕も次のトーナメントで優勝して、彼も勝ってくれると思うので、2人で勝ち上がって、今のK-1は玖村兄弟だろうという存在になりたいです」とK-1で玖村兄弟の時代を創ると宣言した。