「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡＜インタビュー＞デンサヤーム・アユタヤファイトジム「先輩のゴンナパーさんや友達のパヤ―フォンのようにK-1チャンピオンになって、日本という国に自分の名前を残したい」
――2020年の3月以来のK-1参戦が決定しました。このオファーが来た時はどんなお気持ちでしたか？
「またK-1に参戦することが出来ると聞いて、凄く嬉しかったです。K-1のチャンピオンになることが僕の夢ですからね」
――前回K-1という舞台をどのように感じましたか？
「その時は凄く緊張しました。見ている人が凄く多かったですし、海外で試合することも経験がなかったので、とても緊張したことを覚えています」
──その後、タイに帰ってからもK-1ルールの練習を続けていたのですか？
「そうですね。前回のK-1の試合でやってしまったミスや上手くいかなかったところを修正する練習をしていました」
──前回武居選手と試合をした時はスーパー・バンタム級での試合でしたけど、今回はライト級と3階級上げての試合になります。随分と体が大きくなったんですね。
「前回試合をした時は高校生でしたからね。身長もあの時は174cmでしたが、あれから2cm伸びて176cmになりましたし、全体的に大きくなりました。体が大きくなればなるほど、それぞれの技や武器の重さが増していることも実感しています。もちろん、その分、練習もハードになってきましたけど」
──体も大きくして、K-1に再チャレンジということですね。今は高校を卒業してプロファイターとして活動されているんですか？
「はい。今はもう勉強はしてませんね（笑）。プロの選手としてやっています」
──武居選手との試合では入場中のダンスが印象的だったんですけど、踊るのは好きなんですか？
「面白おかしくすることが大好きなんですよ（笑）」
──今は日本のウィラサクレックジムで練習されているんですよね？
「はい。4カ月ほど日本で練習しています。僕も先輩のゴンナパーさんや友達であるパヤーフォンに続いて、日本で名前を残したいという気持ちがありましたし、彼らのようにK-1王者になりたいです」
──今も名前が出ましたけど、初代女子アトム級王者になったパヤーフォン選手とは同じジムで、年齢も一緒のお友達だとうかがっています。
「そうです。12歳から同じジムでムエタイを習い、寝食を共にしてきた親友のような存在です。彼女がK-1チャンピオンになったことで、タイに帰国した際には多くのメディアが空港に彼女を出迎えていたと聞いています。彼女に出来たので、僕もそれに続いて日本で知名度のある選手になりたいですね」
──分かりました。さて、今回の相手は大沢文也選手です。現在のKrushライト級チャンピオンですけど、どんな印象をお持ちですか？
「特に何も感じていなくて、相手に合わせて練習するだけですね」
──現Krushチャンピオンという肩書きも気になりませんか？
「逆に日本人のチャンピオンである選手と対戦出来て嬉しいです」
──このライト級という階級には、先輩のゴンナパー選手もいらっしゃるじゃないですか？ その中でもチャンピオンになる自信はありますか？
「はい、自信はあります」
──では、今後の目標を教えてください。
「ゴンナパーさんやパヤーフォンのように自分もK-1チャンピオンになることが目標です」