2022.06.23

 都内・K-1ジム総本部にて、6月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される“K-1初の女子大会”「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~RING OF VENUS」の[日本vs世界・3対3/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R]で高梨knuckle美穂と対戦するエリヴァン・バルトが公開練習を行なった。

 公開練習では2分1Rのミット打ちを披露したバルトだが、鋭いキックを連発。パンチよりもキックが多めのスタイルだ。バルトと言えば、ハイキックでKOした相手が硬直するという衝撃映像がSNSで拡散され、来日前から話題を呼んでいる選手だ。

 そのハイキックは得意であるものの、本人は「ハイキックだけではなくパンチや他の技術も持っていますし、自分としてはいい技術だと思っています。次の試合でも皆さんにお見せ出来ればいいなと思っています」と語り、あくまでも自分の持っている技術の一つにすぎないと強調していた。

 異国の地に来てもコンディションは万全。出身地であるトルコのトゥンジェリは標高の高い場所に位置しており、低い日本に来てからは生活が楽というのがその理由だ。「いい気分で試合の準備は出来ています」と、明後日の決戦に向けて牙を研いでいる状態のようだった。

 そんなバルトが格闘技の道に入ったのは2016年の冬からだった。「女性が自分で自分の身を守ることが重要だという考えを持っていたので、こういうスポーツを始めました」と、護身がきっかけだったという。

 プロになったのは1年半ほど前だそうだが、「圧力をかけるのが好きで、最初から最後まで全力で戦うのが自分の特徴だと思います」と、ファイトスタイルに磨きをかけてきた。公開練習で見せたファイトスタイルは蹴りを主体としたものだったが、ボクシングにも自信があり、今年はアマチュアボクシング欧州王者にも輝いた。アマチュアボクシングでオリンピックに出場するという目標も持っており、志を高く持ちながら活動を続けているのがバルトという選手である。

 そんな様々なトライをしているバルトだが、今回の対戦相手はK-1女子ミニマム級のエースである高梨だ。来日前にしっかりと下調べをしてきており、「凄くいい選手だと思いますが、自分のほうが優れていると思っています」と臆するところはない。「これはサプライズになります」と、話題の動画同様に高梨をKOすることに自信を見せていた。

「K-1は素晴らしい大会であり、K-1に参加出来ることを凄く誇りに思っています」と、今回の女子大会参戦についても意気込むバルト。「高梨選手はここでスターだと聞いたんですけど、勝って私がスターになりたいです」と、プロとしての姿勢も貪欲で、「ここに勝つために来ました。そして勝ちます」と、力強く勝利を誓っていた。

 

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