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「K-1 RING OF VENUS」6.25(土)代々木 フライ級王者KANA、初防衛戦の相手は素手でも殴り合う超危険な女番長!「ダウンの応酬になるかもしれない。それでも最後は自分が失神KOで勝ちます」

 5月10日(火)都内にて、6月25日(土)国立代々木競技場第二体育館で開催されるK-1初の女子大会「K-1 WORLD GP 2022~RING OF VENUS~」の第3弾カード発表記者会見が行われた。

 第1弾カード発表記者会見で日本vs世界・3対3への出場が決定していたKANAは、自身が保持するK-1女子フライ級王座をかけた防衛戦を志願。中村拓己プロデューサーもKANAの申し入れを承諾し、この日の会見でKANAの挑戦者としてスーリ・マンフレディが発表された。

 マンフレディはタイ在住のフランス人ファイターで、WBCムエタイの世界ランキングでも上位に名を連ねる世界的な強豪。現在はタイで試合を重ねているほか、素手で戦う“世界一危険な立ち技格闘技”ミャンマーラウェイでWLC女子バンタム級王座のベルトも保持し、タイで開催されている素手で戦うイベント「BKFC(Bare Knuckle Fighting Championship)」にも出場。43戦33勝(20KO)9敗1分と高いKO率を誇る危険なファイターだ。

 中村プロデューサーは「女子大会の開催を発表して、世界中からこのに出たいというたくさんの申し出がありました。KANA選手の相手を選んでいく中で、ずばりマンフレディ選手は一番危険な相手だと思って挑戦者に決めました。僕も記者時代から色んな女子選手の試合を見ていきましたが、ここまでえぐい試合をする選手を見たことはありません。間違いなく、K-1ルールで戦っても持ち味が出ていい試合ができる選手だと思いますし、KANA選手にとっても危ない相手だと思います」とKANAにとって危険な相手を用意したという。

 会見に出席したKANAは「自らラウェイの試合を選ぶ選手はなかなか少ないと思いますし、色んな修羅場をくぐってきた選手だと思います。試合を見たところ、どれだけ血だらけになっても降参しない気持ちの強い選手だったので、めちゃくちゃ激しい試合になると思います」と激戦を予想。「向こうはダウンを取っても絶対に立ち上がってくる。もし自分がダウンを取られても100%立ち上がるつもりなので、ダウンの応酬になるぐらいの試合だと思います。ただ最後は失神KOで勝ちます」とKOでの防衛を力強く宣言した。
 またこの試合がメインイベントとして行われることも決定。KANAはK-1女子を牽引するエースとして「自分が絶対にメインを張りたいと思っていたので、この試合に対する責任と覚悟を持って試合に臨みたいと思います」と語った。
KANA
「防衛戦の相手に決まったマンフレディ選手は33勝のうち20KOしていて、自分よりもKO率が高い選手と初めて拳を交えることになって、めちゃくちゃ楽しみです。防衛戦ということで、このベルトを守らないといけないという気持ちがありますが、やはり自分はK-1女子大会自体に挑戦したい気持ちがあるので、マンフレディ選手に100%KOで勝ってこのベルトを巻きたいと思います。(相手の印象は?)数試合見たところ、めちゃくちゃパンチがあってかなり攻撃力がある印象があります。一発もらったら自分も倒されるスリルのある試合になると思いますが、自分はそれにビビらずに絶対に倒しにいって100%、メインをKOで終わらせます。

(気持ちが強いと思われるマンフレディと戦うことに関して)自分から進んでラウェイの試合を選ぶ選手はなかなか少ないと思いますし、色んな修羅場をくぐってきた選手だなと思います。試合を見たところ、血だらけになっても降参しない気持ちの強い選手なのでめちゃくちゃ激しい試合になると思います。(最近までアメリカ修行に行っていたそうだが?)上の階級の女子選手とスパーリングをメインにこなして、帰国してめちゃくちゃいい感覚で今練習ができているので次の自分の試合が楽しみです。(マンフレディのテクニックをどう評価している?)試合を見るとラウェイルール・ムエタイルールに合わせて、ファイトスタイルを変えているんですよね。それだけ試合経験も豊富ですし、K-1ルールにしっかりアジャストしてくると思うので噛み合う試合になると思います。

(もしマンフレディが血だらけになって降参しないなら失神させる?)向こうはダウンを取っても絶対に立ち上がってくる。もし自分がダウンを取られても100%立ち上がるつもりなので、ダウンの応酬になるぐらいの試合だと思います。ただ最後は失神KOで勝ちます。相手は自分がダウンをとられてしまうぐらいの攻撃力がありますが、100%気持ちでは負けてはいけません。どんな状況でもKOで勝って必ずベルトを巻きます。(メインに選ばれたことについて)この女子大会が決まった時に、自分が絶対にメインを張りたいと思っていたので、この試合に対する責任と覚悟を持って試合に臨みたいと思います。

(新しくチケット発売することになり、より多くのファンにどういう試合を見せたいか)自分のファンには女性の方がたくさんいますし、自分もジムでレディースクラスを持っています。女性1人でも見に来られるような環境が整ったと思いますし、このK-1の舞台を目指してアマチュア大会に出ている女子選手もたくさんいると思うので、そういう意味でもレディースシートや小中高生シートが設けられて嬉しいです。若い人も小さい子も大人の女性もみんなでこのK-1女子を観に来てほしいと思います」

スーリ・マンフレディ
「初めてK-1参戦が決まって、信じられないくらいうれしかった。私はアグレッシブなファイトスタイルでパンチに自信を持っているので、KANAとの試合は激しい打ち合いになることは間違いない。私は同じフランス出身のジェロム・レ・バンナをリスペクトしている。ジェロムのようなファイティングスピリットを見せて、K-1のベルトを巻きたい」
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