峯大樹、大村修輝との接戦を制して連敗脱出！「今年は僕がバンタム級のトップに入っていこうと思っている」
第4試合には峯大樹が登場。Krushバンタム級ワンマッチで大村修輝と対戦し、3R戦って延長へ。お互いに決定打を繰り出すことは出来なかったものの、判定3-0で峯が接戦を制してみせた。
バンタム級戦線で戦う峯はここ2戦、池田幸司、松谷桐に連敗中だった。しかし、今回の勝利で連敗から脱出。連敗中は勝負に出られなかった反省を活かし、「気持ちで行って、気持ちで勝てたかなと思います」と精神力でもぎ取った勝利だった。
対戦相手の大村は昨年、峯が出場出来なかったK-1バンタム級日本最強決定トーナメントでプロデビューを飾った選手。萩原秀斗を下し、当時のKrushバンタム級王者の壬生狼一輝とも延長までもつれる接戦を展開し名前を上げた選手だ。その大村に勝利した実績は峯にとっても大きなステップアップとなる。
現在のKrushバンタム級王者は過去に峯が敗れた池田だが、「いつかは絶対に倒しに行きます」とリベンジをしたい気持ちも持っている。個性的なメンバーが揃い、K-1 JAPAN GROUPの中でも盛況なバンタム級トップ戦線の中に、「今年は僕がバンタム級のトップに入っていこうと思っている」と、割って入ることを宣言していた。
峯大樹
「昨日は応援ありがとうございました。僕、2連敗してたんで結果は全然納得してないんですけど、とりあえず勝ててホッとしています。（連敗を脱出出来た要因は？）ここ2回の試合は行ききれなかったんで、絶対最後は接戦になっても行ききって勝とうと思ってたんで、そこは気持ちで行って、気持ちで勝てたかなと思います。（Krushバンタム級のチャンピオンが3月の大会で壬生狼一輝から池田幸司に変わったことについては？）池田選手は1回負けてる相手なんで、そこはチャンピオン、チャンピオンじゃないじゃなしに、とりあえずやり返さないといけない相手なんで、いつかは絶対に倒しに行きます。
（正直噛み合ってないという印象を受けたが、自分ではどうだった？）行かなあかんと思い過ぎて前に行き過ぎて、向こうも久しぶりの試合で勝たなあかんと思って来てたと思うんで、気持ちがぶつかって行き過ぎたかなと思ってます。で、あんまり噛み合わなかったかなと思ってます。（もみ合うような苦しい展開の中でどんなことを考えて試合をしていた？）倒そう倒そうと思ってました。
（相手はトーナメントで名前を上げた選手だったが意識する部分はあった？）僕、大村選手はこの階級でトップレベルで強いと思ってたので、そこに勝てたのは大きいかなと思っています。（その選手に勝ったことで、今後どのように展開を描いていきたい？）僕もまだトップ狙えるぞと思われる試合をしたいと思っています。（ファンの皆さんへのメッセージは？）今年は僕がバンタム級のトップに入っていこうと思っているんで、これからも応援よろしくお願いします。昨日もありがとうございました」