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「THE MATCH 2022」6.19(日)東京ドーム 追加対戦カードはRISE vs K-1 !鈴木vs金子、志朗vs玖村、風音vs.黒田、ベイノアvs和島、中村vsレオナ、白鳥vsゴンナパー、原口vs山崎、YA-MANvs芦澤

 4月22日(金)、都内にて6月19日(日)東京ドームで開催される「THE MATCH 2022」の記者会見が行われた。

 この日、発表された追加カードは8試合。「天心対武尊に勝るとも劣らない、日本格闘技至上のカード。RISEさんとK-1さんのトップ選手たちが揃った」(ドリームファクトリーワールドワイド・榊原信行代表)。

鈴木真彦vs金子晃大
志朗vs玖村将史
風音vs黒田斗真
“ブラックパンサー”ベイノアvs和島大海
中村寛vsレオナ・ペタス
白鳥大珠vsゴンナパー・ウィラサクレック
原口健飛vs山崎秀晃
YA-MANvs芦澤竜誠
 また、試合のルールは、天心対武尊はワンキャッチ、ワンアタックありの「THE MATCH天心武尊特別ルール」。それ以外のカードは「THE MATCHスペシャルルール」として、蹴り足を掴んでのワンアタックは反則、首を抱えての膝蹴り・ワンアタックはOKという方向で調整しているとのこと。さらに今回はチャンピオンが揃った大会なので、王者側の赤コーナー、挑戦者側の青コーナーという概念を取り払う形で調整中。

 イープラスのチケット先行発売の申し込みには8万枚の応募があり、榊原代表曰く「イープラスの担当者も、こんなことはかつてなかったと」。今後のチケット販売は、4月25日にチケットぴあプレリザーブ(抽選)と、ローソンチケットプレリクエスト(抽選)。一般発売は5月1日午前10時より。

 会見で中村プロデューサーは「武尊選手と那須川天心選手という夢のカードが実現した大会です。格闘技ファンなら夢の興行を妄想すると思うが、それが実現したのがTHE MATCH 2022。みんなが見たかった夢のカード、夢のイベントを提供します。前回『やるならやる』と言わせていただきましたが、K-1対RISEさんという図式で試合が決まり、K-1の8選手は腹を決めて、覚悟を決めてここにいます。いつもの熱い試合をしてくれれば、結果も伴うと思います。武尊選手含めて、K-1は一丸となってこのイベントに向かっていきます」

 これに対してRISEの伊藤代表は「会場が国立競技場で良かったのではないかと思うほど、チケットが取れない。アンダーカードも熱いカードになった。我々もRISEを体現できるファイターを送り出す。RISEファイターは面白い試合をして必ず勝ちます」

 会見には試合出場が決まった全16選手が出席。会見では芦澤がオープンフィンガーグローブへの変更をアピールし、YA-MANと一触即発の乱闘騒ぎに発展した。会見に出席したK-1選手の発言は以下の通り。
金子「今回のTHE MATCH 2022は今までと違って団体を背負って戦うし、チャンピオンとしてこの階級の選手を背負って、倒すつもりで戦います。(相手の印象)この前の試合、見てたんですけど、ガンガン前に来て噛み合うかな。K-1でやってきたことを体現できるかなと思います。(現役王者対決について)自分がやってきた選手もそうですし、K-1に対しても背負っていく覚悟があるんで。それを見せるだけです。」

玖村「まずこのような大きな舞台を用意して、関係者に感謝しています。この試合が55kgの事実上の日本一を決めると思ってて。これから自分がK-1を引っ張っていくので、K-1を体現して、玖村将史は最強と証明します。(相手の印象)ロジカル的な戦い方をする、頭のいい選手かな。試合は噛み合うと思います。その中でもレベルの違いを見せたいですね。(志朗は)テクニックで完封できますし、こないだの試合は倒してたし。タイプとして似てるかな。この試合が一番レベルが高い試合になると思います」

黒田「やっと発表されたか、と。K-1代表、RISE代表、僕にはどうでもいいんで、強いヤツと戦えることにワクワクしてるんで、しっかりぶっ倒したいと思います。(相手の印象)相手の印象は、見たかボケ、以上です。」

和島「今回はK-1代表として絶対負けられないですし、東京ドームで派手なKOをして勝ちたいと思います。(相手の印象)正直、ちょっと見たことなかったんですけど。この前、RISEの会場に招待していただいて、見て、その試合は押忍、って感じですね」  
レオナ「普段通りやれば普通に勝てると思うんで、普通にやって、K-1の方が強いよ、って証明したいと思います。(相手の印象)RISEさんの大会に招待して貰って、その時は白鳥選手とやると思ってて、白鳥選手しか見てなくて。中村選手になって、YouTube見たんですけど。普通に強いですけど、相手が弱いですね。僕くらいの選手とはやってないんで。」

ゴンナパー「こんにちは。今回、大きな舞台でK-1のこの階級の代表として出場できることを嬉しく思います。自分の人生でも一番大きな試合。ファンの皆さんに喜んで貰えるような試合をします。(相手の印象)白鳥選手は強いですけど、自分にはムエタイの経験があるから問題ないです」

山崎「原口選手と試合できるということでワクワクしてます。寸前の試合でポシャってしまって原口選手、申し訳ない。ただ、65kgで自分がK-1で一番だと思ってるんで、原口という男としか出来ない試合をします。完膚なきまでに叩きのめしたいと思います。(相手の印象)まずRISEを代表する選手で、すべてのパラメーターが高い。那須川天心選手に次ぐRISEの代表選手海外の強豪にも挑んで、強さに真っ直ぐな選手だな。高いレベルの試合になると思います」
芦澤とYA-MANのやりとり
芦澤「どうも、ピース! マジで、俺のための大会だと思ってて。みんな喧嘩マッチが見たいと思うから。この試合、相手もやり慣れてるオープンフィンガーでこの試合します。今回、喧嘩します。東京ドームで」
YA-MAN「オープンフィンガー? 根性あんじゃん」
芦澤「お前のパンチ、当たんねえよ、ガキ。アイツは頑張って、不良みたいなことを言ってる。俺は頑張って、不良みたいなことを言わないようにしてる(笑)。泣かしてやるからな、ガキ」

 YA-MANが発言しようとすると、すかさずヤジる芦澤。

芦澤「だいたいそのサングラス、なんだよ」
YA-MAN「まぶしいだろ、フラッシュがよ」
芦澤「カッコ悪いからやめろ」

――オープンフィンガーグローブについてどうですか?
YA-MAN「オープンフィンガーグローブ、やってやるよ」
伊藤代表「ウチはウェルカムです。中村プロデューサー、どうですか?」
中村プロデューサー「やりましょう。オープンフィンガーグローブ」
芦澤「東京ドームでタイマン張ったら面白いぞ。マジ。絶対俺が倒し切るからな」
YA-MAN「アイツ、マジよええから」
芦澤「ボコボコにしてやるから」

 YA-MAN、激昂して芦澤に歩み寄り、グラスの水をぶちまける。

芦澤「グラス投げるかと思ったら、水かよ!」
 YA-MANが芦澤に突進。スタッフが両者を引き離す事態に発展。質疑応答でも芦澤の挑発は止まらなかった。

芦澤「みんな見て、分かってるでしょ。アイツも倒しに来る。俺も倒しにいく」
YA-MAN「ぶっ倒しますよ。今すぐぶっ倒したい。ムカついてるし、レベル違うんで。そもそもK-1とRISE、レベルが違う。俺たちが黒船だから、歴史の通り、黒船の方が強いから」

◇中村拓己プロデューサー
「(対抗戦について)今回だけ特別だと思います。天心vs武尊を実現させるためにTHE MATCH 2022という舞台ができて、普段見られないことをやるのがファンの皆さんに喜んで貰えること。これからK-1でやること、目指していくことは何も変わらないです。対抗戦をやろうが、やるまいがK-1ファイターは普段からK-1が一番だと思って、そういう試合をやっています。今回はRISEさんの選手を相手に、いつもやっているようにK-1が一番ということを表現するだけ。K-1の信念は変わりません。(勝敗予想は)全勝です」
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