2022.03.27

 3月27日(日)都内にて、昨日開催された「Krush.135」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 メインイベントで、壬生狼一輝の保持するKrushバンタム級王座に挑んだ池田幸司は、序盤から打ち合う一進一退の攻防を展開し最後まで戦い抜いて判定2-0で勝利。タイトル初挑戦で見事にKrushバンタム級王座の奪取に成功した。

 池田は幼稚園で空手を始め、中学からは陸上部にも所属。一時は空手の練習から足が遠のいていたが、一念発起して今所属しているReBORN経堂に入門。2019年にはK-1カレッジ優勝、同年10月にKrushでプロデビューし、プロキャリア約2年半、キャリア10戦目でKrushの頂点に登り詰めたことになる。

 池田はABEMA「格闘代理戦争4thシーズン」に出場するも、試合に出るチャンスを得られず。昨年5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントでは1回戦でKO負けを喫している。そうした挫折を乗り越えての王座戴冠で「格闘技を始めたときは、自分がチャンピオンになるなんて思いもしなかったので、それは支えてくれる皆様のおかげです。そして何よりも自分の力でチャンピオンになれたことを嬉しく思います」と語った。

 セミファイナルでは同階級の野田蒼が松谷桐を大差を付けて判定勝利。一夜明け会見では「僕がチャンピオンになった方がこれからこのグループをもっと上に持って行ける。ただのチャンピオンにはすぐに変わってもらおうと思う」と池田の王座陥落を狙うといった挑発発言が出たが、「今はただのチャンピオンですが、防衛していく中で圧倒的なチャンピオンになって、みんなから恐れられるチャンピオンになります」と闘志を燃やした。

池田幸司
「昨日は念願のKrushのベルトが獲れて凄く嬉しいです。格闘技を始めたときは、自分がチャンピオンになるなんて思いもしなかったので、それは支えてくれる皆様のおかげです。そしてなによりも自分の力でチャンピオンになれたことを嬉しく思います。(接戦だったが作戦は?)終始、自分の距離で戦うことを意識していたのですが、それが全くできず自分の甘さが出て、壬生狼選手のうまさに飲まれてしまう試合になりました。

(壬生狼の印象)予想していた通り、アグレッシブでパンチがガンガン強くて凄くいい選手でした。(今年はどういう1年に?)このKrushのベルトをしっかり防衛しつつK-1のベルトに挑戦していきたいと思います。(野田から『ただのチャンピオンにはすぐに変わってもらう』と挑発されたが?)僕はベルトを獲ったばかりなのでただのチャンピオンですが、防衛していく中で圧倒的なチャンピオンになって、みんなから恐れられるチャンピオンになりたいと思います。

(リーチを活かした戦いではなく、接近戦で打ち合いをしたのは?)自分の距離で戦えなかたのは自分の実力不足です。それが無理だと思ったので、だったら中途半端にやるよりは前に行って距離を潰していい印象を付けないと勝てないと思ったので、セコンドと話して作戦を変えました。1Rからうまく(作戦を実行)できなかったので、2Rからいくぞという気持ちになりました。

(近距離での打ち合いに自信があった?)それは全くないです(苦笑)。一番苦手なので出来たらやりたくなかったのですが、そうでもしないと会場は沸かないですし、ベルトも獲れないと思ったので、あえて決心して踏み込みました。(接近戦での自信は?)全然です(苦笑)。試合を見返して客観的に自分の試合を見返したらクソ弱そうだなと思ったので、近い距離でもうまくカッコよく戦えるように練習したいと思います。(接近戦のヒザの手応えは?)凄く練習していて、もっと鋭いヒザ蹴りが出るかなと思ったのですが、そこまで有効活用できなかったのでそこも課題かなと思います。

(自分の一番良かったところ、悪かったところは?)壬生狼選手よりベルトへの想いが上回ったから自分がベルトを引きよせる結果になったのかなと思います。ダメなところは、自分の計画した通りに試合運びができなかったことが実力不足だと思いました。(競り勝ったのは執念から?)絶対に獲るぞという気持ちで挑んだので、それが結果に出て良かったです。

(今後の目標は)僕が“倒すバンタム級”をみせるつもりでしたが、今回できませんでした。バンタム級チャンピオンとして、防衛戦を含めて倒すバンタム級を僕が体現していきたいと思います。(ファンへのメッセージ)バンタム級の顔は僕なので今後も応援よろしくお願いします」

 

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