2022.01.13

 1月13日(木)都内にて、2月27日(土)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の第3弾カード発表記者会見が行われた。

 今年6月に那須川天心との世紀の一戦が決定した武尊がスペシャルエキシビションマッチに登場。昨年12月に椿原龍矢を下しK-1フェザー級王座を奪取したばかりの軍司泰斗が相手を務める。

 会見に同席した中村拓己プロデューサーは、今回の対戦決定について「武尊選手から那須川戦までの間に一戦挟みたいというリクエストがあり、K-1の大会スケジュールも含めて、こちらで色んなアイディアを出して、武尊選手サイドと話し合って、軍司選手とのエキシを提案しました。武尊選手は60kgで試合を続けてきて、58kg契約の那須川戦に向けて57.5kgのK-1王者・軍司選手相手にどんな動きを見せるのかに注目してほしい」と説明。

 さらに中村プロデューサーは「軍司選手はK-1のアマチュアの全日本大会優勝、K-1甲子園優勝、Krush王座、K-1王座をすべて達成した初の選手。我々が続く“100年続くK-1”のピラミッドを一番下から一番上まで駆け上がった最初の選手です。そんな軍司選手とK-1のエースの武尊選手が拳を交えることに大きな意味を感じます。武尊選手もこれまでのようにK-1で試合をする回数も減ると思うので、2月大会をぜひ会場に見てもらいたい」と武尊vs軍司への想いを語った。

 会見で武尊は「軍司選手は気持ちを前面に出すファイターで、僕の好きなスタイル。軍司選手と決まったのは一ファイターとしてうれしい」と、新王者との対戦に喜びの声。6月の那須川戦に向けての調整の手応えを「今が一番強いと実感している」と言い「軍司選手に今の自分をぶつけてどういう戦いが生まれるのか楽しみ。エキシビションではなく試合だと思って挑みます。判定はなくてもKOならどちらかに勝利がつくと思うので、そういう気持ちで試合を見てほしい」と、ファンに“試合”を届ける構えを見せた。

 那須川戦に向けて「サウスポーやステップを踏む選手と戦いたいという考えはなかったか?」という質問が出るも「そういう選手でやる意味がある選手がいたらやってもよかったと思いますが、僕の中でやる意味がある相手はは軍司選手しかいない」と断言。「軍司選手はK-1で唯一生え抜き選手で頂点まで駆け上がった選手。K-1旗揚げから引っ張ってきた僕とこの図式での試合が出来るのは感慨深い。この試合で何か伝えられるものがあるなら伝えたい」と、次世代のK-1の主役となる軍司との対戦の意味を主張した。

 対する軍司も「(武尊は)偉大なチャンピオンなので、試合でいろいろ吸収して、これからのK-1を背負っていきたい」と、今回のエキシビションを”試合”と表現。「過去最強の武尊選手だと思うので、僕もしっかり練習を追い込む」と、本番さながらの準備に取り組むつもりだ。

 なお中村プロデューサーは「武尊選手は軍司戦を終えたあと、試合やエキシビションマッチを挟まず、6月の那須川戦に向けて調整に入る」と補足。世紀の一戦を控える武尊と軍司の“試合”に注目だ!(※ラウンド数や防具の有無は決定次第発表)

武尊
「今回K-1でエキシビションマッチを組んでいただいて、その相手が軍司選手になりました。軍司選手はK-1で唯一、生え抜き選手で頂点まで駆け上がった選手です。僕がK-1を旗揚げから引っ張ってきて、この図式で軍司選手と試合が出来るのは感慨深いものもあります。これから軍司選手はK-1だけでなく格闘技界を引っ張っていく選手になっていくと思うので、そういう意味でもこの試合で何か伝えられるものがあるなら伝えたい。ぜんぜん上から言うつもりもなくて、堂々とチャンピオン同士ぶつかり合えたらいいと思うので、この試合エキシビションじゃなくて、この試合を楽しみにしていてください。

(このエキシビションが決まったときの心境)去年の3月に試合をしてから年末に向けて体作り、コンディション作りをやってきて、そんな中で今年の6月(の那須川戦)ということになって。現役をやっていて初めて約1年以上試合が空いてしまって、(6月までに)一試合やるとなったときに相手もなかなか見つからなかったり、やる意味のある試合が何かと考える中で、軍司選手(とエキシ)という案が挙がってきて。正直エキシビションマッチじゃなくて試合をやりたかったと思ったんですけど、軍司選手とやることは僕の格闘技、K-1旗揚げ戦からやってきて、これからのK-1を引っ張っていく軍司選手と向かいあえて試合できるというのは、すごい意味のあることなんだろうなと感じました。

 軍司選手の試合を見ても気持ちを前面に出すファイターで、僕は好きなファイトスタイルです。気持ちだったり感情を全力で出すファイターは好きなので、そういう選手と戦っているときは幸せな気持ちになります。そういう意味でも軍司選手が対戦相手に決まったときは一ファイターとしてうれしくてすごく楽しみでした。僕も天心選手との試合が決まって、それに向けて身体作りや練習をやってきているんですけど、今本当に自分が一番強いと実感しています。それを軍司選手にぶつけてどういう戦いが生まれるのか楽しみです。みなさんも楽しみにしていてください。

(6月の試合を控えるなか、体重は何kgでリングに上がる?)何kgかは考えていないですけど、次(那須川戦)は58kg契約で(契約後の)リカバリー4kgという試合になるので、それに向けて減量は始めています。体重もいい感じに落ちてきているので、その体重をキープしつつ、落とした状態でも今まで通りのパワーが出るように練習をしているので、それを試すいい機会だなと思います。58kgで試合をするための体を作って試合に臨みたいと思います。(仮想那須川としてステップを使うサウスポーのような相手は希望しなかった?)そういう選手でやる意味がある選手がいたらやってもよかったですが、僕の中でやる意味がある相手は軍司選手以外はいないと思ったので、軍司選手が最適かなと思います。

(試合として見せたい?)僕はエキシビションではなく試合だと思って挑むので。そういう風に見てもらえたらと思います。(ダウンやKO決着の可能性もある?)試合ですからね。エキシビションでも判定はなくてKOだったら、どちらかが勝利になると思うので、そういう風に見てもらえたらと思います」

軍司泰斗
「チャンスじゃないですけど、こういう形でオファーをもらって、偉大なチャンピオンなんで、いろいろ試合で吸収して、これからのK-1を背負っていけるようになりたいと思います。(このエキシビションが決まったときの心境は?)速攻OKを出した形です。すごいチャンスだし、過去最強の武尊選手が空いてだと思うので、僕もしっかり練習追い込んで、それに向けてしっかりやりたいと思います。

(どういう気持ちで挑みたい?)僕はすごいガンガン前に出て打ち合いに持っていくタイプなので、そういうところを見せられたらと思っています。(試合として見せたい?)僕の中ではエキシビションなんですけど、やっぱりガチでやりたいと思っているので、そういうところを見て欲しいと思います」

 

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