スーパー・ヘビー級 (100kg以上)
石井 慧
Ishii Satoshi

2021.12.02
現在、クロアチアを拠点に活動している石井が再び日本にやって来たのは11月中旬。自主隔離があるため早めの来日となったが、「(隔離は)慣れないですね(苦笑)。調整するのも難しい」と、隔離生活の中での調整に苦労した様子。しかし「今は疲れも抜けてきて調子も上がってきています」と、2日後に迫った試合に向けてコンディションも上向きに整えてきたようだ。
クロアチアで指導を受けているミルコ・クロコップからは「もうちょっとリラックスしてやったほうがいい」というアドバイスを受けたそうだが「見えてなかった部分が見えることによって前回よりも気持ちの面でも楽というか、これでいいのかなみたいな感じのはあるんですけど、いい方向に集中できているっていうのはありますね」と、2度目のK-1ルールということもあり、今回はリラックスして試合に臨めそうだという。
前回の試合後にはすぐにクロアチアに帰国し、大阪大会の試合に備えて立ち技格闘技の練習に集中。前回同様にミルコのもとでハードなスパーリングを繰り返し「他の日本人の選手とはスパーリングの量自体が違う」と実戦に即した練習で自分を磨いてきた。
スーパー・ヘビー級ではあまり身長が高いとは言えない石井だけに、これまでの試合でも自分よりも背の高い相手との対戦が多かった。「やっぱ慣れだと思うんですけどね」と、長身の選手との対戦経験の多さがRUIと対峙する上でも自信になっている。
また公開練習で石井はシャドーボクシングと2分1Rのパンチのミット打ちを実施。ミット打ちでは相手のミドル・前蹴りを防御しながらパンチを返し、蹴りを得意とするRUI対策ともいえる動きも披露。クロアチアで「もっと手数を増やす・コンビネーションに取り組んできました」という言葉通りのパンチを打ち込んでみせた。
京太郎は前回の9月K-1横浜アリーナ大会で現K-1クルーザー級王者のシナ・カリミアンにK-1ヘビー級スーパーファイトで戦って敗戦を喫しているが「でも京太郎選手は100kg以下に体重を落としてたじゃないですか? もし100kg以上だったらどうだったのかなと思う」と、京太郎の実力を疑う向きはない。「(カリミアンとやってみたい?)京太郎選手とやる前に(カリミアンと)やりたいですね、やれるなら。僕は身長が高い人のほうがやりやすい」と、京太郎との試合の前にシナとの試合にも興味を示していた。
しかし、自身で思い描くストーリーを進めるには今回のRUI戦突破は必須だ。地元・大阪での試合ということもあり、「気合いが入るというか嬉しいし楽しみだし、前回大阪で試合をしたときは同じ会場だったんですけど、いい勝ち方もして縁起もいい場所なんで、今回も勝ちたいですね」と、気持ちも高まっている様子。「今回の自分のテーマは自分から攻めて、自分で試合を作って倒しに行くみたいな感じですね」と、KOを狙って地元・大阪のリングに立つ。
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