2021.09.21

 9月24日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.129」の[第6代Krushライト級王座決定トーナメント]について当日解説も務める現K-1ライト級王者・朝久泰央にインタビュー!

☆準決勝①:南雲大輝vs瓦田脩二
「ほとんどの人が瓦田選手の勝ち上がりと予想していると思いますが、南雲選手は自分のスタイルと、相手のファイトスタイルがうまく噛み合ってなかったから負けが込んでるだけであって、実力的な優勝してもおかしくないぐらいだと思ってます。

 トーナメントの4選手は、はっきり相手が分かっているので対策練習を多めにやると思うんですけど、南雲選手は自分のスタイルをブレずに持ってる選手だと思っています。本人が言ってるラウェイ・サンダーも、周りは警戒していますがまだ明かされてない技で、自分の動きを持ってるということは、どの相手にもその自分の力を出せるっていう良さでもあるので、自分のスタイルを貫き通す良さ、それが南雲選手のいいところですよね。

 試合は、1Rのうちにヒザ蹴りとストレートで勝負を決めきるのであれば、瓦田選手が有利かなと思うんですけど、流れを掴めば、南雲選手がが一方的に攻めていくような展開になる可能性もあると思います。お互いの動きが噛み合った方が一気に流れを持っていく展開になると思うので、南雲選手が行く方が面白いことになると思います。Krushの舞台を背負ってる瓦田選手の強さというのもありますが、やっぱり誰も予想してないことが起きるのがトーナメントの面白さだと思うので」

☆準決勝②:里見柚己vs弘輝
「お互いに自分のスタイルを持ってる選手だと思うんですよね。里見選手とはプライベートでも仲がいいんですが、本人の思い切りのいい性格と、左のストレート、左の蹴り、左の跳びヒザと、左の攻撃を中心としたとても強い一撃を持った選手です。技は左に限られますが、攻撃のパターンがなかなか読みづらくて、ストレート、蹴り、跳びヒザという三つの使い分けがうまいです。

 弘輝選手は最近ちょっとスタイルが変わってるんですけど、ファイターとしての野生の勘というか、『ここでそうくるんだ』というのを、その場のタイミングによって、ひらめきで動ける選手だと思っていて。最近のスタイルの変化がどう試合に影響するのかが重要なポイントだと思います。

 逆ブロック同様に、この試合も流れを掴んだ方が一気に試合を制すると思います。喧嘩スタイルで野生的に行くなら、弘輝選手がペースを掴んで進めていくでしょうし、綺麗な戦い方をするのであれば、里見選手はこの展開でどうなるかなという感じで予想は難しいところですが、希望というか期待も込めて、里見選手に分ががあるんじゃないかなと思います。前回の動きができるようであれば、ダウンを取っての判定勝ちを予想します」

☆決勝:南雲大輝vs里見柚己
「やっぱり親友である里見選手に勝ってほしいなと思うし、SNSを通しても最近の生活の充実ぶりが分かるので、ここは戦友としてもファイターといっても、里見選手に勝ってほしいと思っています。 KrushチャンピオンになってK-1王者である僕との対戦をアピールされたとしても、その時は純粋に『おめでとう』という気持ちの方が大きいと思いますが、もし対戦することになったら、友達だろうが全力で叩き潰そうと思っています。

(トーナメントに望むことは?)タイトルが懸かっているからと言って、消極的な試合にならないことですね。ここに残っている4選手は、それぞれ自分の強みというか、人生の生き方がいろいろ違うじゃないですか。瓦田選手のように梶原龍児代表の思いも背負って、Krush愛を持って戦う選手もいれば、南雲選手のようにラウェイと八光流柔術を信じて戦う強さを持っている選手もいる。

 また里見選手には新しいチームを立ち上げて、その代表として新しいスタートを切っていく、その思い切りの良さがあり、弘輝選手はYouTubeをしながら、また最近だと彼女さんもけっこう投稿してるんですけど、やはりその愛の力、彼女の支えがあってこそ強さを発揮する選手だと思ってます。そういう4選手のそれぞれの違った強さと、ここまで戦ってきた生き様を見せてほしいなと思いますね。全員が同じスタイルだったり同じ境遇だと一辺倒になってしまいますが、誰が勝ち上がってもそれぞれの強さを持っているので、それぞれが自分の魅力を存分に出してほしいですね」

 

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