2021.09.14

 東京・足立区のPOWER OF DREAMにて、9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[第20試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R]で京太郎と対戦するシナ・カリミアンが公開練習を行なった。

 カリミアンは今大会において、元K-1ヘビー級王者・京太郎とのヘビー級スーパーファイトへ出場する。対戦カード決定以降、京太郎が見せる様々な挑発に不快感をあらわにしているカリミアン。試合前からただならぬ結末を予感させるやり取りが続く中、カリミアンは公開練習に臨んだ。

 カリミアンは、記者会見から続く京太郎の挑発行為に「会見前は彼の功績をすごく評価していて、リスペクトの気持ちを持っていた。しかし会見を境に彼はピエロで、人のことを馬鹿にするリスペクトの欠片もないやつだと思っている」と、失望をあらわにする。
 
 リスペクトしていたという実績にも「ノープロブレム。全くプレッシャーにはならない」と、過去は過去として一蹴。さらにこれまでの京太郎の振る舞いに対し「私は日本にいる4年間でたくさんの素晴らしい人々に会ってきた。京太郎はその誰にも及ばない。何もない人間だ」と、京太郎を人格ごと無価値と断じた。

 試合に向けても「何か特別なものを用意しているわけではない」と、カリミアンは対策不要と言い切る。「彼のテクニックはピエロのようにぐるぐると回って逃げ惑うこと」と酷評。あくまでこの一戦は「自分にとっては遊び。楽しむための試合」と、勝負にすらならないという姿勢を崩さない。その一方で、カリミアンが公開練習に用意したのは純白のボクシングシューズ。PODの古川会長が持つパンチングミットへ、軽快なフットワークからの鋭いパンチのコンビネーションを叩き込んだ。

 リーチを活かした長距離ブロー、至近距離でのアッパーと、バリエーションのある強打からパンチの練度を感じさせるカリミアン。元ボクシング王者でもある京太郎に対抗する秘策かとも思われたが「もしかしたらそういう意味もあるかもしれない。それは9月20日に皆さんがリングの上で目撃すると思う」と含みを持たせた。

 徹頭徹尾カリミアンは京太郎への嫌悪感をあらわにし続けるが、そんな一戦にはカリミアンにとって大きな意味が隠されている。将来的に「クルーザー級以外にも、ヘビー級のベルトも狙っていきたい」と、K-1初の重量級二階級制覇を目指すと宣言。”日本ヘビー級最強の男”の異名を持つ京太郎との一戦は、またとないヘビー級挑戦への試金石となるだろう。

 改めて「皆さんの応援に応えるためにも、ピエロ・京太郎をリングの上で黙らせる」と勝利を誓ったカリミアン。京太郎に怒りの鉄槌を下し、二階級制覇への可能性を切り開くことができるか?

 

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