2021.09.13

 栃木・パラエストラ栃木にて、9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]で龍華と対戦する蓮實光が公開練習を行った。

 これまでの公開練習では地元の大田原神社での階段ダッシュやミット打ちを行ってきた蓮實が今回披露したのは、ライト級屈指のハードパンチャーと呼ばれる自身のパワーの源を作ってきたバーベル・ベンチプレスなどの筋力トレーニングだ。

 蓮實は淡々と重い重量を上げるメニューをこなし、トレー二ングが終わるとキレキレの筋肉を見せて好調ぶりをアピール。今回蓮實が公開練習として筋力トレー二ングを選んだ理由は、前回3月「K'FESTA.4 Day.1」での卜部功也戦の敗北が理由だ。

 功也のテクニックに翻弄されて持ち前の強打を封じられた蓮實は「あの試合は自分の中でも納得のいかない試合内容だった。今回はパンチ、蹴り、筋トレまで全てをアップしていて、しっかり攻撃を当てて、ガードの上からでも効かせられるぐらい筋力もアップしている。パワーでねじ伏せてKO決着を狙っています」。

 さらに蓮實は「卜部選手が7月のK-1福岡大会の前にスパーリングパートナーを募集していた」ことを聞きつけ、自ら名乗りを挙げてスパーリングでも功也と拳を交えた。今回の龍華戦が決まったあとも功也のもとを訪れ、「卜部戦で『なんで自分がやりたかったことができなかったか?』を卜部選手に尋ねたら、その理由や自分に足りなかったこともアドバイスしてもらえて、ものすごく勉強になりました」と収穫は多かった。

「僕と試合をした時、卜部選手は復帰2戦目ということで、しっかり3R戦う試合運びをしてきたと聞きました。自分の中では勝つか負けるかのKO決着をしたかったのですが、卜部選手に試合を作られていたことも分かって、卜部選手は自分よりも1枚も2枚も上手だったんだと思います。卜部戦で『なんで自分がやりたかったことができなかったか?』を卜部選手に尋ねたら、その理由や自分に足りなかったこともアドバイスしてもらえて、ものすごく勉強になりました。これから卜部選手は階級を上げるかもしれないという話をしていて、今後やることはないと思いますが、卜部選手のレベルをちゃんと超えないとチャンピオンになれないと思うので、卜部選手を超える気持ちでやっています」

 今回対戦する龍華は2019年・2020年のK-1甲子園を2連覇しただけでなく、現在7連勝(4KO)と快進撃を続けている19歳だ。34歳の蓮實にとっては若い・勢いのあるファイターを迎え撃つ形となる。

 蓮實は「10代でK-1のあの舞台に立てるのは凄いとは思いますが、自分とはまだまだレベルは違うと思っています。僕が10代の頃、30代はもうおっさんという感覚で潰してやるという感じだったので、あっちもそういう気で来ると思いますが、なめられてたまるかという想いが一番大きい。まだまだ自分を超えられないってところをきっちり見せ付けてやりたいですね。味があって技術もパワーも兼ね備えた30代の脂が乗った選手が会場を盛り上げてやろうかなと思います」とまだまだ若い選手には負けないと力強く意気込む。

 また、蓮實が出場する第5試合では、今年デビュー57年周年を迎える歌手の小林幸子さんがスペシャルラウンドガールに挑戦するというビッグニュースが飛び込んできた。

「もちろん栃木県民の中でも蓮實光より小林さんの方が知名度があるし、そんな方と同じリングに立てるのは嬉しいというか、凄いというしか言えません(笑)。全23試合(オープニングファイト含む)ある中で、自分の試合が選ばれたことは(運を)持っているなと。

 ただ1Rで倒しちゃうと、次の試合にスライドするというので、1Rで勝ちたいのは本音なんですが、1Rにあいつからダウンを取っても、若さで立ち上がってもらって、小林さんに華やかにラウンドガールしてもらって2RKO決着を狙いたいです(笑)。小林さんの華やかに負けないド派手なKOを見せて、対戦相手だけじゃなく小林幸子さんにも勝ちたいです」と小林さんの衣装以上の華麗なKO劇を見せたいと宣言した。

 龍華戦をクリアした先に狙うものは、朝久泰央が巻いているK-1ライト級のベルトだ。蓮實は昨年12月のK-1両国大会で朝久に敗れており「自分の目標は栃木県初のK-1王者の称号を手に入れること。自分は今のチャンピオンのレベルを知っていて、対策も分かっています。一度朝久選手と戦って、超えられない壁ではないと実感しているので、必ず追いつきたい。今回KOして今年もう1試合して、来年の『K'FESTA』でタイトルマッチをやりたい」と王座奪取へのストーリーはすでにできている。

「もしタイトルマッチが決まったら、ぜひ小林さんにもう一回ラウンドガールをやってほしいですね。そうすれば父ちゃん、母ちゃん、栃木県民も喜ぶと思います」と蓮實。「まずは9月に蓮實光の男の生き様を見せるので注目して下さい」という言葉通り、格闘技人生を乗せた拳で龍華をぶつけるつもりだ。

 

選手登録