2021.09.10

 東京・OGUNIジムにて、9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で朝久裕貴と対戦するMOMOTAROが公開練習を行なった。

 2019年からONE Championshipに参戦するなど、海外を主戦場にムエタイの強豪たちとの戦いで名前を売り、鳴り物入りでK-1 JAPAN GROUPと契約をしたMOMOTAROだったが、その初戦となる5月30日にK-1横浜武道館大会では西元也史にKO負けを喫してしまった。

「久々の日本のリングということもありましたし、初めてのK-1のリングということでいつも以上に緊張はしましたね。また、K-1ファンの皆さんにちょっといいところを見せたいという気持ちも強かったので、そこが逆にプレッシャーになってしまいました」と、初めてのK-1のリングは気負った状態での試合だったと語る。

 試合後は「参戦会見まで開いていただいて、注目もしていただいたんですけども、ああいう負け方をしてしまって、恥ずかしいという想いもありましたし、自信があった分、凄く悔しくて複雑な気持ちになりましたね」と落ち込んだという。しかし、「こうやってまたチャンスをいただいたので、しっかりそのチャンスを掴みたいと思います」と、今は気持ちを次の試合に向けて切り替えた。

「自分はムエタイを得意としてやっていたので、組めない、キャッチできないという部分で、やってみて改めて難しさを感じた部分がある」と初のK-1ルールには戸惑いを感じたようだが、西元戦後からはよりK-1ルールに適応する練習に没頭しているという。この日の公開練習でもパンチだけのミット打ちを披露。

「新しい自分も見せたいなというのも少し込めて、パンチだけの練習をやりました」と、その意図を明かしたMOMOTARO。実際に「パンチだけのミットも増やしていますし、ボクシングの元日本チャンピオンの方とも一緒に練習させていただいて、パンチの打ち方だったり、ミットも実際に持ってもらったりして、その技術も教わっています」と、K-1ルールへの適応のためにパンチの練習に時間を割いている様子だ。「1発1発打つ練習もしているので、パワーもついてきたのかなと思っています」と手応えもバッチリのようで、「K-1ルールで戦えるように負けてからもずっと続けてきたので、その成果をしっかりと見せたいと思います」と意気込んでいた。

 今回の対戦相手の朝久は空手をベースにMOMOTARO同様、蹴り技を得意とする選手だ。その朝久に関して、「何でもできる選手だなと。蹴り技が多彩ですし、穴もなかなかない選手だなというのがありまして、体も凄く丈夫ですし、凄くいい選手だと思っていました」と語る。

「厳しい戦いになると思うんですけど、怖いというよりは楽しみですね。世界で戦っている選手なんで、そういう選手と戦えるのは凄く楽しみです」と、朝久との対戦にモチベーションも上がっているようだ。テクニシャン対決で噛み合った試合になるのではないかという見方もあるが、「お互い足技が得意ですし、トリッキーな技も使うので、そういう激しい打ち合いとは別に足技とかでも会場を沸かせられたらなと思っています」と、望むところといった様子だった。

 また、朝久は中国の武林風のタイトルも持っており、MOMOTAROとは海外で活躍しているという共通点もある。MOMOTARO曰く「食事も違いますし、調整の仕方で凄く苦労するので、そういうところを乗り越えていきますとメンタル的にも鍛えられるので、そういった面でも海外で活躍している選手は凄く魅力的ですね」。

 MOMOTARO自身も「相手も分からない状態でタイに行って会場に着いて、その場でプロモーターに体格を見られて『君と君で1試合目やって』という試合を経験したこともあったので、海外遠征でメンタル的には凄く鍛えられました」と、何が起きるか分からない海外で培った経験を朝久とぶつけ合う。

 今大会ではMOMOTAROと朝久の試合も含めて、スーパー・フェザー級の試合が3試合組まれている。スーパー・フェザー級はK-1屈指の激戦区だが、「スーパー・フェザー級が層の厚い階級というのは皆さんもご存知だと思いますし、相手の朝久選手は強敵なんですが、勝てば『MOMOTARO選手、これから上がってくるんじゃないか?』と思ってもらえると思うので、しっかりと勝ちたいと思います」とトップ戦線浮上のためにも必勝を誓う。

 

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