2021.09.06

 千葉・優弥道場にて、9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/女子-53kg契約/3分3R・延長1R]で壽美と対戦する櫻井梨華子が公開練習を行なった。

 今回がK-1初出場となる櫻井だが、K-1は「道場の代表の山本優弥さんが出ていた時からテレビで見させていただいてましたし、道場の先輩方も(K-1に)出ていて、自分も立ちたいなと思っていた舞台です」と語ったように憧れの場所。公開練習では、その山本優弥代表を相手にテンポよくパンチと蹴りを繰り出し「試合が決まってより一層気合いが入っているので、コンディションもとてもいいと思います」と、憧れの舞台に立つために気合いの入った練習を積んでいることをアピールした。

 元々は空手をやっていたという櫻井は、子供の頃にテレビに出演していた女性ダンスグループのMAXを見て、ダンスの道も志すようになった。「テレビに出て歌って踊るMAXさんに憧れて、自分も踊れるようになりたいと思って、高校1年生の時にダンスを始めました」と櫻井。その後、7年間ダンスを続け、ダンスのインストラクターとして就職もしていた。その間、空手は休んでいたということだが、「YouTubeでKrushの試合を見ていたりして、カッコいいなと思って、会場まで見に行くこともありました」と、格闘技をやりたいという気持ちが次第に募り始めた。

 そこで一度はダンスインストラクターの職場を退職。優弥道場に入門したそうだが、「元々やっていた職場の生徒さんがレッスンをやってほしいって連絡をくれて」ということがあり、現在も日々ダンスのレッスンも行ないながら、格闘技と両立した生活を送っているという。

「毎日必ず踊るか、殴るか、蹴るか、寝てるかなので、凄く充実しています」と語る櫻井。「ダンスをやっているからこそ、空手やキックボクシングの軸がしっかりしたり、力強く足が踏み込めるところは絶対あると思うんですよ。安室奈美恵さんもライブで何時間も歌って踊るんですけど、小さい頃から空手をやっていたことで足腰ができている要因だと本人が言っているのを聞いて、やっぱりそうなんだなと思いました(笑)」と、ダンスとの両立が格闘技にも活きていると主張する。優弥道場の会員で、櫻井のダンスのレッスンを受けている生徒もいるそうで、「踊ってるみたいに蹴ったりパンチしてる。凄い」と言われると嬉しさを覚えるそうだ。

 そんな櫻井の今回の対戦相手は現Krush女子フライ級王者の壽美だ。「気持ちがめちゃくちゃ強くて、手足も長い、きれいな技を出す選手だと思います。強くて巧くて、会見でも『チャンピオンらしい生活をしている』と言っていたのを聞いて、カッコいいとも思います」という印象を抱いている。しかし「そこを超えていかなきゃいけないと思っているので、いい意味で自分の気合いも増しています」と臆することなく、現役王者に立ち向かうことを宣言した。

 K-1女子の試合は毎大会組まれるようになり、話題になることも多い。「ドカンとKOで勝ったりしたら、もっと盛り上がったりすると思うので、その第一人者になれたらいいなと思いますね」と、盛り上がる女子戦線でもトップに立つことを目標とする。

 特に今回は-53kg契約の試合で、女子では重い階級だ。「女子の選手はKOが少ない、倒すのが少ないって言われているんですけど、力強いな、女子でも倒せるなっていうところに持っていきたいなと思っています。軽い階級だからステップが速い、展開が早いっていうのはあると思うんですけど、それプラス力強さがあって倒せたらめちゃカッコいいかなと思いますね」と、KO勝利でインパクトを残すことを考えているようだ。

 K-1 JAPAN GROUPのリングで試合をするのは約3年ぶり。K-1ファンに櫻井の知名度が浸透するのはこれからだ。「今は櫻井梨華子って誰だろう?からスタートしているし、『チャンピオンが戦うけど相手は知らない人』っていう印象の方がどうしても多いと思うんですね。でも、試合の中で『だから呼ばれたのか』って言ってもらえる、そしてK-1に欠かせない選手になれたらいいなと思いますね」と、今回のK-1初参戦で一気のブレイクを狙う。

 

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