2021.09.04

 都内・PURGE TOKYOにて、9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で卜部弘嵩と対戦する芦澤竜誠が公開練習を行なった。

 今回の試合より自らのチーム=DRAGON FISH所属として試合に臨む芦澤だが、それまで所属していたPURGE TOKYOでの練習も再開。矢口哲雄トレーナーの指導のもと、現在もPURGE TOKYOが練習の拠点になっており、この日の公開練習でもPURGE TOKYOで行われた。

 公開練習では棒の先にグローブをつけたオリジナルの道具を使用した練習を披露。芦澤は矢口トレーナーの振るうグローブ棒をかわしながらパンチを打ち込んでいった。これは相手の攻撃を避けてから自分の攻撃を当てることを目的とした練習で「レベルが上った試合ができると思う」と、芦澤もこの練習に手応えを掴んでいる。

 前回の試合は3月「K’FESTA.4 Day.1」東京ガーデンシアター大会での村越優汰戦。試合は判定負けという結果だったが「あの試合は結構収穫があって、そのダメだったところを直している。それが出せたら話にならないと思いますよ」と村越戦で見つかった課題の克服に務めている。
 

 特にラッシュ力への自信が増しており「前よりラッシュ力もパンチ力も上がっている」と語る芦澤。「まだスパーリングで思いっきり人をぶん殴ってないから、どうなるか分からないけど、試合は自分の力がどれだけあるかを発表できる場所だと思っているんで、全力で思いっきりぶん殴りたい」と、自分のラッシュ力・パンチ力を披露する機会が待ち遠しそうだった。

 その一方で「そういう試合になると前みたいになって判定負けしちゃうんで、今回は格闘家らしく戦おうと思っています」とも語る芦澤。「格闘技ファン、本当のファンって結構オタクが多いんですよ。そいつらが見て『芦澤はこれができるようになってきたんだ』や『こういうボクシングテクニックがついてきたんだ』と思わせる試合をしたいですね。『こいつ、レベルが上ってきたね』って思わせる試合がしたいです」とテクニック面での向上にも自信をつけていることが伺える。

 今回の対戦相手である弘嵩は2018年11月のK-1さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会で対戦し、敗北を喫した相手でもある。芦澤は現在の弘嵩について「ずっとK-1を引っ張ってきて、KRESTの人間も『卜部兄は怖いよ』ってみんな言ってたじゃないですか? でも今は怖さの牙が抜けちゃってるんで、普通にもう終わりじゃないですか。リスペクトはしてますけど、(卜部の)誰かのために戦うという姿勢は俺と正反対ですよ」とキッパリ。

 そのうえで弘嵩の仕上がり・コンディションが良さそうだということを聞くと「練習をめちゃくちゃやり込んできて人生懸けてる同士の試合はマジでドラマが生まれるんですよ。卜部選手なんかみんな分かってる通り、勝たなきゃ終わりでしょ。卜部選手にとってこの試合は人生の分岐点だと思ってるんで。俺もこの試合の勝ちがどれだけデカいか分かっている」とこの一戦がお互いにとって重要な試合になると位置づける。

 さらに「これが格闘技、これがK-1、これが芦澤竜誠でしょっていう試合を見せますよ。っていうか、卜部選手だったら、そういう試合をやってくるだろうし、卜部選手にとっても俺とやったら卜部弘嵩がどういう男か分かる試合になると思いますよ」と熱戦を予想している。

 弘嵩戦への様々な想いを語る芦澤だが、勝利への自信は揺るぎない。「俺は作戦もクソもない。手数を増やして、相手を倒しきるまでラッシュする、それだけ。俺がラッシュしたら普通に終わると思っています」と改めて豪語。進化する問題児・芦澤竜誠は横浜アリーナのリングでどんなサプライズを起こすか?

 

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