2021.08.02

 東京・K-1ジム総本部にて、8月21日(土)東京・後楽園ホール「Krush.128」の[第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]で吉岡ビギンと対戦する璃明武が公開練習を行った。

 公開練習のミット打ちで鋭いパンチと蹴りを披露した璃明武。「試合まで3週間切って、だいぶ仕上がってるんで、今週と来週でガッツリ追い込みをやって、あとは調整って感じですね」と、試合に向けて順調に調整を進めている様子だ。璃明武は2018年にプロデビュー、それ以降はは6連勝と無敗街道を突き進んでいたが、昨年の12.13K-1両国大会で佐々木洵樹に初黒星を喫した。

 しかし、今年の2.27「Krush.122」ですぐさま蒼士に勝利。無敗街道は途切れたものの、「負けた後は凄く悔しかったんですけど、後悔しててもしょうがないし、すぐに次の試合を決めてもらったんで、蒼士戦に向けて切り替えられましたね」と、初黒星の悔しさを引きずることもなかった。「さらに練習量も増やして、24時間格闘技のことを考えて生活している感じですね」と、一層格闘技に没頭した生活を送っているという。そんな中で来た今回のスーパー・バンタム級王座決定トーナメントのオファーも、「そろそろタイトルに絡む試合をするのかなと思ってたんで、やっと来たかって感じですね。そんなにビックリはしてないです」と、本人的には絶好のタイミングだったようだ。

 一回戦は元Krushバンタム級王者の吉岡と戦うことになった璃明武。吉岡は3.27「Krush.123」でバンタム級王座の防衛戦を行なったが、計量で体重オーバーをしてしまい、減点もあって壬生狼一輝に敗れて王座から陥落していた。体重の増加もあり今回からスーパー・バンタム級に階級を変更してのトーナメントエントリーだが、元王者の吉岡と璃明武の試合は優勝候補同士の対戦という見方もされている一戦だ。

「お互いに優勝候補かなと思っていたんで、最初はマジかと思ったんですけど」と璃明武自身も予想外の組み合わせに最初は驚いたようだが、「逆に強い選手のほうがモチベーションは上がるんで、すぐ気合いが入った感じですね」と、既に気持ちも切り替えている。

「自分と吉岡選手の試合は他と比べたらレベルが違うと思うんで、そこで吉岡選手に差をつけて勝てば自分が優勝候補というか、一回戦に勝った時点で自分に注目が集まると思う」と、逆に難敵の吉岡を倒し、トーナメント制覇に向けて勢いをつけたい考えのようだ。

 その吉岡については、「前回の試合は計量オーバーしていて減点2とかだったんで、実際は吉岡選手のほうが壬生狼選手よりもポイントで勝ってたと思うんですよ。実質K-1 JAPAN GROUPでも無敗だと思うし、凄い実績もあって実力もある選手だなと思います」と評した璃明武。しかし「体はごっついですけど、1階級下の選手。体重オーバーしてるから上げてくると思うんですけど、自分はここ何戦も55kgでやっているんで、自分のほうがフィジカルは全然強いのかなと思います」と、下の階級から上げてくる吉岡には負けられない意地もある。

 また、今回のトーナメントは一回戦をこの8月の大会で行ない、準決勝と決勝は10.31後楽園ホール大会でのワンデートーナメントで行なう。まずはこの一回戦を勝ってから10月のワンデートーナメントは考えるという璃明武だが、準決勝に関しては「小巻選手と黒田選手でタイプが違う選手ですけど実力は凄くあると思うんで、どっちが来ても10月は2試合あるしKOで終わらせたいですね」と準備は怠らない。

 決勝は「鬼山選手と小倉選手が何もなければ上がってくるかなと思っていて、タイプは似ているんですけど、凄い強い選手だと思うんで、決勝でやるにはちょうどいい相手かなと思います」と予想している璃明武。「一番わかりやすいのはKOだと思うんですけど、狙いすぎてもKOはできないんで、理想は3試合3KOなんですけど、しっかり自分の戦いをして勝つことが大事なのかなと思います」と、目標だったベルトが近づいてきても気負っている様子はない。

「ここ1~2年というか、近い目標としてやっていたんで、やっと獲るタイミングが来たかなっていう感じですね」と、目標達成に向けて、まずは8月21日の吉岡戦から第一歩を踏み出す。

 

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