2021.07.06

 神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、7月24日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.127」の[第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R]で杉本仁と対戦する谷川聖哉が公開練習を行った。

 公開練習で谷川は空手仕込みのパンチや蹴りを披露。後ろ回し蹴りも繰り出すなど、K-1 JAPAN GROUP参戦後、初となるトーナメントに向けて好調ぶりをアピールした。空手で実績を残してきた谷川がK-1 JAPAN GROUPに参戦したのは昨年3月「K’FESTA.3」。参戦してからちょうど1年となる今年3月21日の「K’FESTA.4 Day.1」では、クルーザー級のトップ戦線で戦うRUIから初勝利をもぎ取り、今回のトーナメントに堂々とエントリーされた。

「出来としては20点ぐらいかなと思ったんですけど、僕はもっと実力があると思っています。試合を見返すとまだK-1ルールに適応できてないなというのはありました」とRUI戦への自己採点では辛めの谷川。しかし、KRESTに所属して1年の間で空手からK-1ルールへの適応は着実に進んでいる。

「RUI選手に勝って自信にはなったので、そこから練習というか考え方を自分なりに一から勉強していって、K-1ルールに適した練習方法を自分の中で確立していったかなというのはあります」。特に課題だった顔面への攻撃の対処が向上し「練習では凄くいい感じなのでどれだけ試合に持っていけるかだなと思います」と手応えを掴めているようだ。

 今回のトーナメントでは準決勝で杉本仁と対戦する。杉本は長らくK-1 JAPAN GROUPのクルーザー級のトップ戦線で戦ってきたファイターで、オールラウンドなテクニシャンだ。「凄い綺麗というか何でもできる選手。根性もあって、一番噛み合う相手だと思います」と評価した谷川だが、自身もスピードとテクニックには自信がある。「全ての技は僕の方が上回っているので、ポカだけしないように3分3R戦いきった中で、チャンスがあれば倒していきたい」と臆するところはないようだ。

 この準決勝を勝ち上がれば、決勝戦はRUIとサッタリ・ウィラサクレックの勝者と対戦する。「目指しているところはそこではないので、どっちが来てもいいかなとは思っています」と語った谷川だが、やはり昨年KO負けしているサッタリへのリベンジも頭にある。「理想としてはそこでリベンジしてベルトを獲ると堂々と上のステージにも行ける。このトーナメントではサッタリ選手が一番の優勝候補という声を聞くので、ここを倒して勝てば誰も文句はないと思う」と、サッタリにリベンジしてのK-1へのステップアップを狙っている。

 トーナメントは空手時代に経験済み。今回は1日2試合を勝ち抜かなければならないが、空手時代には3日で8試合という過酷なスケジュールも経験しているので、「特に問題視はしてないですね」と自信たっぷりだ。さらに所属するKRESTにはトーナメントの経験が豊富な先輩たちがたくさんいるのも谷川にとっては心強いところ。「むしろ準決勝で勝って調子が上がってくるかなと思っています。いろんな先輩に聞いたんですけど、やっぱり気合いだって言ってたんで、最後は気合いだと。メンタル的にも充実させていきたいと思います」と、トーナメントに備えて精神面にも磨きをかける。

「元々押忍で生きてきた人間なので、今回も押忍で行きたいと思います」と空手仕込みの押忍の精神でトーナメント制覇とKrush王座奪取を目論む。

 

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