2021.06.04

 昨年8月から再スタートし、壬生狼一輝をはじめK-1・Krushのナンバーシリーズで活躍する選手たちを輩出している「Krush-EX」シリーズ。Krush EvangelistとしてKrushの戦いを見届けてきた石川直生さんが考える「Krush-EX」とは?

「Krush EvangelistとしてKrush-EXも毎回必ず見させてもらっています。

 後楽園ホールよりも会場の規模は小さいのですが、ファンも運営陣も選手の戦いぶりをちゃんと見ているので(試合で)やった分必ず評価されるし、結果を出せばまた次の舞台が用意されて、ちゃんとストーリーが繋がっていくイベントです。そういう意味で、こんなにオイシイ大会はないと僕は思ってます。

 そうやって上がっていった中で目立つのは壬生狼(一輝)くんだし、最近で言うとこないだKrushに上がった愛瑠斗選手だったり、今度上がる山脇(飛翼)選手だったり。EXに出る選手はまだ若いからアピールの仕方が分からない選手も多いですけど、ここで目立てば関係者の目にも止まりやすいし一気に注目を浴びます。ある種ノーマークの選手しかいないので、だからこそ目立ちやすいんです。

 もちろん試合内容が素晴らしいという大前提はあるけど、自分で自分をプロデュースできる場で、入場だったり記者会見だったり、インタビューですらチャンスだと思ってほしいです。

 あと、逆説的ではあるけど“俺の居場所はこの会場じゃないんだ”っていう思い、反骨心もどこかで持っていてほしいです。そういう気持ちを言葉にするんじゃなくファイトで見せてほしいと思います。
 もし僕が現役だったら、“ここじゃねぇんだよ”っていう気持ちで、“早くここを出て、後楽園だったりK-1がやってるアリーナが俺の舞台なんだよ”っていう気持ちで練習するしリングに上がります。
 今回の『Krush-EX 2021 vol.3』では梨緒弥選手がメインイベントで、彼はいま2連続KO負けで苦しい状況ですが、前回に続いてメインを任されたのは運営の期待の表れだと思います。勝っても負けても派手な試合をしますし、早くEXを卒業して本戦に入ってほしい、だからそういう期待でチャンスが与えられたと思います。

 Krush-EXは自分をプロとしてプロデュースできるチャンスの場です。そのための舞台だし、でも逆説的に“ここじゃいけない”“ここじゃないんだ”っていう反骨心も持っていてほしいと思います。Krushという名前がついているからって満足はせず、壬生狼くんを筆頭に目立てば必ず次が用意される、チャンスを掴める舞台です」

 

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