2021.05.31

 5月31日(月)都内にて、「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」横浜武道館大会の一夜明け会見が行われた。

 第12試合でK-1初参戦のMOMOTAROを左フック一撃でKOした西元也史。これで勝利した11戦がすべてKOという、まさに「KOマシーン」にふさわしい倒し屋ぶりを見せつけた。だが、試合中は世界と戦ってきた実力者MOMOTAROとのギリギリの駆け引きが展開されていたという。

「見てる方には伝わってないかもしれないですけど、向い合って駆け引きをやってる中で、もう1つ1つ、ミスできひんやりとりをしてたと思います。そこで僕が何とか勝てたかなっていう」

 さらに試合中にはアクシデントも起きていた。
「SNSでは『ローが効いてた』みたいに言われてるんですけど、まったく違くて。三日月蹴りを蹴り返した時、右足の薬指を脱臼しました。インターバルで秀さん(山崎秀晃)にはめて貰ったんですけど、2ラウンドで右を蹴ったらすぐ脱臼して、踏ん張れなくて。でもそれで倒せたんで、脱臼してよかったかなって思ってます(笑)」

 西元にとっても、実力者MOMOTAROをKOしたことは大きく「世界と戦ってきた人間にも自分のパンチって通用するんや、っていう。自信が確信に変わりました。これからもどんどん前に出て、倒していきたいですね」と更なる大物喰いに闘志を燃やした。

西元也史
「応援ありがとうございました。正直、今回の試合は、やっぱり倒さなあかんとは思ってたんですけど、それよりやっぱ勝たなあかん試合やなって思ってて。自分の中では判定になっても、延長になっても、スプリットでも、何が何でも勝つつもりでいて。そういった意味も含めて、覚悟とか、自分の人生変えるために上京してきて、ポスターにもあったように『K-1魂』って書かれてたように。そういうのを見せて、伝わる試合をしようと決めてたので。それも全部含めて、結果に現れたのかなと思います。

(試合を改めてふりかえっていかがでしょうか)結果としてああいった風に倒せて。そこは自信につながったし。でも見てる方には伝わってないかもしれないですけど、向かい合って駆け引きをやってる中で、もう1つ1つ、ミスできひんやりとりをしてたと思うんで。そこで僕が何とか勝てたかなっていう。それがたまたまKOにつながったと思ってるんで、はい。すごく自分の自信と、これからにつながったと思います。

(「K-1舐めんな!」という発言もありました)それは試合前に盛り上げてくださった周りと運営の方々のおかげで(笑)。ああいった風に僕もモチベーションも上げれて、ああいう結果で終わると自分も盛り上がって(笑)。言っちゃいましたね、なんか勢いで言っちゃいました(笑)。

(足を痛そうに引きずってましたが)あれが! SNSとかで「ローが効いてた」みたいに言われてるんですけど、そこはまったく違くて。1ラウンド、ホンマ皆に見返して欲しいんですけど。ラスト1分くらいの時に、僕、三日月蹴りを蹴り返したら、そっから右足の感覚、違和感、力が入らなくなって。『うわ、なんやろ?』って。1ラウンド終わって、コーナーに戻りながら見たら右足の薬指が意味わからん方向に向いとって(苦笑)。

 自分も一応、柔道整復師の資格を持ってるんですぐ脱臼って分かったんで。で、セコンドについてた秀さん(山崎秀晃)も柔道整復師なんで、すぐ『脱臼しました』って伝えて。『はめるか?』『お願いします』でインターバル中に秀さんにはめて貰って。でも2ラウンドに右を蹴ったらまたすぐ脱臼して。『踏み込めへん。どうしよ?』と思ってる中、ああいった形で。逆に、踏み込まん方が倒せたんで、脱臼してよかったのかな、って思ってます、はい(笑)。

(これで勝った試合がすべてKOという記録が11になりました)自分としては、別にKO数に対してプレッシャーを感じてるとか、正直あんまりなくて。だんだん、倒してきた数の分だけ、自信が確信に変わりつつある、って感じですね。世界と戦ってきた人間にも自分のパンチって通用するんや、っていう。やっぱそういうメンタル面が一番重要やと思うんで。これからもどんどん前に出て、倒していきたいですね」

 

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