2021.05.31

 5月31日(月)都内にて、「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」横浜武道館大会の一夜明け会見が行われた。

 平均年齢が約21歳という、これからのK-1を担う8選手が参加した「K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」。その栄えある頂点に立ったのは、ダークホース的存在の黒田斗真だった。

 黒田は一回戦で池田幸司を2R、カウンターの飛びヒザでKO。その勢いを駆って、準決勝では松本日向から二度のダウンを奪い3-0の判定勝利。そして、決勝では優勝候補筆頭の壬生狼一輝に1R、踏み込んでの左ストレートを突き刺し、戦慄のKO勝利。破竹の快進撃で優勝の栄冠をつかんだ。

「注目されてる選手を、しっかり優勝して実力で黙らせてやろうかなとずっと思ってた」と、反骨心の強さを伺わせた黒田は、今回の自身の急成長について「去年12月のKrushのトーナメントの準決勝で吉岡ビギン選手に敗れてから、ずっとずっと悔しくて、毎日毎日練習して。今回の優勝につながったかなと思ってます」と分析。

 試合で大きなポイントとなった左ストレートに関する質問には、「プロになってから警戒されてるなと思ったんですけど、今回は『もらってもいいから倒したろ』というつもりでおもいきって打ったら、自分の思うように試合が進んだ」と語る。

 今後についてはコロナ禍を踏まえつつ、「53kgにも強い海外選手がいっぱいいると思うので、これからやっていきたい」と視線の先を海外まで広げる一方、「壬生狼選手とは万全な状態でやって、完封したいなって思ってます」と壬生狼との再戦にも意欲を見せた。

 最後は「これから僕がバンタム級を引っ張る存在になって世界一になるので、みなさんついてきてください」と、ファンへの頼もしいメッセージで一夜明け会見を締めくくった。

黒田斗真
「昨日対戦してくださった、池田選手、松本選手、壬生狼選手、本当にありがとうございました。そして、何より僕のことを信じて応援してくださったみなさま、ありがとうございました。優勝できたことはすごくうれしい気持ちです。何より今回の試合は壊れてもいいくらいの覚悟で挑んでたんで、無事にいま帰れてホッとしてます。

(それぞれの試合を振り返って?)一回戦の池田選手はすごいパワーもテクニックもあってやりにくかったんですけど、そのなかでもスキを見つけて倒すことができたよかったと思います。準決勝の松本選手はダウンを取ってもずっと目が死んでなかったんで、すごく気持ちが強い選手やなってあらためて思いました。

 決勝の壬生狼選手は、僕が一番やりたかった選手なので。現Krushのバンタム級チャンピオンでもあるんで、すごく覚悟を持ってきてると思いました。そう簡単には倒せないだろうなと思ってたんですけど、最後まで自分を信じて、しっかり倒してメインを締めくくることができてよかったと思います。

(中村プロデューサーがこんなに急成長するとは思わなかったと発言していたが、自分ではどこが変わったと思う?)去年12月にKrushのトーナメントに出場させてもらって、準決勝で吉岡ビギン選手に敗れてから、ずっとずっと悔しくて、毎日毎日ずっと練習して。で、今回の優勝につながったかなと思ってます。

(壬生狼選手とはお互いに万全の状態でまたやりたいと発言していたが、あらためてどのように考えている?)今回はトーナメントで何があるかわからなかったんですけど、壬生狼選手もボロボロの状態で決勝まで上がってきたと思うので。万全な状態だったら、周りの人とかも『ケガしてたから』とか何も文句を言えないと思うので。しっかり万全な状態でやって、完封したいなって思ってます。
(いま戦ってみたい選手は?)壬生狼選手とやってみたかったので、今回できてよかったかなと思ってます。コロナの時期で海外選手が来れないってことなんですけど、53kgにも強い海外選手がいっぱいいると思うので。そういう海外の選手とこれからやっていきたいなと思ってます。

(バンタム級をどのような階級にしていきたい?)SNSとか見てたら、『バンタムはKOが少ないからおもんない』とか、けっこう書かれてたと思うんですけど。そのなかでもしっかりKOして、メインで倒すことができて、『バンタム級でも倒せるんやぞ』っていうのを、みなさんにお伝えできたかなと思ってます。

(左ストレートはいままでと打ちかたを変えた?)とくに変えたりとかはしてないんですけど。ずっと、アマチュア時代から左ストレートで勝ってきたというところがあって、プロになってから警戒されてるなと思ったんですけど、今回は『もらってもいいから倒したろ』というつもりでおもいきって打ったら、自分の思うように試合が進んだっていう感じですかね。

(次回から相手は左ストレートを警戒してくると思うが?)そうですね、やっぱり警戒してくると思うんですけど。とりあえずいっぱい遊んで、そのあとに考えたいと思います。

(一番何したい?)旅行行きたいですかね。いま、コロナでたいへんな時期だと思うんですけど、コロナが収まってから旅行とか行ってみたいなと思ってます。

(目標としてた“黒田兄弟の日”は達成できなかったが、夜はどのようにすごした?)夜はずっと自分の試合を観て、気づいたら朝になってました。祝勝会とかは帰ってからしようかなと考えてます。

(優勝の喜びは最初に誰に伝えた?)やっぱり、ジムの代表ですかね。(優勝して周囲からの反響は?)SNSとかでもすごくフォローしていただいたり、DMとかくださったり。すごく反響があって、K-1の力ってすごいんやなって、あらためて考えました。

(トーナメントの戦前予想で自分の名前が上がっていなかったが、その反発心は原動力になった?)そうですね。まあ、ずっと言わせていただいてたんですけど、ふつうにやったらあたりまえに僕が勝つかなと思ったんで。ずっと注目されてた松本選手であったり、橋本選手は欠場になっちゃったんですけど、あと壬生狼選手であったり。そういう注目されてる選手を、しっかり優勝して実力で黙らせてやろうかなとずっと思ってたんで。まあ、優勝できてよかったと思ってます。

(ファンにメッセージ)まずは今回、僕をずっと信じて応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。これから僕がバンタム級を引っ張る存在になって世界一になるので、みなさんついてきてください。ありがとうございました」

 

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