2021.05.12

 神奈川・K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTにて、5月30日(日)後楽園ホールで開催される「Krush.125」の[Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・平山迅と対戦する王者・佐々木大蔵が公開練習を行った。

 ミット打ちでは気合いの入った表情でパンチ、キック、ヒザ蹴りなどを打ち込んでいった佐々木。「試合が近づいていてモチベーションも上がってきてますし、その中で試合に向けてやるべきことがだんだん明確になってきて、無駄なくやれているなと思います」と語った。

 今回が2度目の防衛戦となる佐々木はこの試合のテーマについて「(最近、自分の試合について言われることが多い)“安定感”を打破したいというのが軸で、その中でも佐々木大蔵を貫きたい」と表現。「今は格闘技が楽しくて充実していて、1日1日、格闘技に触れられる時間が増えていて、楽しい気持ちもあるし、いろんな発見もあって、常に追い求めている感じ。それを常に頭の軸に置いて過ごしています」という。

 挑戦者である平山への対策については、「試合が近づいているから平山選手に照準を合わせていろんなことができてきているというのもありますが、その中で発見というか、自分の知らないことがまだまだあって、それを自分の中に落とし込む作業をやっている段階ですかね。そういうことが出せればいいなと」

 とにかく格闘技の中で過ごす毎日が充実しているという佐々木。現在6連勝中と好調なのも、その充実ぶりが理由なのだろうか? だが本人は「どうですかね?」と笑う。

「連勝は一つの結果としか思ってなくて。というのも、勝ち続けると周りの見られ方だったり評価だったりが上がる部分はありますけど、その中で足下をすくわれないというか、浮き足立つことがないように、ということを胸にしながら、常に調子に乗らず謙虚な気持ちでいようと思っています」

 最近はK-1での試合とKrushでのタイトルマッチが続き、Krushではメインイベントを務めることも多い。今回も防衛戦だ。だが、そこもあまり気にかけてはいないという。「チャンピオンだったりメインイベンターという部分も考えないといけないとは思うんですけど、日々やっていく上で足りないこともたくさんあり過ぎて、まだそこまで行ってないというか(笑)」

 そうした中での今回の試合の位置づけを問うと、佐々木は改めて「打破」という言葉を口にした。「“打破したい”という思いが強いんです。一歩踏み込んだ佐々木大蔵を出したいなと。自分について“安定感”と言われているのは、危なげないというか、ポイントを取って勝つという部分での評価という気がしていんです。そこがずっと自分の課題と思ってやっているので、これをクリアすればまた次も見えてくる気もします。

 今回、平山選手のスタイル的にそういう部分が引き出される可能性もある気がします。平山選手は相当な覚悟でリングに上がってくると思うので、楽しみでもあり、怖さもあるので」

「チャンピオンとして、メインイベンターとしての部分が問われる試合になるとは思うんですけど、その中で佐々木大蔵というものを貫きながら、自分が望むように一歩前進できるような、熱くなれるような、そういう姿で皆さんにエネルギーやパワーを与えられるような試合を、平山選手とリング上で披露したいと思いますので、楽しみにしていてください」と締めくくった佐々木。当日のリングではどんな戦いを見せてくれるのか? 王座の行方とともに注目!

 

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