2021.05.10

 大阪・若獅子会館にて、5月30日(日)神奈川・横浜武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(※5.23大田区から延期・変更)の[スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R]で優と対戦するMOEが公開練習を行った。

 MOEは小学校入学と同時に格闘技を始め、第19回K-1アマチュア女子Bクラス-45kg優勝の実績を引っさげて“現役女子高生ファイター”としてKrushで活躍。今回が高校卒業直後のタイミングでのK-1初参戦となった。MOEに格闘技を始めたきっかけを聞くと、兄の存在が理由のようだ。

「お兄ちゃんがもともとボクシングをやっていたんですけど、私が小学校1年生の時にキックボクシングをするようになって、自分も無理矢理ジムに連れて行かれたっていうのがきっかけです。それからずっと若獅子会館でやらせてもらっています」

 プロになったのも「逃げ道がなかったというか、それをする道しかなった。周りから『なるやろ?』みたいに」と、半ば強引だったようだが、今となってはK-1のリングも憧れの舞台と言えるほどに立派な格闘家としての道を歩んでいる。

「(K-1をひと言で表すと)すごい、というのが大きいですね。憧れ、かっこいいとかですかね。K-1に出られるってなった時はめっちゃ嬉しかったです。今まで友達とかきてくれなかったんですけど『やば、行くわ』みたいなのがありました。K-1ってやっぱすごいなって思います」

 現在のコンディションを聞くと「めっちゃいい感じ」と、仕上がりの良さを話すMOE。高校を卒業後、以前よりも長時間練習ができるようになり、出稽古をきっかけに対人練習も強化している。

「ゴールデンウィーク中に対人練習をしたんですけど、前の自分より強くなっていると思いました。サンドバッグを打っていても感触が全然違う。対人をあまりする機会がなかったんですけど、今までよりも技の幅が広がった」

 今回対戦する優の印象を「パワー型」と分析するMOEだが、その優を相手にしても打ち合い上等の覚悟がある。「(優は)パワーでガンガン打ってくる感じ。打ち合うのは嫌いじゃないので思い切り打ち合って倒せたらいいなって思います」

 今大会では過去に対戦したことがある菅原美優とMIOの試合もマッチメイクされており、K-1女子アトム級の注目度が伺える。同じ大会で同階級の試合があることを聞くと「そんなにめちゃくちゃ意識してるってわけでもないですけど、菅原選手は前にやってるし、MIO選手も前の試合でいい勝ち方してたので(二人の試合が)楽しみっていうのはあります。菅原選手にリベンジはしたいですね。先に(菅原が)K-1に出てるどうこうは思わないですけど、自分もK-1に出たら(立場は)変わらないと思ってるので、今回自分の方がいい勝ち方したらいいと思ってます」と、今回の試合を足がかりに打倒・菅原を狙う。

 そして、その先に見据えるのは女子アトム級のタイトル創設と意中の相手との一戦だ。「K-1にアトム級、45kgのベルトが欲しい。あと、MIO選手は強くて注目もされているのでやりたいなっていうのはあります」

 K-1初参戦を前に「技の数、技術の引き出しを見せたい。パワーがついてきたのでしっかり当てて倒したい」と、盛り上がりを見せるK-1女子戦線でアピールを狙うMOE。

「最近では一番自分が年下だったのに自分より下の選手も出てきて盛り上がってきてる。自分より若い選手がMOE選手みたいになりたいって言われたら嬉しい」と、女子アトム級の新世代代表が道を切り開くべく、どんな活躍を見せるのか?

 

選手登録