2021.04.14

 神奈川・K-1空手鴨居スクールにて、4月23日(金)後楽園ホールにて開催される「Krush.124」の[Krushライト級/3分3R・延長1R]で堀井翼と対戦する里見柚己が公開練習を行った。

 空手のクラスが終わり、門下生の少年少女が去った道場へ姿を現した里見は、パンチのミット打ちを披露。「めちゃめちゃ調子いいです」という里見本人の言葉を裏付るように、鋭い右ジャブから左ストレート、右フックから左ボディと、里見は次々と軽快かつ強烈なコンビネーションを披露してみせた。

 昨年7月の瓦田脩二戦以来、約9カ月ぶりの出場となる里見。瓦田戦前から痛めていたという左足の甲・左拳の負傷を癒やし、万全な状態を取り戻したという。

「実は瓦田戦の1カ月前に左足の甲を骨折していました。さらに左拳も痛めていたので、急遽右だけで戦いましたね。ケガの期間は長かったけど、今年に入って1月中旬から蹴れるようになって。やれることもしっかりやれたので、この期間が逆によかったかなと思います」

 今回より、これまで所属していたK-1横浜を離れて、自らのチームである「Team NOVA」を立ち上げての初戦を迎える。新天地での重要な一戦となるが、里見は不安を感じさせない充実した表情を見せる。

「横浜時代もいいチームでしたが、今はみんな家族みたいに一緒に過ごして殴り合って、どこのチームよりも団結しているいいチームだと思います。練習はK-1空手鴨居スクールでやらせてもらっていて、とてもいい環境で練習させていただいています」

 9カ月ぶりとなる復帰戦の相手は、K-1 JAPAN GROUP切っての曲者・堀井翼。カード発表会見では3人に分身するパフォーマンスで度肝を抜いたが、里見は話題性を評価しつつもファイターとしては印象がないと言い切る。

「(会見では)何をやってくるんだろうと思っていましたけど、分身はちょっとイラッとしました(苦笑)。すごく面白いし、性格もいい人だと思いますけど、リングの上の印象は全くないです。堀井選手もケガをして10カ月ぶりの試合で、練習もしていたんでしょうけど……YouTubeの撮影もしたりしてるじゃないですか。自分は毎日朝夜練習して昼は指導して、堀井選手とはファイターとしての一日の過ごし方が全然違うので、この差はリングの上で出ると思います。ここで一発で倒して、堀井選手とはもう一生やることはないと思います」

 復帰戦であり再起戦となる今回。里見は「堀井選手に負けたら終わり」と背水の陣であると同時に、勝利の先に現在空位となっているKrushライト級王座を見据える。

「今回はしっかり倒してアピールする場所です。今はKrushライト級のベルトが空いてるので、トーナメントが出来たら今まで負けた相手も含めてみんなぶっ飛ばして、自分がチャンピオンになるのが一番いい。みんなライト級が盛り上がっていると思っているので、トーナメントが開催されたら、ここ最近で一番面白いKrushになると思います」

 悲願とも言えるKrushライト級王座を手にするためにも、今回は決して取りこぼしが許されない一戦といえるだろう。瓦田戦での失態を取り戻すべく、里見は復活の狼煙を上げると力強く宣言する。
「前回はケガで実力が10%も出せず、みなさんの期待を裏切ってしまいました。今回は見てくれるみんなにすごいな、華があるなと思ってもらえるような試合を届けたいです。前回から期間が空いた分、今まで以上に自信のある姿でリングに帰ってきますので、応援よろしくお願いします」

 

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