2021.04.06

 4月10日(土)東京・GENスポーツパレスで開催される「Krush-EX 2021 vol.2」。今回は「Krush-EX」特集として、Krush-EX参戦をきっかけにK-1・Krushのレギュラーファイターとなり、第7代Krushバンタム級王座に就いた壬生狼一輝にインタビュー。Krush-EXの魅力について語ってもらった。

――今回はKrush-EX特集ということで、Krush-EX出身の出世頭でもある壬生狼選手にインタビューさせていただきます。壬生狼選手は昨年8月のKrush-EXに参戦していますが、出場選手の欠場を受けて試合直前にオファーを受けたんですよね?

「そうです。試合の4日前にオファーが来て、相手は若い世代で注目されている倉田永輝選手、しかもメインイベントだったんですよね。正直怖い気持ちはありましたけど『ここでオファーを断ったら、2度とチャンスは来ない』『ここで挑戦しないぐらいならやめた方がいい』と思って試合を受けました。そうは言っても試合まで4日しかなかったんで、最低限の対策練習と減量だけやって、試合中は自分をロボットだと思って、セコンドの指示に忠実に戦おうと思ってやりました」

――試合が終わった時はどんな心境だったのですか?

「『チャンスをものにしたぞ!』って気持ちですね。他の試合もそうなんですけど、僕はみんな相手の方が知名度が上で、実力的にも上だと言われてきたので、いつも『このチャンスをものにするぞ!』と思って戦ってきましたね」

――それまでK-1・Krushに出たいという想いはあったのですか?

「はい。あの時は当初7月にK-1福岡大会が決まっていて、そこを目指して頑張ろうと思っていたんですね。そしたら大会日程が11月に変わって、自分も11月に声がかかったらいいなと思って準備していました。そういうなかで8月のKrush-EXから話があったんで、自分が考えているよりも早くチャンスが来たな、と。もし8月に試合をしていなかったら、11月の福岡大会に出られたかどうか分からないし、もし出られたとしてもプレリミナリーファイトだったと思います。でも8月に試合直前のオファーを受けてKrush-EXに出て、倉田選手に勝ったことでスーパーファイトで晃貴選手と戦うことができたし、あれから色んなチャンスにつながったと思います。あの時にKrush-EXに出ていなかったら、今のようにK-1 JAPAN GROUPで活躍できていなかったと思います」

――Krush-EXは若い選手・キャリアの浅い選手、まだK-1 JAPAN GROUPに参戦経験がない選手にチャンスを与える場として再開された大会ですが、通常のK-1とKrushの大会しかないと、なかなかK-1・Krushに参戦するチャンスはないですよね。

「それは思いますね。Krush-EXは選手がK-1・Krushに出るチャンスにもなるし、経験を積む場としてもめちゃくちゃいい大会だと思います。K-1 JAPAN GROUPは結果を出せば、必ず次につながるチャンスをくれるし、僕はK-1やKrushのプレリミナリーファイトに出るよりもKrush-EXで試合をする方がいい部分もたくさんあると思います」

――壬生狼選手はセコンドとしてもKrush-EXの会場にも来ていますが、選手たちのギラギラした気持ちは感じますか?

「ギラギラ感は感じますね。正直荒削りな選手は多いんですけど、その分、みんなチャンスを掴むためにガンガンいくし、K-1・Krushにはない面白さやKrush-EXならではの雰囲気がありますよね。僕は好きな雰囲気です。Krush-EXを見たい人もたくさんいると思うし、まだキャリアが浅い選手が多いですが、これから輝く選手たちがたくさんいるし、そういう選手たちを見つけることも楽しみ方の一つだと思います」

――壬生狼選手も福岡から静岡に来て、そこからチャンスを掴んだわけですが、全国には壬生狼選手のようなファイターはいますよね?

「絶対にいると思います! 地元の福岡・九州にもアマチュアでいい選手、全国にはまだ日の目を浴びていない強い選手がたくさんいます。Krush-EXを通じて、そういう選手たちが注目されたらうれしいですね。Krush-EXはまだK-1 JAPAN GROUPに参戦していない選手にもチャンスが与えられる場なので、自分と同じようにじゃないですけど、Krush-EXからどんどん新しい選手に出てきてほしいです」

 

選手登録