2021.03.10

 静岡・力道場静岡にて、3月27日(土)東京・後楽園ホール「Krush.123」の[Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・吉岡ビギンと対戦する挑戦者・壬生狼一輝が公開練習を行った。

 1月のKrush後楽園大会で松本日向に勝利し、バンタム級王者・吉岡への挑戦権を勝ち取った壬生狼。スピード感溢れるファイトスタイルはもちろん、プロレスラー大仁田厚さんのモノマネなどリング外でも強烈な個性を発揮し、K-1 JAPAN GROUP3戦でビッグインパクトを残している。

 タイトルマッチという大一番を控えた公開練習でも壬生狼ワールドが爆発した。ジムに取材に向かうと、壬生狼はふんどし姿で登場。そのままミット打ちを始めると、1分30秒を過ぎたところでおもむろにグローブを外し「おい、俺に何をやらせとるんじゃ。俺はデスマッチがやりたいんじゃ!」と切り出し「ノーロープおでん熱々神経衰弱デスマッチじゃ!」と叫ぶ。

 壬生狼曰く、このデスマッチは“目隠した状態で熱々のおでんを上半身裸の一部に当て、それが何の具材かを当てる”というもの。壬生狼はジム内に用意された、沸騰しているおでんの鍋の隣に目隠しした状態で正座。トレーナーが幾つかの具材を壬生狼の上半身に押し当て、壬生狼はそれに絶叫しながら回答し、3問中2問を正解する。

 最後は「よいこのみんな!わしは毎日身体を鍛えとるから出来るけど、絶対真似すんな!おい、吉岡!これがお前にできるか!!!」と気合いの叫びで公開練習(?)を締めた。

 気を取り直してインタビューに応じた壬生狼は「今日ふんどしだったのは(身も心も)清めたデスマッチなので、あの格好でやらせていただきました。コロナ禍のなかで、この公開練習を見てくれた人が笑ってくれて、『明日から頑張ろう!』と思ってくれたらいいなと思っています」とコメント。

 K-1・Krushでの活躍の反響は大きく「地元・嘉穂郡では色んなところにポスターを貼ってもらっていて、街を歩いていると『K-1の人だ!』や『ポスターの人じゃん!』と声をかけてもらって、一躍、時の人になりました」という。

 K-1 JAPAN GROUPでは初のタイトルマッチになるが「そこまでタイトルマッチということは意識していなくて、相手が吉岡選手ということでオファーが来て、自分の仕事をするだけ。自分がもらった仕事をこなしてミッションをクリアするだけです」と平常心のままだ。

 王者・吉岡もK-1 JAPAN GROUPでは無敗の戦績を誇る。

「僕は吉岡選手のストーカーなんで吉岡選手のことはなんでも知ってます。吉岡選手の試合は何百回も見ているので、しっかり攻略します」と吉岡攻略に自信をのぞかせる壬生狼は「僕がKrushのチャンピオンになったら、唯一無二のチャンピンになりたい。Krushに金の雨を降らせて、K-1に喧嘩を売っていこうと思う」とKrush王者としての野望を口にした。

 最後に「3月21日と28日に『K’FESTA.4』が開催されますが、僕の試合がKrush史上最高のタイトルマッチになると思うので、僕の話題で持ちきりになると思います。(ファンへのメッセージは?)時は来た、それだけだ」と壬生狼。その言葉通り、破壊王になることはできるか?

 

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