2021.03.06

 東京・Y'ZD GYMにて、3月28日(日)日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.2~」の[スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R]でMARIと対戦する高梨knuckle美穂が公開練習を行った。

 昨年9月のK-1大阪大会に続いてのK-1参戦となる高梨。試合まで3週間と少しというこの時期、「疲労のピークですけど、練習は順調に追い込めていて、倒せる自信はあります」という言葉通り、タイ人トレーナー=シラー先生の持つミットに、得意のパンチだけでなく蹴り、ヒザなども繰り出していった。

 このミット打ちからも分かるように、最近の練習のテーマは「蹴りとヒザ」。その2つの武器でも倒せるようにという練習を行っているという。「蹴れたらパンチも当たって、より一層KOの確率が上がるかなと。手応えはかなりありますね。今戦ってもいいぐらいな感じで、倒せますね」

 今回対戦するMARIはK-1初参戦。少し映像を見たという高梨が持った印象は「パンチで来るイメージはあるけど、そんなに威力はないんじゃないかなという印象です。パンチのパワーはなさそう。パワーでは確実に勝っているし、なおかついろんな技を見せて倒すように持っていきたい」と、勝利へのイメージを語った。

 カード発表会見の際、高梨は所用により欠席。その会見で「負けてばかりの私が……」と話していたMARIに、ツイッターではイラ立ちを隠せず、「今までで1番最悪な負け方をしてもらうから覚悟しとけ」と、過激な言葉も飛び出していた。

 そこを問われると「けっこうイライラしました(苦笑)。K-1という大舞台に負けてばっかりのヤツが立つのが腹が立って。今回も負けてもらいますけど。二度とリングに立ちたくないような負け方にさせてやります」と、さらなる怒りの言葉が飛び出した。

 一方、会見に寄せたコメントやツイッターでも「最近は守りに入った試合をしていた」と語っていた点については、「少し余裕が出てきて、自分の戦える距離が変わったというのもあって。安全な、相手の攻撃が当たらない距離で戦っていて、『ここで前に行く』というのができてなかったので、今回は必ずそこを見せます」と、決意を新たにした。

 またトレーナーにボディストレートを連発で受けて腹筋を鍛える動画もアップしていたことに話題が及ぶと、「あれで腹筋を強くしてますね。週に1~2回やってます。毎日やってもいいんですけど、練習メニューがいっぱいあるので、そこまでは(笑)。アップしたのは途中でギブアップしてるんですけど、基本的には耐えられます」とコメント。

 前日計量などではかなり引き締まったボディが注目されるが、ウェイトトレーニングは基本的に毎日やっているとのことで、女子の中でもトップクラスのKOパンチはそこから生み出されているようだ。

 今回の試合のテーマは「全部において勝つこと」と言い切る高梨。「パンチでもテクニックでも、相手の攻撃は全然当たらなくて、自分の攻撃は当たるという感じで、1Rからいくつもりでいます。『待ってろよ』という感じです。パンチだけで倒したら面白くないので、ヒザを当てていって苦しんでるところをボディへのパンチで倒したいですね。女子でボディというのはあまりないので、カッコいいなと思って憧れてます」

 その上で今年の目標は、「この試合に勝って、当初組んでいただいていたタイの選手とやってもいいし、トーナメントを組んでいただくのもいい。ミニマム級のベルトを今年中にほしいです。そのためにもKOで勝ちたいですね。パンチだけじゃないというのを見せて勝ちたいです」

「武道館大会では女子が2試合ありますけど、私がKOで倒して、男子の中でも盛り上がるような試合をします」と宣言して締めくくった高梨。果たして「二度とリングに立ちたくなくなる、相手にとって最悪の勝利」で会場を凍り付かせることはできるか?

 

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