2021.03.03

 3月3日(水)都内・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、3月21日(日)東京ガーデンシアターで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.1~」の[スーパーファイト/-59kg契約/3分3R・延長1R]で篠塚辰樹と対戦する小澤海斗が公開練習を行なった。

 小澤が前回試合を行なったのは2020年3月22日の「K’FESTA.3」。ジャオスアヤイ・アユタヤファイトジムとの激闘からちょうど1年を経て、K-1のリングに戻ってくることになった。公開練習では2分1Rのミット打ちを披露した小澤は、「ちょうど1年ぶりの試合なんですけど、心も体もいい感じに仕上がっていると思います」と、順調に調整が進んでいることをアピールした。

 欠場していたこの1年間を、「技術云々より人として成長する期間だったなと思います」と語った小澤。「だいぶ落ち着いたかなと思いますね。練習中でも焦んなくなった。無理に行くこともないし」と、精神面に磨きをかけた。そのため、1年ぶりの試合にも気負うことはないという。「やっぱり体だけ鍛えても頭鍛えてないとそれコントロールできないですし、頭鍛えるのが大事です」と、感情面のコントロールにプラスして、思考しながら戦う方法も身に着けたそうだ。

 今大会では篠塚とK-1フェザー級スーパーファイトで対戦。篠塚はボクシングや他団体のリングで実績を残してきた選手で、破天荒な言動が売り物の新たなK-1の外敵だ。会見でも「こいつもアホなことばっか言ってるんで、今回はしっかりKOして勝ちたいと思います」と小澤を挑発するような発言があった。

 しかし、小澤は「挑発だったのか本音だったのか? まあ、本音だと思うんですけど、別にイラッと来なかったっすね」と意に介さず。「K-1で言ったら武尊の次に強いんじゃないですか? 実力はあると思います」と、その実力への評価も高い。これが「人として成長する期間だった」という成果なのか、過激な言動も控えめな小澤。試合に対しても「結果が全てだと思っているんで、勝ちに行く試合っすね」と、落ち着いた態度で勝利にこだわる姿勢を見せた。

 だが、熱い闘志は変わらない。「やっぱり自分が主役じゃないフェザー級は正直つまらない。小澤海斗がいないと始まんねえなって思いましたね。今年はおもしろくなるんじゃないですか、フェザー級」と、この一戦をきっかけに、群雄割拠と評されるK-1フェザー級戦線の主役に躍り出ることを宣言。さらに「フェザー級・スーパー・フェザー級どちらでもいけるように考えている」とスーパー・フェザー級のタイトル奪取も視野にいれている。

 2021年は東日本大震災から10年という節目の年。福島県会津若松市出身の小澤も被災者の一人だ。「東北のみんなに勇気だったり元気だったり、『東北出身にこんな奴いるんだ』みたいなアピールをしておきたいですね。東北魂で熱い想いを伝えます」と、愛する故郷に向けて、K'FESTAの大舞台で復活の狼煙を上げる。

 

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