2020.12.07

 神奈川・K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTにて、12月19日(土)後楽園ホール「Krush.120」の[第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R]で萩原秀斗と対戦する橋本実生が公開練習を行った。

 高萩ツトム・トレーナーの持つミットにパンチ、ミドル・ハイキック、ヒザ蹴りなどを叩き込んでいった橋本。追い込み練習の最中ではあるものの、キレのある動きを見せ「10月の一回戦(藤田和希に判定勝ち)は自分の中で『変われたかな』と思う試合でした。前とは違うファイトスタイルの感覚が掴めた試合で、理想としている形に近づく試合やったかなと思います」と、今後に続く確信を得たという。

 橋本は昨年「格闘代理戦争」での活躍を経てプロデビューしたが、デビュー戦、そして2戦目と松本日向に連敗。不本意なキャリア・スタートとなったが、今年3月にKOでプロ初勝利を挙げると、そこからトーナメント1回戦まで3連勝と波に乗っている。「デビュー当初は自分のファイトスタイルや、どう戦ったらいいかが全然分かってなくて、正直、試合前も『このままで勝てるのかな』という不安がありました。でも前回の試合ぐらいから自信がついてきて、いい方向に進んでると思います。なので、王座決定トーナメントは自分にとってメチャクチャいいタイミングです」と、自分でも上り調子を自覚している。

 そんな中で迎える第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝・決勝は1日2試合のワンデートーナメントだが、まずは萩原との準決勝が待っている。トーナメント出場選手のうち、最もキャリア豊富な萩原戦に向けて「相手は頭を使って僕が嫌がることをしてくると思うので、それを潰していきたい。一番はお客さんが盛り上がる試合を見せて、KOを狙いたい」と語る。

 1日2試合であることを考えて「早期決着を狙うか?」と聞かれると、橋本はそれを否定。「スタミナとかは全然気にしてません。準決勝を勝てれば、決勝は気持ちで勝てると思っている」と、勝ちを焦らず臨む姿勢を示した。

 では、決勝についてどんな対策をしているのだろうか。「もともとそこまで対策はしないので、今回も特に対策はしていません」という橋本は「別にどちらが上がってきても、最後は気持ちで勝てると思ってます。気になる選手も、別にいないし、ベルトが獲れたらそれでいい」とベルト以外は見ていない。

 そのベルト、そしてチャンピオンになるることを問われると、「Krushのベルトが欲しいということではなくて、ベルトを持ってるヤツが一番強いということ。僕はこの階級で一番強くなりたいので、このベルトは何が何でも獲る」とKrushのベルト=バンタム級最強の証明だと位置づけている。

 今後の後のビジョンを問われると「Krushでバンタム級を獲ったら、階級を上げて、K-1スーパー・バンタム級のタイトルを狙いたい。そのためにも、ここを逃したら話にならないです。デビュー戦も逃して、この大きいチャンスも逃したら、どこでチャンス掴めんねんって話なんで、何が何でも獲ります」と、夢を語った橋本。

 最後は「デビューから2敗して、それでも応援してくださるファンの方、SNSでメッセージをくださる方、メチャメチャ力になっています。ちょっとでも気持ちを返せるように、ここはしっかり何が何でもベルトを獲ります」と、改めてベルトへの意欲を表明。連敗でプロキャリアが始まった橋本が、怒涛の5連勝で大逆転の王座獲得なるか?

 

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