2020.07.14

 7月14日(火)神奈川・K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTにて、7月21日(火)東京・後楽園ホール「Krush.115」の[Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者レオナ・ペタスと対戦する挑戦者・大岩龍矢が公開練習を行った。

 昨年12月のK-1名古屋大会でスタウロス・エグザコスティディスに勝利して以来7カ月ぶりのリングとなる大岩。その間には新型コロナウイルスの影響による外出自粛期間を挟んだが、その影響はむしろプラスに感じているという。

「その期間はジムでの練習には極力行かないで、公園や家で練習していました。自粛の影響はありましたけど、一回休んでまたスタートしたって感じで、ずっとイメージトレーニングもしていたので、調子はいつもよりいいぐらいです」

 その言葉通り、ミット打ちではパンチ、蹴り、ヒザ蹴りをバランスよく繰り出していった。

 Krushとしては「Krush.114」7.11後楽園大会から有観客での後楽園ホール大会を再開。当日、ツイッターで「目ん玉熱くなる!!!!」と投稿していた大岩は、佐々木大蔵や鬼山桃太朗ら同門の選手たちの戦いに「次は俺だよ。やるよ!!」ともツイートし、大きな刺激を受けた。そこから10日、今度は自らの大舞台を迎えることとなる。

「自分たちの仕事である“戦い”がずっとできなかったので、11日の大会を見て、燃えましたね。興行が再開されてお客さんに自分たちの戦いを見せられるということは、僕らにとって最高なことなので、本当に試合が楽しみです」

 今回、大岩が対戦するのはスーパー・フェザー級で抜群の安定感を誇る王者レオナ。そのレオナに対して大岩は、強さを認めつつも、攻略への自信を覗かせた。

「みんな分かってると思うんですけど、レオナ選手は普通に強い選手ですよね。特にここ最近は、ブレずに自分の戦いができている。8連勝していて自信もあるのかなと思います。選手は連勝すると自信が持てますから。(どんな勝ち方をしたい?)倒して勝つのはもちろんですけど、そんな簡単には倒れないと思うので、『いつの間にか倒れていた』という試合をしたいです。そのための武器は磨きまくってます」

 レオナは武尊との対戦を熱望しており、今回のマッチメイクについてはレオナにとって「武尊戦への試金石」との見方もあるが、もちろん大岩にとっては面白くない。

「自分にも、そういう連絡がいろいろと来ますけど……正直、そこはどうとも思ってないです。自分のことしか考えてないし、自分からしたら興味ないし、どうでもいいことなんで。自分はレオナ選手のベルトを獲りたいだけなので、そこしか考えてないです。武尊どうこうとか、全然どうでもいいです」

 周辺の状況など関係ない。大岩の目に見えているのはベルトのみ。自身3度目のタイトルマッチとなるだけに、ベルトへの想いは強い。

「過去の経験から思うこと? ありすぎますよ。言葉では表せないぐらいの気持ちでずっといますけど…それは試合で見せるしかないです。僕はベルトを目指して名古屋から東京に出てきて、しかも3年で絶対にベルトを巻くと決めていたんですね。それで今までチャンスは2回あったけど、どちらもチャンスを逃してしまって……。Krushのベルトは獲りたい獲りたいとずーっと言ってきたベルトなので、想いはかなりあります。自分がベルトを巻いてる姿も毎日想像しているし、自分の中ではもうベルトを持ってると思ってます」

 大岩は最後に、応援してくれる人々への、こんなメッセージで締めた。

「皆さんにずっと応援してもらって、待ってもらっているんで、ベルトを巻いて皆さんの前に立つことで恩返ししたいとずっと思っていました。必ずベルトを巻きます!」

 まさに3度目の正直。過去2度のタイトルマッチで味わってきた悔しさは、レオナに勝ってベルトを巻くことでアンチェインされるのか? 解き放たれた戦いぶりに期待だ!

 

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