2020.02.10

3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K'FESTA.3~」の[K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ]で挑戦者ジョーダン・ピケオーと対戦する王者・久保優太のインタビューを公開!

──1年振りの試合でいよいよジョーダン・ピケオーとの試合が決まりました。この1年は怪我の影響もあってなかなか試合が出来なかったと思うのですが、どう過ごされていたんですか?

「僕も格闘技を24年、プロでも60戦以上やってきました。身体の負傷箇所で慢性化してる場所もあって、1年前の城戸(康裕)戦の前は実質2週間ぐらいしか練習が出来なかったんです。それで思ったようなパフォーマンスも出来なくて、このまま(現役生活を続けるかどうか)どうしようかな?みたいなことは結構考えていました。で、去年の10月には例の借金騒動もあったりして(苦笑)」

――まさに踏んだり蹴ったりだったんですね…。

「その時に妻のサラちゃんの方から『原点に帰れ!』とアドバイスをいただいて(笑)。サラちゃんは格闘技のことを『格闘代理戦争』で知ったくらい格闘技の素人なんですね。で、サラちゃんのSNSに『久保は早くピケオーとやれ』『久保よりピケオーの方が強い』『久保はピケオーとやらないならベルトを返上しろ』というメッセージがたくさん来るらしく、サラちゃんから『ピケオーって何?』って質問されたんです。それでピケオーのことを説明したら『これだけ言われてピケオーとやらないでやめるのはカッコ悪いでしょ?』という話になり、僕が『もういいんだよ。このままベルトは返上する』と言ったら、サラちゃんは『それはダサい!』と。そこから二人で喧嘩になっちゃって、僕がそこから逃亡したんですけど(苦笑)、ふと振り返って色々考えた時に、確かに自分に期待してくれているファンの人もたくさんいるなって思って。それでやっぱり僕はピケオーとやるべきだと思って決心に至りました」

──そこまで考え抜いたうえでの決断だったのですね。

「病は気からじゃないですけど、怪我を理由に身体を動かすことが出来ないと段々とモチベーションが上がらなくて…。それで格闘家人生を振り返ると、何を目標に、自分がどこを目指してやるべきかを見失っていて。そこで最近になって目が覚めたというか、サラちゃんの言葉がきっかけで考える機会をもらって、やはりやるしかないだろ、と。とりあえずここでピケオーをボコボコにしてアンチたちを黙らせます」

──久保選手も格闘家ですし、ましてやチャンピオンである以上「久保よりピケオーの方が強い」と言われるのは気分のいいものではないですよね?

「はい。僕もずっと世界のトップを走ってきた自負があるので。あとは私事なのですがサラちゃんが家を出て行っちゃって(苦笑)、少しでもサラちゃんにカッコイイところを見せて帰ってきてほしいなと思っています」

──ピケオーはVS日本人無敗ですが、久保選手から見てどんな相手だと分析していますか?

「本当に強い選手ですし、逆に僕が負けてしまったら、もう他の日本人は勝てないんじゃないかと思っています。試合当日はピケオー攻略法を僕がお見せします」

──打倒ピケオーに自信あり、と。

「野杁(正明)選手も(木村"フィリップ")ミノルくんも勝てなかった相手ですが、僕のファイトスタイルなら攻略出来るんじゃないかなと思うし、たぶん向こうは僕が苦手なタイプだと思います」

──先ほどは進退についての話も出ましたが、久保選手も決してここから長いキャリアがある選手ではないと思います。一戦一戦、これが最後になるかもしれないという覚悟はありますか?

「そうですね。これからどれだけ試合をするのか、どんな試合をするのか。それは僕も分かりません。ただK-1チャンピオンとしてピケオーに勝たないと次に進めないというか、恥ずかしいというか。サラちゃんが言うように“ダサい”ままだと思うんです。だからファンのみなさんは僕に期待してもらって、僕の戦いを脳裏に焼きつけるじゃないですけど、目に焼きつけてください」

 

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