2020.02.05

 2月24日(月・休)東京・後楽園ホール「Krush.111」の[Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・佐々木大蔵と対戦する王者・鈴木勇人のインタビューを公開!

――今回は11月のK-1横浜大会で敗れた佐々木大蔵選手を挑戦者に迎えての防衛戦となりました。まず前回の佐々木戦を振り返っていただけますか?

「佐々木選手は上手かったです。本当に何も出来ずに負けちゃったと思ってるんで」

──今まで戦ってきた選手とはタイプが違うというか、こういう選手もいるんだという感想ですか?

「そうですね、それは思いました。あと経験の差を初めて試合で感じましたね。今まで僕はキャリアなんか関係ないと思ってたんですけど、実戦経験の差が試合に出るんだなと思いました」

――どういう部分にそれを感じましたか?

「これは見てる人には伝わりにくかったと思うんですけど、やってる人間同士は分かると思います。本当に微妙なちっちゃいとこなんですけど、やっぱりその差はデカいな、と。そこは試合経験でしか培えないものだと思うので、その上手さを佐々木選手から感じました」

──ではあのタイミングで佐々木選手と対戦して、自分に足りないものが分かった、と。

「本当に色々と気づかされましたね。自分に足りないものというより、自分のぬるさみたいなものです。今までは、言い方はちょっとあれですけど“この程度”で勝ててたんで。気持ちだけでは超えられないものがあるし、やっぱりそんなに甘くないんだなと思いました」

──試合後すぐに佐々木選手との再戦を申し出たそうですが、それは負けた悔しさを晴らしたいという気持ちが一番だったのですか?

「そうですね。『次やったら勝てる』とかそういうことは思ってなくて、むしろ今まで通りにやったら、また普通に負けると思っています。あの試合で学んだものはデカいんで、それを次の試合で活かしたいと思うし、やっぱり負けたままでは終われません。リングの上でしか試合は出来ないし、試合でしか悔しさは晴らせないし、そういう意味で早く再戦を申し出ました」

──3カ月という期間は短いと思う人もいるだろうし、逆に詰めて練習出来ると思う人もいると思います。鈴木選手にとっては前回の試合が終わった後はどんなことを意識して練習されていますか?

「深くは言えないところはあるんですけど、今までは正直練習の幅が凄い狭かったんですね。今は幅広く全部のレベルを押し上げるような練習をしています。逆に言うと今まで通りの気持ちで、今まで通りの練習をしていたら絶対に勝てないと思います」

──そういった意味では防衛戦ではありますが、挑むというテーマのある試合です。どうそれを乗り越えたいですか?

「自分は追っかける方が好きなんで、そういう意味ではモチベーションは凄く高いですし、前回負けたことによってさらにモチベーションは高いですね」

──2020年はどんな1年にしていきたいと思っていますか?

「毎年そうなんですけど、特に2020年は自分の中で勝負の年だと思ってます。歳も30歳になって、前から言ってるんですけど、僕はダラダラ続ける気はないです。自分に可能性を感じなくなったらすっぱり辞めるつもりなんで。そういう意味でも進退をかけた年になるとは思ってますね」

──K-1も含めてスーパー・ライト級のトップ戦線に食い込んでいきたいですか?

「今は佐々木選手にリベンジを果たすことが一番大事なことなんですけど、もちろんその次のことも考えてはいます。今のトップの選手たちに自分も食い込んで……でも前回も思ったんですけど、ただそこに食い込むだけじゃ意味がないと思うし、結局そこで負けてしまったらそのレベルに行けてないってことじゃないですか。だからトップ選手たちに肩を並べるだけじゃなく、そこで勝っていかないといけない。そういう意味では次のこともしっかりと考えてます」

──それでは最後にファンの皆さんにメッセージをいただけますか?

「前回の試合ではそこまで熱を生み出すことが出来なかったのかなと自分では思います。この試合が決まって『またこの2人が試合するの?』と思われてるところも正直なくはないと思っています。だからそういうものを良い意味で裏切りたいですね。こんなに鈴木は変わったんだというところを次の試合で見せたいので、そういう意味でも注目していてほしいです」

 

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