2019.11.09

 11月9日(土)東京・高田馬場にある東南アジア料理店「ヤンゴン」にて、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される“K-1冬のビッグマッチ 第1弾 横浜”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R]でミャンマーラウェイ王者・金子大輝と対戦するK-1ライト級王者・林健太が公開練習を行った。

 今大会では頭突き、ヒジ打ちも許される“地上で最も過激な立ち技格闘技”ミャンマーラウェイで王者となった金子と対戦することになった林。異種格闘技戦と言える一戦を前に林が公開練習場所に指定したのがミャンマー料理を扱う東南アジア料理店「ヤンゴン」だった。

 店内に入ってテーブルについた林は「相手がミャンマーラウェイのチャンピオンということでミャンマーの激辛料理を食べに来ました。相手の必殺技“ラウェイサンダー”に対して、僕は“K-1ファイヤー”で対抗すると言いましたけど、“K-1ファイヤー”は精神力のこと。激辛スープを食べてK-1ファイヤーの精神力を鍛え直す」と公開練習の意図を説明。林が店員にミャンマーの激辛スープをオーダーすると、ほどなくてミャンマーの辛し高菜と大量の唐辛子が入ったスープが用意された。


 そして激辛スープを目の前にした林は「8月のデニス・デミルカプ戦では先にダウンを奪われて2Rまでもつれてしまった。今回はきっちり1Rで倒すので、3分でこの激辛スープを食べきります」と宣言し、一気にスープを口に運んでいく。

 前半は快調にスープを飲んでいた林だったが唐辛子の塊を口に運んだ瞬間、額から汗が噴き出し、顔も紅潮してスープを運んでいた手が止まる。たまらず用意された水を飲み干すと、店員に「牛乳とかバニラアイスありますか…?」と助けを求め、そのままスープを減らすことなくタイムアップ。予告していた3分以内に激辛スープを食べきることができなかった。

 スープとの対戦を終えた林は「序盤は調子がよかったんですけど唐辛子はやばかったです。あの攻撃は見えなかった。効きました」と苦笑い。「相手は普通の選手じゃないんで何をやってくるか分からない。こういうこともあると思うので気をつけないといけない。試合前にいい練習になりました」と金子戦へ向けて収穫があったようだ。

 改めてインタビューに応じた林は「今は全身筋肉痛で階段を昇るのも降りるのも一苦労するくらい疲労は半端ないですけど、しっかり追い込めていると思います」。

 ジムでの金子対策について聞かれると「去年12月の世界最強決定トーナメントの時もゴンナパー対策でVSサウスポーの練習をして、3月の卜部功也くん、8月のデミルカプもどちらもサウスポーだったんで、1年通じてVSサウスポーの練習しかしてないんですよ。で、今回の相手もサウスポーなんで、普段通りの練習をすればいいかなと思います」と話す。

“異種格闘技”と言われるように金子はミャンマーラウェイという他に類を見ない格闘技のバックボーンを持っている相手だが「僕は誰が相手でもじりじり近づいて仕留めるだけ。それは誰が相手でも変わりません。さっきの激辛スープは仕留めきれなかったですけど(笑)、今日の教訓を活かして試合では倒しきります」と自分のスタイルを貫いて戦うつもりだ。

 また「今まで両手(パンチ)しか使ってなかったので、ちゃんと両手両足(パンチ・蹴り)の4つの武器を使ってK-1ファイターとして戦う」と進化した姿を見せると誓った。

 最後に「前回の試合は色んな人にヒヤヒヤしたと言われたし、息子も泣かせてしまいました。だから今回はK-1チャンピオンとして圧倒的な試合をして勝ちます」とファンに圧勝を約束した林。ミャンマーの激辛スープには敗北を喫したが、試合では予告通りの圧勝劇を見せられるか?

 

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