2019.06.16

 6月16日(日)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、8月24日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。

 3月「K'FESTA.2」では昨年11月のさいたま大会で因縁のあったヨセフィン・ノットソンとのリマッチが組まれたKANA。リベンジに燃えるヨセフィンを迎え撃つ形だったが、ヨセフィンの手数を絶やさない攻めに苦戦し、判定負けを喫した。その後、更なるレベルアップを計るべくアメリカで長期の武者修行を敢行し、大阪大会での再起戦が決定。地元・大阪の月心会チーム侍の真優との約3年振りの日本人対決が決定した。

 今回がK-1初参戦となる真優は関西の強豪が数多く在籍する月心会チーム侍の女子ファイターで、アマチュアで豊富な試合経験があり、プロキャリアも既に7戦こなしている。6月の「K-1 KHAOS NIGHT.8」への出場が決定していたが、対戦相手の計量オーバーにより試合が消滅。その直後に地元・大阪でK-1デビューが決まり、K-1・KRUSHの女子をけん引してきたKANAと対戦する大チャンスが舞い込んできた。

 会見では真優が「この試合を受け入れてくださったKANA選手に感謝したい。でもそこで私が女子の選手はKANA選手だけやないんやぞってところを見せてしっかりチャンスをものにしたい」と意気込みを語ると、KANAは「自分に挑んでくる日本人が出てきたことは嬉しいですけど、試合ではそう甘くないってところをしっかり見せつける」と断言。熱望するK-1の女子トーナメントの実現に向けて「次につながる試合をする」と宣言した。

真優
「今回この試合を組んでいただいた中村プロデューサーと、この試合を受け入れてくださったKANA選手にまずは感謝したいです。自分はプロデビューする前からK-1の舞台に憧れていて、自分が見ていたときは女子の階級がなかったんですけど、今はKANA選手が女子の階級を引っ張ってくれています。でもそこで私が女子の選手はKANA選手だけやないんやぞってところを見せて、しっかりチャンスをものにしたいと思ってます。

(これまでのKANA選手の試合で印象に残っているのは?)前回のヨセフィン選手と戦ってる試合を昨日見させてもらったんですけど、2人とも本当に強い選手で。今の自分なんかでは全然勝てないのは分かっています。でも試合まで2カ月ぐらいあるので、この2カ月で自分がどれだけ成長できるかが鍵だと思います。しっかりここで自分が良い試合を見せてKANA選手の上を行きたいなと思ってます。

(高校を卒業して練習環境の変化は?)やっぱり仕事しながら練習はホンマにしんどくて、仕事行ってそのまま練習って感じなんで慣れるまでは本当にしんどかったんですけど、今はちょっとづつ慣れてきたかなって感じですね。

(KANAが熱望している女子トーナメントについては?)自分もちょっと世界トーナメントに入りたいなと思ってます。でもそこに入るには今回の試合でしっかりファンの方に魅せて『真優選手も必要やな』って思ってもらえるように、しっかり仕上げて8月の試合に挑みたいと思ってます。KANA選手が強いのは自分でも分かっているんですけど、しっかりKANA選手の立場を奪いたいです。(これだけはKANA選手に負けないと自信があるところは?)KANA選手が強いのは本当に分かっています。でも試合が決まったから全部負けてないと思っているんで、しっかりKANA選手の立ち位置を自分が奪いに行こうと思ってます」

KANA
「今回の対戦カードは誰が見ても実力差があると思うし、自分自身も相手に不足があって、真剣に対戦するかどうかを考えました。でもこれは前回の敗戦からK-1が準備してくれた試練だと思うんで、ここはしっかり差を見せつけて勝ちに行きたいと思います。強豪だったり新鋭だったり格上だったり格下だったりあると思うんですけど、そんなの関係なしで同じ条件でリングに上がるんで、一つの隙で何が起こるかは分かりません。綺麗に戦おうとはしないで、本当にシンプルに倒しに行こうと思います。

(約1カ月間アメリカで練習したそうだが?)前回の敗戦から何かを変えないといけないと思い、今後のトーナメントも見据えて外国人選手の強豪とスパーリングを重ねたくてアメリカに行きました。アメリカではスパーリングと走りこみメインの合宿をしてきたんですけど、トップ選手とスパーリングを交えることで自分の課題もリアルに見えてきて、日本に帰ってからもその課題をどんどん良くするために、自分を強くするために練習しています。

(アメリカ修行で見えた課題は?)前回の負けも含めて、ヨセフィンと2戦やった中で、試合のテンポだったり自分の行き過ぎる部分だったり、どうやって戦えば外国人選手に対応出来るのかを考えていました。自分の一つのスタイルだけじゃなくて色んなスタイルを試してみた中で、まだ全然自分のスタイルというのは固まってなくて、日本に帰ってきてもまだまだ色々試行錯誤している状態ですが、8月に向けてしっかり自分のスタイルを作り上げたいと思ってます。

(改めて女子トーナメントに対する気持ちは?)自分は女子の世界トーナメントをやるためにK-1で一戦一戦積んでいて、その中でも自分に挑んでくる日本人が必要だと思っていました。今回VS日本人で真優選手が自分に挑んでくるわけですが、そういう日本人が出てくるのは嬉しいのですが、試合ではそう甘くないってところをしっかり見せつけなきゃいけないと思っています。8月は自分も真優選手も全てをかけてリングで戦うと思うんで、自分は次につながる、世界トーナメントにつながるような試合をしようと思います。

(日本人選手と戦うのは3年振りだが、外国人選手と戦う時と違いはある?)やっぱり身体の圧力だったりはシンプルに違うと思うんで。でもやってみないと分からないと思うんで、そこはリングに上がってみてからという感じですね。ただ自分はK-1を背負ってリングに上がってるんで本当に舐められたくないし、自分は圧倒的に勝たないといけないです。(KANA選手のポジションを奪いに来るというプレッシャーはある?)全てをかけて自分に挑んでくるんで、プレッシャーはありますね。ただリングに感情を持ち込んで戦ってしまったら、絶対良い結果は生まれないと思うんで、無心で戦ってシンプルに倒しに行こうと思います」