2019.06.16

 6月16日(日)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、8月24日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。

 2017年6月の第2代K-1スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントでチンギス・アラゾフに敗れ準優勝に終わった城戸康裕。その後、ウェルター級に転向し2018年は海外の強豪相手に3連勝し、今年3月の「K'FESTA.2」では満を持して久保優太の持つウェルター級王座に挑戦するも延長判定で敗れ、またもベルト獲得はならなかった。再起戦となるK-1大阪大会では、スーパー・ウェルター級に階級を戻し、空位となっているベルトを狙うべくジョージア(グルジア)出身のカルロ・ドンヤシュフィリと対戦する。

 ドンヤシュフィリは空手をバックボーンに持つファイターで、東欧人ファイター特有の強靭な肉体とパワーに空手仕込みの多彩な蹴り技をミックスしたファイトスタイルでヨーロッパ・中国で活躍。WMCの世界タイトルも手にしている。会見で読み上げられたコメントでは「尊敬するアンディ・フグのような空手の蹴り技で日本のファンを魅了し、アンディのような偉大なファイターになりたい」と、K-1黎明期に多大な功績を残した故アンディ・フグ氏を尊敬していると明かした。
 
 チンギス・アラゾフの負傷による王座返上によるスーパー・ウェルター級は現在空位。城戸は階級を戻した理由を「スーパー・ウェルター級は元々僕のベスト体重なんで、今だったらベルト獲らせてくれるんじゃないかな、と。ベルトにこだわった階級戻しです」とベルトのためと明言すると「ジョーダン・ピケオーがスーパー・ウェルター級に来る前に獲れるんだったら獲っちゃいたいですね。それでピケオーが戻ってきたら、ピケオーとやって『どうぞどうぞ』になるのか『まだ早い』になるのか」と、K-1ではスーパー・ウェルター級からウェルター級に階級を下げて王座奪取を狙うピケオーが階級を戻す前にベルトを掴みたいと本音を漏らした。

 ちなみに城戸は大阪の“オバチャン”風のいでたちで会見に登場。「大阪なんで大阪観が強めのものをやりたい。ビビってボケるみたいなことはやりたくないので本気でぶつかりにいきます」と煽りVTR作成に向けて気合い(?)を入れた。

カルロ・ドンヤシュフィリ(コメント代読)
「K-1は格闘技において特別な舞台で、試合が決まった時は飛び上がるほど嬉しかった。私は4歳から空手を学び、空手で培った蹴り技を得意にしている。尊敬するアンディ・フグのように空手の蹴り技で日本のファンを魅了し、アンディのような偉大なファイターになりたい」

城戸康裕
「2年前にスーパー・ウェルター級のトーナメントに出てちょっと化け物(チンギス・アラゾフ)が一人いたんですけど、良い感じの試合は出来たんじゃないかなと思います。で、ベルトを獲りに行こうかなと思って階級を下げたのが2年前。まあでも上手いこと獲らしてくれない人(久保優太)がいたので上手いこといかなかったんですけど、だったら、じゃあ階級を戻すかと思いました。スーパー・ウェルター級は元々僕のベスト体重なんで、今だったベルト獲らせてくれるんじゃないかと。ベルトにこだわった階級戻しですかね。

 大阪大会は去年の12月に見させてもらって出たいと思っていて、大阪のファンの人たちってもの凄く熱いじゃないですか。あとは3月に試合をして、次が11月とかになっちゃったらお金なくなっちゃうんで(苦笑)。ファイトマネーもらわないと僕らお金なくなっちゃうんで。

(ドンヤシュフィリの映像は?)まだ見てないです。だから格闘家なのかどうかも分からないです(笑)。ただ……こういうアラゾフ系の顔は苦手なんですよね、強そうだから。(階級を戻して自分本来のものが出せる?)そうでしょうね。僕は長く現役生活をやろうと思うんで、そうするとちょっと体重を下げ過ぎたかなとも思ってました。(改めてベルトについては?)今(チャンピオンが)いないっすからね。誰もいないんでトーナメントでも王座決定戦でもやらしてもらえるんだったらやりたいですよね。

 おそらくですけど…スーパー・ウェルター級のチャンピオンにアラゾフいがたじゃないすか。『コイツやべえぞ』って言って俺がウェルター級に下げたじゃないですか。そしたらジョーダン・ピケオーも俺の真似してウェルター級に下げてきたんですよ。ピケオーがウェルターでベルト獲るかどうか分からないですけど、タイトルマッチをやったら、多分スーパー・ウェルター級に戻してくるんですよ。だからちょっとびびってます。というか俺の真似するの汚くないすか? そしたらピケオーやったりますよ(笑)! 

(煽り映像については?)煽り映像はまだ全く何も考えてないっす。大阪なんで大阪観が強めの新喜劇的な感じをちょっとやりたいですね。(『ピケオーやったる!』と発言していたが、ピケオーが戻ってくるのを待ってからタイトルに絡む試合をしたい?)いや、いない方が良いっすよ(笑)。来る前に獲れるんだったら獲っちゃいたいですね。それでピケオーが戻ってきたら、ピケオーとやって『どうぞどうぞ』となるのか。『まだ早い』となるのか。だからとにかく僕はベルトが獲れれば良いんです。ピケオーはウェルター級のベルトをまず獲りに行くと思うんで、その前にちょっとスーパー・ウェルター級のベルトを獲らして欲しいですね。

(階級を戻してどこが変わる?)脂肪の乗りが違うじゃないですかね、多分2.5kg分気を抜くんで(笑)。でも本当にウェルター級は減量がきつかったんで。スーパー・ウェルター級では2週間とかで減量してたんですけど、やっぱウェルター級はだと1カ月半かけて減量してたんで。そう考えると全然違いますね。気の持ちようとかも全然違うんじゃないですかね。やっぱ現役を長く続けたいっていう自分の目標があるし、レジェンドにならないといけないので。40歳越えても最前線でやってるぐらいが面白いでしょう!」