2019.06.10

 6月10日(月)東京・ウィラサクレックフェアテックスムエタイジム三ノ輪にて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]で小澤海斗と対戦する鷹大が公開練習を行った。

 鷹大は今年4月のK-1 KRUSH FIGHT後楽園大会で、三輪裕樹をパンチでマットに沈めると「強いヤツなら誰でもいいんで、どんどんやらせてください」とアピール。K-1初参戦となる今大会では、フェザー級のトップファイター・小澤海斗と雌雄を決することになった。

 その注目の一番に向けた公開練習で鷹大はミット打ちを敢行し、ムエタイ仕込みの鋭いキックとシャープかつパワフルなパンチを披露。そして、現在のコンディションについては「疲れは溜まってきてますが、だいぶイイ感じです。当日は100\%に仕上げられそうですね」と好調ぶりをアピールした。

 K-1が現体制になって以降、ウィラサクレックジム所属の日本人選手として、初の本戦出場を果たす鷹大。「その反響は大きいですね、相手も相手なんで。たぶん、小澤選手もプレッシャーはあると思うんですけど、僕もプレッシャーはあるので負けられないです」と周囲の期待の高さを踏まえ、必勝を誓う。
 
 4月25日に行われた対戦カードの発表会見では、小澤に「誰だよ、こいつ?って感じなんですけど」と挑発的な言葉を向けられたが、「ウチの会長がずっと根に持ってるみたいです。僕より周りのほうが怒ってますね、小澤選手があんなこと言うから(苦笑)。がんばるしかないです」と苦笑いを交えながらコメント。

 同じ会見で小澤戦について「人生のターニングポイントだと思うので、これに勝って人生を変えたい」と意気込みを述べた鷹大は、あらためて「K-1はブランド。ムエタイを知らない人もK-1は知っていて、僕の周りでも観にきてくれる人がいるので」と千載一遇のチャンスに向けて気合いを示す。

 小澤は2019年からシルバーウルフに移籍しているが、それについて問われると「ファイトスタイルがガラッと変わったなって思います。知的に戦ってるなって。会見で『勝つことが全て』と言っていたので、それが試合に出てるのが観ていてわかります。手堅い試合をしてくると思いますけど、そこは楽しみです」と冷静に分析。

 そして自身の戦いかたについては「やっぱりインパクトを残すのが大事。SNSでも『小澤の相手、誰?』という意見は見たので、インパクト残さなきゃいけないのかなって思います」とアグレッシヴな戦いを予想させる一言。続けて、ここまでKrushで三試合をこなしてK-1ルールには手応えを感じていると語ると「あとは会場がでかいんで、その雰囲気に呑まれなければ」と意気込んだ。

 また、ムエタイとK-1での練習方法について問われると「全然違いますね。ヒジも首相撲もないと距離感が違うので、ミットの距離も変えてやってます」と明かした鷹大。しかし、ムエタイの優位性として「K-1の選手は蹴りに慣れてない印象があります。ゲーオでもゴンナパーでも、蹴りで相手の腕を壊したりするので。蹴りはムエタイのほうが凄いのかなって思います」と、ムエタイファイターとしての自信を垣間見せる。

 しかし、小澤の腕を壊す自信については「股関節が固くてミドルとハイが全然できないので練習中です」と苦笑いでかわし「ムエタイから来た以上、多少はミドルを蹴って『オッ!』って思わせないと。ぜひ、そこも注目してもらえたら」とコメントした。

 最後に「6月30日、この試合で自分の名前を売っていくので、期待してください」とファンにメッセージを送った鷹大。難敵との試練のK-1デビューを乗り越え、インパクトを残すことはできるか?