2019.06.10

 6月10日(月)東京・ウィラサクレックフェアテックスムエタイジム三ノ輪にて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」の「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R」で挑戦者・安保瑠輝也と対戦する王者 ゲーオ・ウィラサクレックが公開練習を行った。

 2017年6月野杁正明に敗れて一度は王座から陥落したものの、昨年11月の第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメントで復活の優勝を果たし、再びK-1の頂点に返り咲いたゲーオ。公開練習ではウィラサクレック会長に指示されて腕立て伏せを行うと、パンチ主体から徐々に鋭いミドル・ヒザ蹴りを連打するミット打ちを披露した。

 対戦カード発表会見後のインタビューでゲーオは「いつも試合前は2週間ぐらいしか練習しないのですが、今回は2カ月ぐらい練習します」と語っていたが、この日は「6カ月試合をしてなかったのでちょっと身体がなまっていましたが、コンディションは非常に良くて身体も絞れてきています。いつも本当は2週間以上練習していますし(笑)、試合まで1カ月半ほどあれば準備できるので助かります」とタイトルマッチに向けて身体を仕上げてきた。

 ゲーオはムエタイ時代からあまり組みを多用するタイプではなかったが、今回は身体を仕上げる段階で首相撲を重視していた。首相撲はK-1ルールで禁止されているが「首相撲は今でもやっています。身体を仕上げるために重要な練習です」と、今でも首相撲の練習は大事なルーティンとして続けている。

 珍しく「自分と戦う前に(瑠輝也が敗れている)ゴンナパーと戦って、勝ってから自分のところに来い」、「(瑠輝也の二段蹴りを)ぜひ頑張って当ててみてほしい」などと挑発的なコメントも連発していたゲーオ。

「ちょっと試合を面白くしたかったので、ああいった発言をしました」と真意を明かすと「瑠輝也選手の試合はスーパー・ライト級のものも含めて全て見ています。彼は背も高くてリーチも長い。パンチも強いと思います。彼の武器は全てを警戒しないといけない」と瑠輝也の実力を相当に警戒している。

 瑠輝也が「K-1旗揚げ戦の時のような最高のゲーオ選手と戦いたい」と発言していたlことを聞くと「今も私の動きはキレキレですよ。30日に試合をすれば分かるでしょう」と衰えはないと語り、瑠輝也の得意とする二段蹴りなどの大技については「そんな大技は見たことがないですね」と断言。続けて「瑠輝也をどうやって仕留めたいかイメージしているか?」と問われると「今回の試合は大事な試合だと思っていて、やはりKOしないといけないと思っています。どうやってKOするかは試合当日を楽しみにしててください」とKO勝利も宣言した。

 11月の王座決定トーナメントの前には引退をほのめかすような発言もあったが、現在は気力も充実し「40歳ぐらいまで試合をやりたい」と驚きのコメント。「できるだけ長くチャンピオンでいたい」と長期防衛にも意欲を見せた。最後に「皆さん当日は応援よろしくお願いします。6月30日は全力を出します」とファンにメッセージを送ったゲーオ。

 ベルト奪取に燃える挑戦者・瑠輝也を返り討ちし、これからもK-1の“強さの象徴”であり続けるのか?