2019.04.25

 4月25日(木)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、6月30日(日) 両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」の第二弾対戦カードが発表された。

 大沢文也とK-1初参戦・里見柚己のライト級のスーパーファイトが決まった。大沢は昨年12月のK-1ライト級世界最強決定トーナメントで準優勝に輝いたものの、今年3月の「K'FESTA.2」では篠原悠人に延長戦の末に惜敗。今回の一戦を前に「次の試合は勝ち負けどうのこうのは関係ない。自分でも納得できない試合だったら引退する」と不退転の覚悟を示した。

 対する里見はサウスポーから繰り出す強烈な左ストレートと飛びヒザ蹴りを武器とする注目の新鋭。昨年11月のKrush10周年大会ではメインイベンターに抜擢されると、ベテラン山本真弘を一撃KOでマットに沈めた。今回からライト級に階級を上げ、待望のK-1初出場を果たす。

 会見で大沢の覚悟を聞いた里見は大沢へのリスペクトを口にしつつ「ここはしっかり大沢選手に胸を借りるつもりでぶつかって、楽しんで両国を盛り上げたい」と真っ向勝負を宣言した。

里見柚己
「ちっちゃいころから夢に見ていたK-1の舞台に立てることを凄く嬉しく思います。今回からライト級に階級を上げたんですけど、一発目から大沢選手という、実力もある・めちゃめちゃ強い相手ですけど、自分もめちゃくちゃ気合いが入って燃えてます。初めてのK-1を思いっきり楽しんで、みんなに自分のことを覚えてもらって、これから一気に駆け上がりたいと思います。応援よろしくお願いします。

(対戦相手の印象は?)大沢選手の実力はファンの人もみんな分かっていると思うんですけど、自分は大沢選手の人間性の部分がとても好きです。何度も試合の会場でお会いしてるんですけど、大沢選手は後輩の面倒見が良くて慕われてるんだろうなって感じです。自分もK-1ジム横浜に所属していて、年齢は若いんですけどプロの中では年上なので、自分も後輩に慕われるような人になりたいです。

(階級を上げた理由は?)スーパー・フェザー級に上げた後もどんどん自分が体が成長しているってのもあって、前回は減量も凄くきつかったす。それが少しでも試合に出ちゃってたのかなと思って、減量して試合に駄目な影響が出るんだったら、それは違うなと思います。やっぱり自分が一番実力を発揮できるのが良いと思ってライト級に転向決めました。

(大沢の覚悟を聞いてどう思う?)個人的には大沢選手はとても好きなんで引退はしてほしくないんです(笑)。自分は初めてK-1に出ることになって、タイトル挑戦の経験もないし、まだまだ年齢も若いんです。でもそういう選手がK-1の会見の席に座ってスーパーファイトを組まれているのがとても嬉しいです。なのでここはしっかり大沢選手に胸を借りるつもりでぶつかって、楽しんで両国を盛り上げたいです」

大沢文也
「3月10日の『K'FESTA.2』で誰の記憶にも残らないようなショッパイ試合をしちゃったんで、声がかかった時はちょっとビックリしました。里見選手の試合は何度か見たことあるんですけど、上手いなって印象があるんで、けっこうなハイレベルな試合が出来たらなと思ってるんで、皆さん応援よろしくお願いします。(SNSでは次の試合に進退をかけると発言していたが、改めてどんな試合を見せて勝ちたい?)勝ち方は正直考えてないんですけど、正直次の試合は勝ち負けどうのこうの関係なしで、ちょっと自分でも納得出来なかったら引退します。

(4月のKRUSH後楽園大会で後輩の寺島輝がプロデビュー戦でKO勝ちしたことは大きな刺激になった?)皆さんも知ってる通り自分のジムの環境も色々変わってしまりました。どんな悪い環境でも大丈夫だっていうのを俺が3月10日に見せたかったんですけど、それが全然駄目で。それで後輩の寺島輝が見せてくれたんで、そういう面では凄い刺激になってますね。だから僕よりも皆さん、寺島輝をちょっと注目してください(笑)。

(里見の『自分も大沢選手のように後輩に慕われるような人になりたい』という発言を聞いて)嬉し過ぎて胸がドキドキしてます(笑)。今の里見選手のコメントのおかげで僕の高感度がグーンと上がっちゃいましたね。今そうやって言われて、後輩の面倒見が良いとか言われて凄い嬉しいんですけど、他の後輩全員どっかのジムに消えちゃっいました(苦笑)。

(里見の印象は?)里見選手の選手としての印象は本当にさっきも言った通り上手いなと思います。左ストレートと飛びヒザのイメージがあって、僕にちょっと似てるかなって思います。僕もカウンターファイターなんですけど、僕のスタイルのキレイバージョンかなって思います。

(納得出来なかったら引退すると発言していたが、どういう試合だったら納得出来る?)例えばこの間の3月10日の試合は本当に納得出来なくて。今回の6月30日の両国は、別に派手にKOするとか上手さを見せるとかでもないです。ちょっと自分でも本当に分かんないですけど、試合が終わった後に『よし、ちゃんとやった!』と思えたら現役を続行できますけど、この間みたいな試合をしたら本当に辞めるってマネージャーにも言ってあります。だから次は大丈夫です。3月10日は駄目だったんですけど、6月本当に期待しててください。

(『K-1で駆け上がる』と発言している里見に言いたいことは?)『まだまだK-1のリングは甘くねえぞ』って言いたいんですけど、俺はそこまでの選手じゃねえなって思ってるんで(笑)。(地元に近い両国で試合が出来ることはどう思う?)凄いチケット売ろうと思って、試合が正式発表される前から友達に『次は両国で試合するっぽいからチケットよろしくねー』と言ったら、すでに僕から買う前に地元の友達大量にチケットを買っちゃってて。僕が声がけしなくても周りのみんなは両国に来てくれます」