2019.04.12

 4月12日(金)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、6月30日(日) 両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」の第1弾対戦カードが発表された。

 今大会では8選手参加によるワンデートーナメントとして「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」の開催が決定した。トーナメントには現K-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹をはじめ、K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級王者の玖村将史、3月の「K'FESTA.2」で金子晃大と激闘を演じた玖村修平ら7選手がエントリー、最後の一枠は4月19日「K-1 KRUSH FIGHT.100」で行われる[K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ]王者・晃貴vs挑戦者・隼也ウィラサクレックの勝者がエントリーする。(なお出場が期待された金子晃大は3月の試合後に右手の骨折が発覚し、トーナメントは欠場となる)

 海外勢は既にK-1で活躍しているアレックス・リーバスを筆頭に、タイからは昨年12月のK-1大阪大会で武居由樹と接戦を繰り広げたヨーブアデーンに勝利した実績のあるペッパンガン・モー.ラタナバンディット、アルメニアの超攻撃型ファイターとして知られるサンベル・ババヤン、シナ・カリミアンに続いてK-1での活躍を目指すイランのサデック・ハシミが名を連ね、ワンデートーナメントでスーパー・バンタム級世界最強の座を争う。

[K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント/3分3R・延長1R]
(1)玖村将史vsペッパンガン・モー.ラタナバンディット
(2)晃貴or隼也ウィラサクレックvsサンベル・ババヤン
(3)武居由樹vsアレックス・リーバス
(4)玖村修平vsサデック・ハシミ

[K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]
(1)一回戦(1)の勝者vs一回戦(2)の勝者
(2)一回戦(3)の勝者vs一回戦(4)の勝者

[K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント・決勝/3分3R・延長1R]
準決勝(1)の勝者vs準決勝(2)の勝者

 会見には既に出場が決定している日本人3選手と、4月にKRUSH王座とトーナメント出場権を争う晃貴と隼也の計5選手が出席し、それぞれトーナメントへの意気込みを語った。各選手のコメントは以下の通り。

ペッパンガン・モー.ラタナバンディット(メッセージを代読)
「今回K-1への参戦が決まり、タイ以外で試合をすることも初めてなので、出場が決まって嬉しかった。今からワクワクしている。今回のトーナメントでは絶対に自分が優勝できると思っているし、ムエタイのレベルの高さを日本のファンに見せるつもりだ。K-1のリングで自分はスターになる」

玖村将史
「今回K-1初参戦でしかも世界トーナメントということで、むっちゃワクワクしてます。一回戦の相手がヨーブアデーン選手に勝ってるタイ人ってことでホンモノやと思うんで、しっかりホンモノを倒して優勝したいと思います。(兄弟対決の可能性についてはどう考えている?)本当はやりたくはないんですけど、世界一を決めるために兄を倒さなければいけないんだったら仕方ないかなと思います。決勝は兄が上がってきてくれると思うんで、僕もしっかり上がって、卜部兄弟より盛り上がるような兄弟対決をして、6月の両国大会で一番面白い試合をしようと思います。(これから練習はどうしていく?)練習は一緒にやります。

(対タイ人ということでどういうふうに戦う?)蹴りは絶対強いんで、タイ人に蹴り勝てたら本物かなと思うんで、蹴りで倒せるように練習します。ムエタイ選手でもK-1で活躍するのは難しいんやぞって、K-1はそんなに甘くないんやぞってところをタイ人に思い知らせたいと思います。(このトーナメントで自分がこれだけは絶対に負けないというものは?)倒すパワーは負けてないなと思います」

サンベル・ババヤン(メッセージを代読)
「軽量級で世界トップレベルの選手たちが集まるK-1への出場が決まって、本当に嬉しく思っている。自分は絶対に下がらない好戦的なファイターだ。自分の拳に自信を持っているし、日本で輝けるような試合をするので楽しみにしていてほしい。トーナメントで誰と戦うことになっても、全員マットに沈めるつもりだ」

晃貴
「今回K-1スーパー・バンタム級の世界トーナメントという大チャンスをいただいたんですけど、来週の試合に勝たないと出られないんで、来週の試合にしっかり勝って、トーナメントに出て盛り上げます。(改めて来週のタイトルマッチへの意気込みや仕上がりは?)体調はばっちりですね。自信もありますし、しっかり勝ってこのトーナメントに出ます。(トーナメントを見据えてどういう戦いをしたい?)自分はずっとKO狙ってるんで1RKO狙って、このトーナメントにばっちりな状態で出ます。(このトーナメントで自分がこれだけは絶対に負けないというものは?))自分は気持ちが強いなと思ってるんで、このトーナメントで気持ちの強さを見せたいです」

隼也ウィラサクレック
「このメンバーに選ばれるかはまだ分かんないんですけど、とりあえず19日に絶対チャンピオンになって、バンタム級のチャンピオンとしてこのトーナメントに出て優勝します。(改めて来週のタイトルマッチへの意気込みや仕上がりは?)コンディションもめちゃめちゃ良いんで、19日は絶対勝つと思うんで、チャンピオンになってトーナメントに出ます。(トーナメントを見据えてどういう戦いをしたい?)強いチャンピオンじゃないとこのトーナメントにはふさわしくないと思うんで、19日は圧倒的に勝ってチャンピオンになって、僕がK-1にふさわしい選手だということをみんなに分からせたいですね。(このトーナメントで自分がこれだけは絶対に負けないというものは?)スピードがこの中でも一番だと思ってます。相手は階級上の選手達なんで、バンタム級は軽いんですけどスピードで圧倒したいと思います」

アレックス・リーバス(メッセージを代読)
「『K'FESTA.2』は欠場になってしまったが、トーナメント出場のチャンスをくれたK-1には本当に感謝している。トーナメントでは武居と戦いたいと思っていた。俺は武居よりも色んな面で優れていると思うし、それを今回の試合で証明したいと思っている。前回以上に強くなった俺の姿を楽しみにしていてくれ」

武居由樹
「一回戦から相手がリーバス選手で、他にも強い選手が揃っていて、ここ最近では本当に一番モチベーションが上がっています。自分はまだK-1は背負うような選手にはなれていないんですけど、6月の両国は僕がK-1を背負う気持ちで優勝を目指して頑張るので、応援よろしくお願いします。(王者としてワンデートーナメントに臨む気持ちは?)今回はチャンピオンとしての責任を持って、前回(第2代王座決定トーナメント)と変わらず、挑戦する気持ちは忘れずに優勝を目指します。(「K-1を背負う気持ちで」と発言していたが、それは武尊選手が出ないことも意識している?)それもありますし、やっぱり自分の階級のトーナメントなので。自分が主役なんで、自分が背負う気持ちでいます。

(以前は日本人は自分1人で7人の世界の強豪を迎え撃つトーナメントをやりたいと言っていたが?)その時はまだ日本人選手がそんなに揃ってないと思って言ったんですけど、今はもう若い選手達がスーパー・バンタム級を盛り上げてくれてて、みんな強そうです(笑)。(玖村将史選手が「決勝には兄が上がってくると思う」と発言していたが?)自分が頑張ります。まあでも本当に海外の選手もみんな強いと映像を見て思ったし、日本人が決勝まで上がれるか分かんないメンバーだったので、みんな頑張りましょう(笑)。

(武尊選手が出ないことについてどのように感じている?)ここ最近はほとんど武尊選手と一緒に出場してたんですけど、今回本当に久しぶりに一人でというか、武尊選手が出ない状況で出場します。自分も3試合やるつもりでいるので、その3試合で武尊選手の1試合を超える気持ちでいます。(このトーナメントで自分がこれだけは絶対に負けないというものは?)何も負けてないです。(あえて決勝戦で戦いたい相手を挙げるとすれば?)正直リーバスが一番やりたかった選手で、決勝戦は別に誰でも、上がってきた選手が一番強い選手と思うので、その強い選手を倒して自分が優勝します」

サデック・ハシミ(メッセージを代読)
「同じイラン出身のシナ・カリミアンの活躍を見て、ずっとK-1は憧れの舞台だった。このようなチャンスをもらえてうれしい。トーナメントには強い選手しかいないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。まだみなさんは私のことを知らないと思うが、インパクトのある試合をして、イラン人として2人目のK-1チャンピオンになりたい」

玖村修平
「K-1の世界最強を決めるトーナメントに出場できるということで凄く光栄に思います。でも皆さんが見たかったのは武居選手vs金子選手でしょう。僕は前回金子選手に負けてしまいましたが、金子選手が欠場ということで、試合には負けましたが僕が勝負に勝ったんじゃないかなって思ってます。僕が準決勝に上がれば武居選手とも戦えるんで、このトーナメントにしっかり人生かけて挑みたいと思ってます。僕が優勝したら、次の大会で金子選手にリベンジさせてもらいたいなと思ってます。応援よろしくお願いします。

(兄弟対決の可能性についてはどう考えている?)弟はK-1 KRUSH FIGHTの王者で、このトーナメントでは決勝で武居選手と僕の弟がやるという予想が多いと思うんですけど、僕が武居選手にしっかり勝って、弟と決勝戦で世界最強の兄弟喧嘩をしたいなと思ってます。世界一になるには兄弟で争わないといけない、弟を倒せないといけないということは、他の兄弟では出来ないと思うし、K-1では卜部選手の兄弟対決がみんな記憶にあると思うんですけど、それを超えた最強の兄弟喧嘩をしたいなと思ってます。(これから練習はどうしていく?)まあ基本的な生活は今までと変わらないですね。一緒に練習して、一緒に調整して、そのまま試合に挑みたいと思います。

(武居との対戦については?)ずっと僕はこの1年間アピールしてきたんですけど、武居選手、僕のこと知ってくれてますか? (武居がうなずくと)ありがとうございます。まあこんな感じで腰も低くてかわいらしい感じなんですけど(笑)、僕は武居選手がこの階級で世界で最強だと思ってます。前に金子選手と戦った時に言いましたけど、僕たち3人(武居・金子・玖村)は同い年で、このトーナメントに出てる選手はみんな若いですけど、この世代でまた盛り上げて、武尊選手の次を僕と武居選手2人で争いたいと思ってます。実力はもちろん素晴らしい最強の選手だと思うんですけど、その選手を超えて僕がスターになろうかなって思ってます。

(このトーナメントで自分がこれだけは絶対に負けないというものは?)言葉では表せないような泥臭さというか、気持ちと根性では負けてないと思ってます。あとは僕が一番しゃべれるなと思ってるんで、質問は僕にしてください(笑)。(外国人で一番警戒している選手は?)弟と対戦するタイ人選手も警戒してるんですけど、逆に僕が一回戦勝てば、武居選手とリーバス選手の試合がどうなるかなというのが一番警戒していて、そこが一番注目してます。

(先ほど武居選手は世界最強だと言っていたが、しゃべりの方は?)しゃべりは負けてないかなと思います(笑)。まずは実力世界最強の武居選手を、僕の泥臭さで倒したいと思ってます。(玖村選手はイケメンとして話題になっているが、対戦相手のルックスは?)怖いでしょ?初めに顔見て『コワッ!』と思いました。あと背がめちゃめちゃ高いんで。この階級で175cmってめちゃめちゃ高いので。僕は170cmで一番高いかなと思ってたんですけど、上から怖い人が見下ろしてくるんでそこは警戒したいです」