2018.12.31

 1月26日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.97」の[初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R]で杉本仁と対戦する俊雄のインタビューを公開!

──11月の試合は残念な結果(植村真弥に判定負け)に終わってしまいましたが、どこが反省点だったと分析されていますか?

「前回の試合は失敗というよりは良い経験になりました。初めての減量で体重を落とし過ぎて、ベストの状態に持っていく調整があまり上手く行かなかったです。次はしっかり体重も増やして、試合のタイミングで落としてリカバリーするというのをしっかりやっていこうと思います」

──トーナメントの前にクルーザー級(-90kg)で試合をして、色んなことが分かりましたか?

「そうですね。前回の試合であれだけパンチをもらっても、そんなに効いたパンチはなかったです。クルーザー級でやるならば、一発ハイキックとかもらっちゃうともちろん倒れるでしょうけど、パンチはもらってもそんなに怖くないかなと感じたので、勝負していけるなって自覚はあります」

──自分の動きの中で良かったところや伸ばせると思ったところはどこですか?

「自分の中では遠い距離で戦っている分には、多分誰とやっても勝てると思ってます。やっぱり勝負事なので、絶対に距離が近くなることが3R中に1回はあると思うんです。その近い距離で今後どうしていくか。それを今しっかり対策を練って、考えて戦っていこうかなと思ってます」

――トーナメント一回戦で対戦する杉本選手にはどんな印象を持っていますか?

「パンチも蹴りも出来るし、一回戦から強い選手と出来て、全力を試せると思います。杉本選手とはそんなに相性悪くないとは思うので、徹底的に杉本選手には付き合わない試合をして勝ちたいと思います」

──今回はトーナメントということでタイトルに絡むチャンスでもあります。ベルトやタイトルについてはどんなお気持ちですか?

「他の選手はKrushにずっと出続けていて、今回のKrushのタイトルを獲りたいという選手ばかりだと思います。自分としてはKrushに出ている重量級の日本人選手が一堂に揃う試合だなと思うので、手っ取り早いかなという感じですね。この中で勝ち上がった人間がKrushのクルーザー級で一番強いと思うし、K-1のタイトルに絡むチャンスをもらえるトーナメントだなと思います。Krushのベルトが獲れるということは格闘技のキャリアにおいても一番大事なことだと思いますし、それ以上に今回は自分への挑戦としてしっかり挑めればなと思ってます」

──このトーナメントを格闘家人生のターニングポイントにしたいですか?

「そうですね。下馬評では杉本選手かK-Jee選手が優勝候補だと思いますが、僕はそんなに差はないと思っています。何を言っても試合で結果を出してこその発言だと思っているので、1回戦でしっかり杉本選手を倒して、次はK-Jee選手が上がってくるでしょうから、そこもしっかり戦って勝ちたいです」

──記者会見でもお話されていましたが、弟さんの不慮の事故が試合前にあったということで、特別な気持ちはありますか?

「今までは格闘技が好きでやってたし、自分の中でも好きなものとして捉えていました。でも弟が交通事故で亡くなって、実は亡くなった日の朝にトーナメントのオファーがあったんです。最初はやっぱり『試合に出ている場合じゃないのかな?』と思ったんですけど、周りの声であったり、記者会見の日をずらしていただいた関係者の方への感謝の気持ちもあります。

 僕はKrushに出させてもらって勝ったこともないのに、最初は自分はこのトーナメントに出る権利はないと思ってました。でもせっかくいただいたオファーだし、弟もずっと僕を応援してくれていて『お兄ちゃんもやっとKrushに出られるようになった』と友達に自慢していたって話を聞いて…。僕は弟にかっこ悪いところしか見せられなかったし、もう亡くなってしまって試合を見せることはできないんですけど、このトーナメントで優勝して、Krushのベルトを巻いてお墓参り出来ればなと思ってます」