2018.12.28

 12月27日(木)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~」の第1弾対戦カードが発表された。

 K-1ライト級王者・卜部功也の初防衛戦の相手が林健太に決まった。今年3月の「K'FESTA.1」で王座に就いた功也は、12月のK-1大阪大会で開催されたライト級世界最強決定トーナメントに出場予定だったが、無念の負傷欠場。そのトーナメントで優勝した林が功也の持つベルトに挑戦することになった。

 功也と林はK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属の同門になる。しかし林は今年3月からスパーリング以外は別のジムで練習を続けており「所属としては同門だけど、あまり同門という感じはしない。全力でベルトを獲りにいく」と宣言。

 対する功也も過去に同門対決(vs梶原龍児)、さらには卜部弘嵩との兄弟対決を2度経験しており「普通に(試合が)できるかなという感じです。僕の中ではデビューして10年、ずっとトップでやってきたプライドもありますし、何がなんでも勝ってやるという気持ちもある」と力強く語った。

林健太
「ここ(対戦カードのパネルを指して)見てもらったらわかるんですけど、K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTのあとに、今回からFSG(エフ・エス・ジー)がつくことになりました。これは今自分が練習しているフライスカイジムの略で、今は二つのジムに所属してがんばってます。今回、功也くんとタイトルマッチが決まって。まあ、昔から先輩ですけど、大阪の一夜明け会見でも話したとおり、今はあまりKRESTには行ってなくて、同門という感じはしてないので全力でベルトを取りにいきたいと思います。

(対戦相手のファイターとしての印象は?)功也くんはパーフェクトなファイターやなって思います。みんな、9割勝たれへんやろとか、勝てるイメージがせえへんとかよう言われるんですけど、ファイターとしてだけじゃなく一人の男として悔しいですよね。そんなこと言われるのは。自分は奥さんと子どもがいて、仕事しながら練習していて、家族となかなか会う時間もなくて。子どもに『パパ、ずっと家いないね』って言われるので、そこまで言わせといて負けたらアカンやろという気持ちでやっています。こないだもほんまにがんばって結果が出たので。ほんまにがんばる男は強いんやぞっていうのを功也くんにリングの上で見せてやりたいですね。

(トーナメント優勝を踏まえて、いまの自信は?)もちろん、自信にはなりましたけど、トーナメントで3試合やったメンバーと功也くんはレベルが違うと思っているので。でも、マジほんまにがんばるんで。たぶん、僕の拳は相当怖いと思います」

卜部功也
「前回の大阪大会で後輩の林健太が優勝して。本当だったら僕もそこに出場するはずだったんですけど、ケガで出れずに悔しい気持ちでそのトーナメントを見ていました。でも健太は3試合ともすばらしい試合をして勝ち上がってトーナメントを優勝して、挑戦者としてふさわしいと思っています。でも絶対に負けられないですし、(ベルトを)渡す気はないので、ドッシリかまえて横綱相撲をしたいと思います。

(林選手は同門という感じはしてないということだが?)そうですね……。まあ、僕にとっては同門ですよね、後輩です(笑)。KRESTの前のジムから一緒ですし。けっこう長いですね、健太のことを知って。健太のお兄ちゃんの林将多も僕と同世代ですし、そこはK-1甲子園の世代ですし。昔から知ってたんで、やっぱり気持ちとしては複雑ですけど。まあ、今のK-1ジム総本部の梶原龍児代表とも戦ってますし、なんと言ったってウチの兄とも二回戦ってますし、もうそれ以上のことはないかな、と。なので、慣れたかなという感じです。なので、ふつうにできるかなという感じです。

(対戦相手のファイターとしての印象は?)気持ちが強くて、覚悟を持っていて。本当にすばらしいファイターだなと思っています。だけど、僕も3月でデビュー10年になります。ずっとトップ戦線を走ってきたという自負があるので、僕の中では。プライドもありますし、何がなんでも勝ってやるっていう気持ちは本当にあるので。あとはいまの現状に満足してないので、もっともっと強くなりたいし、こんなとこにいちゃダメだなと思っているので。自分の理想に近づくようにがんばるだけです。

(ケガの状況は?)ケガはだいぶよくなりました。通っている治療院の先生にがんばってもらって、本当に丁寧にやってもらって。ふくらはぎの状態もだいぶよくなって。スパーリングもやってますし、おもいっきり蹴りも蹴れますし。あとは1月くらいにちょっと海外に行って、そこでスイッチ入れて。今回のタイトルマッチに向けて追い込もうと思います」

 ライト級王者とライト級世界最強決定トーナメント優勝者。互いをよく知る両雄が、大舞台でいよいよ雌雄を決する。