2018.12.04

 12月4日(火)東京・K-1ジム五反田にて、12月8日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される「スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で野杁正明と対戦する松岡力が公開練習を行った。

 4月のKrush後楽園でK-1参戦経験のある山際和希を撃破。続く7月の中国遠征でも強豪ティエ・インファに勝利し、実績をあげて野杁戦に抜擢された松岡は蹴り主体のミット打ちを公開。左右のローキックをひたすら全力で打ち込んでいった。松岡によれば試合でもローキックをポイントにしたいという。

「野杁くんがローを効かされたところを見たことがない。あまりローをカットするタイプじゃなくて、自分の身体で受け止めてる感じで、足を見ても太いんで(ローは)効かなさそうなんですけど、そこを初めて効かせたらかっこいいかなと。僕はフルスイングでローを蹴るので、一発いい角度で入ったら効くと思います」

 また野杁との対戦にあたって「前に前にプレッシャーをかけてくるので、それに負けない身体を作ってきました。判定だったら野杁くんは上手いんで勝たせてくれない。倒しにいこうと思ってます」。しかし対策らしい対策はこれくらいで、あとは思い切っていくだけだという。

「野杁くんが強いんでプレッシャーはあまりないですね。弱い相手とやるよりはいい。今のK-1で一番強い相手だと思っているんで。正直、策はないです。やってみないと分からない。強いのは分からない。ぶっつけ本番ですよね。研究しても、それがはまらなかった時が一番ダメなので。相手がどうきても対応できるようにはやってきました」

 11月のK-1さいたま大会ではジョーダン・ピケオーvs木村“フィリップ”が行われるなど、このところウェルター級(-67.5kg)戦線が激化。この野杁vs松岡も上位戦線の今後を占う重要な一戦となる。

 そんな状況に、松岡は「みんな階級上げてきて…どっか行ってほしいんですけどね」と苦笑い。「今回、野杁くんとやってみてダメだったらミノルくん、(久保)優太さんに投げます」とも。今回、早めの調整で減量がうまくいっていることもあり「(ウェルター級が)難しかったらスーパー・ライト級(-65kg9に下げようかな」と言う。

 とはいえ「世界一の選手」と認める野杁との対戦は大チャンスで「勝って飛躍したい、負けるイメージは全然ないです」という意気込みも。京都出身だけに、大阪大会では地元の応援も味方につけることができる。同時に「良くも悪くも会場の雰囲気には左右されないタイプなんですけど」とも語っており、いずれにしてもプレッシャーなしで自分の能力をぶつけることができそうだ。

「Krushに上がるようになってから、全部の試合でローを効かせた感触がある」と松岡。野杁との大一番でも、異名通りの“デンジャラスロー”を叩き込めるか?