2018.12.03

 12月3日(月)千葉の菅原道場にて、12月16日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.96」の[Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・大岩龍矢と対戦する王者・島野浩太朗が公開練習を行った。

 6月に郷州征宜を下して、第7代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた島野。王座戴冠劇から約半年ぶりのKrush参戦で大岩との初防衛戦を迎えた。

「防衛戦が決まって、ここまで出来る準備を重ねて来ました。仕上がりはいい感じです。自分がやることは変わりませんが、自分がKrushのベルトを持っている選手なんだという自覚だったり、気持ちの質はベルトを獲ったことで変わりました。今まで以上に真剣集中して日々を過ごせてきたと思います」。そう話す島野は公開練習として3分1Rのミット打ちを披露。これまで何人ものファイターを沈めてきたパンチはもちろん、左右のミドルキックやヒザ蹴りも繰り出して、オールラウンダーぶりを見せた。

 島野にとってKrushのベルトは2011年の初参戦時から長年ずっと追いかけて続けてきたものだ。防衛戦としてはもちろん、Krushで試合をすることそのものに特別な想いがある。

「Krushのベルトは一番の目標にしていたベルトなので何が何でも渡せない気持ちがあります、また自分の中でKrushの試合に出ること自体が特別で、その一試合にすべてをぶつけるという気持ちの方がベルトを守る気持ちよりも大きいです。

 僕が初めてKrushの試合を生で見たのが20009年に山本真弘選手と“狂拳”竹内裕二先輩が試合をした大会でした。あの大会を見た時に全身が熱くなるような感覚があって、そこから竹内先輩と菅原会長がKrushで戦う姿を近くで見ていて、いつか自分も必ず(Krushに出たい)という想いで過ごしてきたので、今の気持ちもその延長の延長戦にある感じです。Krushは試合をする度に特別な想いがつまった場所だといつも思っています。

 僕自身、Krushの試合を見て、今まで過ごしてきた時間がひっくり返るような気持ちになりました。そのリングで試合をするということは見ている人に何かを感じてもらえる試合じゃないといけない。僕は日々その気持ちを持って準備しています」

 挑戦者の大岩については「身体も強いし、技もなんでもできて一選手として強い。Krushのベルトを獲るために上京して、ベルトに対する想いも強い選手だと思う。今年は4連勝しているのもあるし、強敵だと思います」と分析する島野。

 大岩からは「自分はKrushのベルトを獲ってK-1を目指している。Krushのことしか考えていない島野選手とは志が違う」という言葉も飛び出したが、島野は「自分がどんな想いをしてKrushのベルトを獲ったか。それが3分3Rすべて出ることになる」と静かに闘志を燃やしている。

「選手はそれぞれモチベーションがあるし、試合までにどう過ごすかは違います。自分の場合はこの一戦でどういう試合をするかがすべて。大岩選手はこのタイトルマッチをクリアして、次はK-1という目標があると思うけど、自分はこの防衛戦に向けてどういう準備をして、どういう試合をするのか。自分はこの一戦にすべてをぶつけて、今までやってきた色々な想いを形にしたいと思います。初防衛戦で僕がどんな想いをしてKrushのベルトを獲ったかを見せたい。それが3分3Rすべて出ることになると思うので、試合に向けて残りの時間を準備したいです」

 今大会は2018年の最終戦であり、この試合が一年を締めくくる試合になる。「年内最後のKrushのメインでどういう試合を求められているか。どんな試合をすべきかはたくさんイメージしている」という島野は「前大会で10周年を迎えたKrush。この試合が2018年最後の試合になると思いますが、今まで準備してきたすべて、Krushに対する想いをすべてぶつける試合にするので注目お願いします」とファンにメッセージを送った。