2018.11.22

 11月21日(水)後楽園ホールにて「Krush.95」が開催された。今大会はKrush旗揚げ10周年記念大会として行われ、タイトルマッチ中心の普段の大会とは一味違う対戦カードが並んだ。

 そんな10周年記念大会のセミファイナルでは第3代Krushウェルター級王者の牧平圭太が渡邊俊樹と対戦。渡邊は山本優弥率いる優弥道場の一員。優弥と言えば牧平の広島時代の先輩であり、牧平と第3代Krushウェルター級王座を争った相手でもある。

 実績・キャリアでも34戦の牧平vs6戦の渡邊という図式の試合だったが、1Rに渡邊がパンチで先制でダウンを奪う波乱の幕開け。牧平も2Rに左ハイキックでダウンを奪い返し、3Rは牧平が執念のローキックで前に出て、渡邊も足元がふらつきながらもパンチで応戦。判定では牧平に軍配が上がったものの、渡邊の健闘が光る一戦だった。

 そしてメインイベントでは10年前のKrush旗揚げ戦に出場し、「Krushライト級グランプリ2009」を制するなど華々しく活躍したレジェンド・35歳の山本真弘が登場。スーパー・フェザー級の新鋭・20歳の里見柚己と対戦した。

 1Rは互いにスピーディでテンポよい攻防を繰り広げた両者だったが、2Rに里見が左ストレートを当ててペースを掴み、最後も狙いすました左ストレートで山本をKO。見事なKOでメインを締めた里見は「若い世代が活躍して、しっかりKrushを盛り上げる」と宣言した。

 また今大会では第2代Krushスーパー・ライト級王者 寺崎直樹の引退セレモニーも行われた。周囲・家族への感謝の言葉を述べた寺崎は「僕は負けが多くて全然いい選手じゃなかったんですけど、負けたくない気持ちだけで戦ってチャンピオンになれました。今日負けてしまった選手でも諦めず続けていればチャンスがいつか来るのと思います」と現役ファイターたちにメッセージを送った。

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